株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(1.8.08)

2008-01-07 16:41:30 | 明日のモニタリング銘柄
まず今日の市況です。

・日経先物:OSC39%(前日比-1%)
・シカゴCME:14510円(大証、イーブニングセッション比-10円)
・日経平均:OSC43%(前日比-1%)
・マザーズ指数:OSC38%(前日比-1%)
・ヘラクレス指数:OSC45%(前日比-1%)
国債先物:OSC37%(前日比-7%)
・ドル・円:109.16円(前日比+56銭)6時半現在
NYダウ:OSC31%(前日比+2%)

NYダウは何とか11月26日の安値を回避。OSCも+2%の31%と上げてのプラ転。崖っぷちで残っております。CMEも大証とほぼ変わらず。今日は日本市場が少し切り返す日か。(8日朝6時半、追記)

いやはや、新年早々大変な相場展開です。

先物が15時前に14600円に迫る反発を見せ、現物株は引けにかけて明日への期待をつなぐ上げ方をして終了しておりますが、その後15時に入ってからは、先物がまたまた大暴れ。ほぼ一直線に14430円の本日安値まで到達。

もう先物の動きなど見てられません。「勝手にしなよ!」、と叫びたいところですが、先物の名の通り、相場の先行きに強い影響力を持っているのは否めない事実です。

しかし、ご覧の通り、200円ほど押されはしておりますが、何とかこれ以上の激しい下落には歯止めがかかったような状態です。

注目すべきは、日本国債の今日の値動きです。朝こそ前日比1、11円高く始まりましたが、その後はじり貧で、終値比では+1.01円ではありますが、OSCを37%にまで落としております。これは明日は売り込まれる(金利は上昇)を示唆しております。その分、株式市場がリバウンドを見せるのではないかと思います。それに為替も場が引けてからジリジリと円安方向へと引っ張られております。

そうしたことからも、今晩のNY市場次第では、とりあえずのリバウンド局面が明日は訪れることでしょう。そのNYダウですが、4日にOSCが29%まで急落し、8月15日に並んでおります。今晩は、モーメンタムが更に悪化しても、12724ドルの11月26日の安値を死守できるかどうかが、とりあえずの焦点です。

そこで明日のモニタリング銘柄です。2つに層別して銘柄を列挙するにとどめます。

テクニカル用語の簡単解説

【OSCが押されすぎ】
 明日更に押されたところからの反発狙い。値段は抵抗線。これが破られると一旦様子見。

1.6666リバーエレテック 35%(-16%)、990円。
2.5566中央電工 32%(-5%)、875円。
3.8703カブドットコム証券 33%(-10%)、129K。

【OSC&売買指数のコンバージェンス】
 OSCが上昇しながら売買指数が低下している銘柄。明日の押し目からのリバウンド狙い。数字は抵抗線。これが破られると一旦様子見。

1.8732マネーパートナーズ 95100円。
2.3715ドワンゴ 288K。
3.6762TDK 7790円。
4.5855アサヒプリテック 2820円。
5.5480冶金工業 680円。
6.6217津田駒工業 302円。
7.6804ホシデン 1522円。
8.5563日本電工 610円。
9.1518三井松島 227円。
10.8771イーギャランティ 174K。

以上です。

持ち越しは、4617中国塗料の919円と9022JR東海の901Kの買いの2点のみ。

しかしJR東海は今日はプラ転すれば買いと決めておりましたが、引けにかけてその兆候が見えるや否や、もの凄い買い上がりでした。最後は何と781株の買いです。

リニア新幹線に絡んでここまで売り込まれてきましたが、これはかなり先の話です。チャンスとばかりに売り方が調子に乗って売り込んだため、12月28日にはOSCで何と23%にまで下落。4日が24%で回復の兆しが見え、今日はここまで戻してもまだ28%です。次の戻しの節目は945Kです。25MAラインは112万円あたりですが、ここまで戻すことはないでしょう。945Kを楽々越えてしまえば一旦100万円の奪還まではいく可能性はありと見ております。日足などご覧下さい。もの凄い下落ぶりです。

こうしたオーバーシュート気味の株のリバウンド局面で狙うのも、今年の戦術の1つとしたいと思います。

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千鳥足で反発中

2008-01-07 11:13:11 | 株に出会う
やはり、基本的な相場の位置取りとしては、4日の大発会で巨大鼠がいきなり出没して、肝を冷やした方々が必死の売りをかけすぎたお陰で、今日はシカゴCME付近で寄りついてからは、一時14700円まで先物が戻すなど、予想通りの反発となっております。

しかし、前場の終りにまた-100円の14560円まで戻されるなど、上げるとは言っても、何せ今年の鼠は体躯が良い割には、足腰が心許ないらしく、すぐに腰折れるようです。酉(トリ)年ならば、タイトルにあるような千鳥足という絶好の言葉が日本語にはあるのですが、ネズミ年ですので「稚鼠足」となります。つまり、稚拙な鼠の足どり、といったところです。

つまり、まだヨタヨタしているのが今日の前場です。これが後場にプラ転すれば結構な買いも入るのではと思います。何とか、各市場ともOSCを上げておりますので、今日の揉み合いから明日の最後の押し目でのプラ転、ないしは、今日のNYが100ドル以上も戻せば、明日の寄り付きあたりが買い優勢の日となるのではないかと思います。

前場は4617中国塗料やら5310東洋炭素を売買しましたが、前場の引けに中国塗料を921円で買い直した玉だけをホールド中。持ち越しの4519中外製薬は後で買い戻すつもりで1561円で損切りしたのは、チョイと早計だったようです。

為替も109円を回復しているようですし、一応最悪期は脱したのではないかと思います。今日の引けまでに、先物がこのままシカゴCMEを上回って推移してくれればの条件付きです。
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