マリママのパン作り

パン作りに関して、なんでもお話しましょう!

何とかして~っ!

2011-10-19 23:24:50 | 手作りパン

 夫と二人で、よなよなジムに出かけた。

最近、コレステロールを気にする夫を、週に2度ジムへ連れて行く。

 そのせいか、先日の検査も数値が良かったようで。

一人で行く方が気が楽なのだが、これもお務めと自分を言い聞かせている。

 さて、ジムでお風呂も済ませて帰宅すると。

門の前にある階段の中ほどに、何やら大きな葉っぱが落ちている。

我が家の泰山朴の葉が、枯れて丸まっているのかと思いきや。

ジワジワと移動しているような・・・・・。瞳を凝らしてじっと見ると、長細い先っちょに触角が・・・・。

な・何と!巨大なナメクジやないのこんなん見たことない

体長12cm 以上はある巨大ナメクジが、じわりじわりと階段を横断しようとしていたのだ。

奈良に移り住んでン十年、巨大クモやムカデを見た事は数あれど。

ナメクジとは

 後から来た夫が踏んでしまわないように呼びかけたら、夫もびっくり。

「葉っぱ、ちゃうんんか~!何じゃこれ~っと叫ぶ。

 あんまり珍しいので、駆除していいかどうか思い悩み。家に入ってからパソコンで調べた。

「山なめくじ」だそうな。

山野にいるそうで(なるほど裏は山だ)、

「冬期以外のナメクジは、農作業や園芸において植物を食い荒らし、直接的な被害をもたらす事が多い。また、その見た目や、家屋への侵入から不快害虫としての側面や、実際に寄生虫や病原菌の宿主となっている場合もあり、さまざまな駆除方法が考案されている。」とあった。

 う~ん。デカイだけで駆除するのは、少し可哀そうだったが。寄生虫がいるとなると、猫ちゃん達が遊んで食べてしまうとも限らず。

家にあった「なめじごく」と言う駆除剤をふりかけてはみたが・・・。さして気にとめる風でもなく、ナメクジはゆるゆると進んでいく。

 家に戻り、割り箸を出して夫に「これでナメクジを挟んで、ビニール袋に入れて~と命じた。

「え~っ!私、そんなんやりたない!君、やって!と、抵抗したが。

「私も嫌っ!軟体動物は苦手やねん!猫ちゃん達が食べたらどーすんのよっ!の言葉に、仕方なく夫は立ちあがった。

 門の外の階段で、ゆるゆる進むナメクジを前に。二人で暫し固まる・・・・・。

「早く、つかんで!」と、夫をせきたてる。

夫は箸をナメクジに近づけるが「う・うおおっ!うおぉっ!う、うおぉっわっ!と奇声を発するばかりで、一向に捗らない。

後で聞いたら、「相手がどんな反応を示すか分からんかったんや~」という訳だったそうで。

夫にしたら、ナメクジをつついたら、飛びかかって反撃されると思ったんだろうね。そんな、アホな・・・・。

その後も、「おぉっ!う・うおぉ~っ!私、こんなん嫌いや~っ!と玄関先で叫ぶ夫の。

背中を「さっさと、やって!そんな大声出して、近所迷惑やんか!とバシバシ叩く鬼嫁。

しかも、夜中だよ。時すでに。

ご近所の皆さま方は、何事かと思っていたに違いないが。

 とにかく、やっとビニール袋に入れて捕獲。それをまたビニール袋に入れて、裏のゴミ箱に。二人で、茫然自失状態・・・・・。

 翌日、友人にその話をしたら。

「裏の山に逃がしてあげたら良かったのに・・・・

 ほんとよね、ただデカイだけで駆除されるなんて・・・と、胸が痛んだ。

今度同じ種族に出会ったら、勇気を振り絞り裏山に逃がそう。

怖いけど・・・・・。

コメント
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