今日の前場の引けにかけての先物主導の強烈な下げで、皆さん必死の思いで防空壕にでも逃げ込みましたか?
朝方は比較的常識的な動きだったんです。
今日上がるべき株はそれなりに上げていたし、最初の14400円割れの押し目でもきちんとリバウンドの買いが入っていたし。
やはり10時頃は何らかの変化が起こりますね。後場は2時頃。その10時頃に今日3度目の先物の14500円越えが打ち落とされると見るや、後はチョイと戻しては崖へと突き落とし、少し這い上がって来た時に手を差しのべるふりをし、そして、力をふり絞っての最後の買い方が現れるや、そこには非情にも、チョイとした引っ張り強度しかない、紙製のロープしかもやは残されておりませんでした。
その紙製のロープに我先にと逃げ惑う餓鬼達が殺到したから、これはたまったものではありません。あっという間に、そのロープは切れ、すがりついていた多数の餓鬼を奈落へと突き落としてしまったのです。
筆者は、この過程で寄り付きからしとやかな振る舞いを見せていた1518三井松島を、「出遅れ銘柄」と思いこんで226円で仕込みました。その後ジリジリと形勢が悪くなるので、思い切って221円で損切りしましたが、その後、あのロープの悲劇が襲いました。
そこで止しておけば良いものを、今日180Kなら買いなどと、根拠が薄弱な予想を立てていた4296ゼンテック・テクノロジーを、リバウンドに遅れてはならじと、180Kではなく、185Kあたりの早買いに打って出てしまったのです。確かに少しはそこで揉み合いましたが、ここで例のロープが切断されました。
ここは三井松島の「経験」が少しは役だったようです。-3Kでかろうじて命からがら脱出。後から思うと、180Kと決めていたのなら、急落場面を目の当たりにしたなら、少し下目で指しておくのがいわば定石でした。
いやはや、相場の一瞬先は闇です。その闇にまぎれて、こうした純和風やら純洋風だか知りませんが、物陰にこっそりと隠れて息を潜めている妖艶なお方に、ついついうぶな筆者は捕まってしまったという顛末です。
これがもっと大人しい株であれば、筆者の逃げ足が少しは勝っていたでしょうが、ジャングルでも綺麗な色をした植物ほど毒が隠されていると言います。そもそも、そうしたジャングルに、よりによって、今日のような天候不順の日に獲物を求めて彷徨い出た筆者が迂闊だったという他はありません。
他には勢いが良かった5310東洋炭素を7540円で買いました。こちらは今日はまっとうな株です。皆さんの上げ期待度が高かった分、今回の急落局面でも比較的おっとりと、お公家さんのような風情でたたずんでおりましたので、何とか+30円で薄利撤退できました。
まあ、後場は一体全体、14200円の例の節目を死守できるのかどうか、とりあえずその帰趨を見極めるまでは、奈落の底に横たわる死屍累々たる光景に、皆さん茫然自失の状態かと思います。
これでもまだ日経平均のOSCは39%も?あります。今回は14000円割れで32%くらいまで落とされないと、この顛末の落とし前はつきそうにありません。
朝方は比較的常識的な動きだったんです。
今日上がるべき株はそれなりに上げていたし、最初の14400円割れの押し目でもきちんとリバウンドの買いが入っていたし。
やはり10時頃は何らかの変化が起こりますね。後場は2時頃。その10時頃に今日3度目の先物の14500円越えが打ち落とされると見るや、後はチョイと戻しては崖へと突き落とし、少し這い上がって来た時に手を差しのべるふりをし、そして、力をふり絞っての最後の買い方が現れるや、そこには非情にも、チョイとした引っ張り強度しかない、紙製のロープしかもやは残されておりませんでした。
その紙製のロープに我先にと逃げ惑う餓鬼達が殺到したから、これはたまったものではありません。あっという間に、そのロープは切れ、すがりついていた多数の餓鬼を奈落へと突き落としてしまったのです。
筆者は、この過程で寄り付きからしとやかな振る舞いを見せていた1518三井松島を、「出遅れ銘柄」と思いこんで226円で仕込みました。その後ジリジリと形勢が悪くなるので、思い切って221円で損切りしましたが、その後、あのロープの悲劇が襲いました。
そこで止しておけば良いものを、今日180Kなら買いなどと、根拠が薄弱な予想を立てていた4296ゼンテック・テクノロジーを、リバウンドに遅れてはならじと、180Kではなく、185Kあたりの早買いに打って出てしまったのです。確かに少しはそこで揉み合いましたが、ここで例のロープが切断されました。
ここは三井松島の「経験」が少しは役だったようです。-3Kでかろうじて命からがら脱出。後から思うと、180Kと決めていたのなら、急落場面を目の当たりにしたなら、少し下目で指しておくのがいわば定石でした。
いやはや、相場の一瞬先は闇です。その闇にまぎれて、こうした純和風やら純洋風だか知りませんが、物陰にこっそりと隠れて息を潜めている妖艶なお方に、ついついうぶな筆者は捕まってしまったという顛末です。
これがもっと大人しい株であれば、筆者の逃げ足が少しは勝っていたでしょうが、ジャングルでも綺麗な色をした植物ほど毒が隠されていると言います。そもそも、そうしたジャングルに、よりによって、今日のような天候不順の日に獲物を求めて彷徨い出た筆者が迂闊だったという他はありません。
他には勢いが良かった5310東洋炭素を7540円で買いました。こちらは今日はまっとうな株です。皆さんの上げ期待度が高かった分、今回の急落局面でも比較的おっとりと、お公家さんのような風情でたたずんでおりましたので、何とか+30円で薄利撤退できました。
まあ、後場は一体全体、14200円の例の節目を死守できるのかどうか、とりあえずその帰趨を見極めるまでは、奈落の底に横たわる死屍累々たる光景に、皆さん茫然自失の状態かと思います。
これでもまだ日経平均のOSCは39%も?あります。今回は14000円割れで32%くらいまで落とされないと、この顛末の落とし前はつきそうにありません。