後場は前場終了時の予想通りの下落基調でした。
最初に、オシレーター値と値動きの推移を見ておきます。(OSC4層分析)
注:①から③に件数が移動するに従い、相場環境の改善を示唆しております。④は中立。
日付の後の( )内の数字はその日の日経平均の前日比。
①OSCが前日同値以下&終値が前日安値と同値かそれ以下で終了
②OSCがコンバージェンス&前日比マイナス引け
③OSCが前日以上&プラス引け
④いずれにも該当せず
1月11日(-277円)①133件②19件 ③9件 ④43件
1月15日(-138円)①155件②11件 ③8件 ④30件
1月16日(-468円)①97件 ②58件 ③21件 ④28件
1月17日(+279円)①5件 ②12件 ③171件④16件
1月18日(+78円) ①4件 ②15件 ③154件④31件
1月21日(-535円)①26件 ②4件 ③6件 ④167件
1月22日(-753円)①179件②17件 ③5件 ④2件
1月23日(+256円)①12件 ②10件 ③143件④37件
1月24日(+264円)①5件 ②17件 ③169件④12件
1月25日(+536円)①5件 ②6件 ③181件④12件
1月28日(-541円)①114件②4件 ③7件 ④76件
1月29日(+391円)①17件 ②1件 ③48件 ④134件
1月30日(-133円)①46件 ②45件③63件 ④45件
見事に4つに分かれました。これは一体何を表すのかチョイと解釈に悩むところです。今晩のFRBの利下げに期待している人も、不安に思っている人も、逡巡している人も、均等に存在するということかも知れません。②が増えているのは良い兆候ですが、前日の上げ過ぎの反動かも知れません。強気・弱気が交錯している状態かと思います。
次に各市場の位置取りです。
・日経先物:OSC40%(前日同値)
・日経平均:OSC44%(+3%)
・TOPIX:OSC48%(+2%)
・マザーズ指数:OSC36%(前日同値)
・ヘラクレス指数:OSC43%(前日同値)
・国債先物:OSC33%(+2%)
・NYダウ:37.47ドル安、OSC61%(-2%)1月31日追記
・シカゴCME:13395円(大証夕場終値比-35円)同上
・ドル円:106円49銭(-64銭、円高)同上
国債先物はこれから上げる気配だし、株式市場はOSCで見る限り反転しそうな雰囲気だし、両者の綱引きが真っ盛りというところです。NYダウのOSCが昨日で63%にも達しておりますので、今晩反落する可能性が高まっておりますが、もう一段の上昇から、少々間をおいての下落のシナリオを筆者は有力と見ております。
「FRBがオーバーナイト金利をカットしても、信用収縮を止められないかもしれない。結局、信用バブルはアラン・グリーンスパンの元でFRBが徐々に金利を引き上げていた10年間で、もう制御不能に陥っていた。ノーベル賞受賞者のエコノミストであるジョセフ・スティグリッツが言うとおりに、FRBは「糸を押しているようだ。」(フィナンシャルタイムズ、1月30日付け) 筆者注:糸は押しても全く効き目がない。
この信用バブルの隠された問題が更に出てくるのではないかと市場は怯えており、金利の下げによって収拾を図ろうとする政府とFRBの感度のなさが、今回の年末年初の世界的な大暴落を招いてしまったのでしょう。
しかし、一部には今週の雇用統計がすばらしい結果となる可能性が高まっているとの、同じフィナンシャルタイムズの論調もあるようです。
まあ、今週を過ぎればそれなりの方向性が見えるかと思います。
明日のモニタリング銘柄ですが、ここまで紙幅を使いすぎました。簡単に銘柄の列挙だけとします。地合次第で一斉に同じ方向へとどうせ行くでしょうから。
1.9432日本電信電話
2.4503アステラス製薬
3.3402東レ
4.6762TDK
5.3107ダイワボウ
6.4296ゼンテック・テクノロジー
以上です。持ち越しは御法度の今日決算発表銘柄、4543テルモだけ。ごく普通の決算ですので、買わなくても良かったのかも。。。
最初に、オシレーター値と値動きの推移を見ておきます。(OSC4層分析)
注:①から③に件数が移動するに従い、相場環境の改善を示唆しております。④は中立。
日付の後の( )内の数字はその日の日経平均の前日比。
①OSCが前日同値以下&終値が前日安値と同値かそれ以下で終了
②OSCがコンバージェンス&前日比マイナス引け
③OSCが前日以上&プラス引け
④いずれにも該当せず
1月11日(-277円)①133件②19件 ③9件 ④43件
1月15日(-138円)①155件②11件 ③8件 ④30件
1月16日(-468円)①97件 ②58件 ③21件 ④28件
1月17日(+279円)①5件 ②12件 ③171件④16件
1月18日(+78円) ①4件 ②15件 ③154件④31件
1月21日(-535円)①26件 ②4件 ③6件 ④167件
1月22日(-753円)①179件②17件 ③5件 ④2件
1月23日(+256円)①12件 ②10件 ③143件④37件
1月24日(+264円)①5件 ②17件 ③169件④12件
1月25日(+536円)①5件 ②6件 ③181件④12件
1月28日(-541円)①114件②4件 ③7件 ④76件
1月29日(+391円)①17件 ②1件 ③48件 ④134件
1月30日(-133円)①46件 ②45件③63件 ④45件
見事に4つに分かれました。これは一体何を表すのかチョイと解釈に悩むところです。今晩のFRBの利下げに期待している人も、不安に思っている人も、逡巡している人も、均等に存在するということかも知れません。②が増えているのは良い兆候ですが、前日の上げ過ぎの反動かも知れません。強気・弱気が交錯している状態かと思います。
次に各市場の位置取りです。
・日経先物:OSC40%(前日同値)
・日経平均:OSC44%(+3%)
・TOPIX:OSC48%(+2%)
・マザーズ指数:OSC36%(前日同値)
・ヘラクレス指数:OSC43%(前日同値)
・国債先物:OSC33%(+2%)
・NYダウ:37.47ドル安、OSC61%(-2%)1月31日追記
・シカゴCME:13395円(大証夕場終値比-35円)同上
・ドル円:106円49銭(-64銭、円高)同上
国債先物はこれから上げる気配だし、株式市場はOSCで見る限り反転しそうな雰囲気だし、両者の綱引きが真っ盛りというところです。NYダウのOSCが昨日で63%にも達しておりますので、今晩反落する可能性が高まっておりますが、もう一段の上昇から、少々間をおいての下落のシナリオを筆者は有力と見ております。
「FRBがオーバーナイト金利をカットしても、信用収縮を止められないかもしれない。結局、信用バブルはアラン・グリーンスパンの元でFRBが徐々に金利を引き上げていた10年間で、もう制御不能に陥っていた。ノーベル賞受賞者のエコノミストであるジョセフ・スティグリッツが言うとおりに、FRBは「糸を押しているようだ。」(フィナンシャルタイムズ、1月30日付け) 筆者注:糸は押しても全く効き目がない。
この信用バブルの隠された問題が更に出てくるのではないかと市場は怯えており、金利の下げによって収拾を図ろうとする政府とFRBの感度のなさが、今回の年末年初の世界的な大暴落を招いてしまったのでしょう。
しかし、一部には今週の雇用統計がすばらしい結果となる可能性が高まっているとの、同じフィナンシャルタイムズの論調もあるようです。
まあ、今週を過ぎればそれなりの方向性が見えるかと思います。
明日のモニタリング銘柄ですが、ここまで紙幅を使いすぎました。簡単に銘柄の列挙だけとします。地合次第で一斉に同じ方向へとどうせ行くでしょうから。
1.9432日本電信電話
2.4503アステラス製薬
3.3402東レ
4.6762TDK
5.3107ダイワボウ
6.4296ゼンテック・テクノロジー
以上です。持ち越しは御法度の今日決算発表銘柄、4543テルモだけ。ごく普通の決算ですので、買わなくても良かったのかも。。。