今日の市場、特に先物の動きには全くしてやられました。
前場終了後のブログに、投資顧問会社が勝手に「陰の極み」だとプロパガンダしていたと書きましたが、その投資顧問会社に残念ながら負けてしまいました。
しかし、この今日の先物の分足をもう一度見て下さい。13時までの篩い落としが実に見事です。
こうなると、ここ数日で何か前兆があったのではないかと、ふとライブドアショックの時を思い出しました。その時はOSCのコンバージェンス件数が前兆だったのです。
今、こうして書いている最中は、そのデータが当たっているのかどうかは定かではありませんが、とりあえず、何か見つかるかどうか検証してみます。対象は毎日銘柄を少しずつ入れ替えながらモニタリングしている、現在登録済の計204銘柄です。
①OSCが前日同値以下&終値が前日安値と同値かそれ以下で終了
②OSCがコンバージェンス(前日比マイナス引け)
③OSCが前日以上&プラス引け
204銘柄について、①、②、③のサインがハッキリと出た件数を、1月11日、15日、16日、そして17日の4日間についてトレースして見ました。その結果、
1月11日---①133件 ②19件 ③9件
1月15日---①155件 ②11件 ③8件
1月16日---①97件 ②58件 ③21件
1月17日---①5件 ②12件 ③171件
今日、1月17日は③が圧倒的なのは自明のことですが、それに至る3日間で何がキーポイントかを推定すると、
★①の件数が急減すると同時に②の件数が顕著に増加、③も増加していること。★
とりわけ、②のコンバージェンス件数が、OSCの本来の性格から言って、翌日の上げを示唆しますので、重要なファクターとなります。
この傾向は、日経平均や先物のOSCを見ていても分かりません。市場トータルとしてのOSCは少しずつ下げていたのです。ところが、こうして統計的に見ると、昨日は今日の押し目からの上昇を明らかに示唆していたことになります。
このコンバージェンス件数の増加は、一昨年のライブドアショックの時に同様に計算した結果とも符合します。時は流れても、反転の息吹を感じる要素は変わっていなかったことになります。
今日は204銘柄についての上記の統計をとるのに時間を要してしまいましたので、明日のモニタリング銘柄は休みます。市場の見えない動きをいち早く察知することの重要性を再確認できただけで収穫です。
持ち越しは前場の急落局面で損ぎった6217津田駒工業の引けにかけての247円での買いのみです。狼狽売りしてそれより高く買い戻すという、全くもってみっともないことをしてしまいました。(この会社は1月24日に本決算がありますので注意。)
1月18日補足:
・NYダウ:OSC39%(-1%)
・シカゴCME:13365円(大証比-375円)
・日経リンク債ノックイン価格:13328円あり。
・為替ドル円:106.6円(1円2銭円高、OSC39%で-2%)
今日も荒れそうですね。
前場終了後のブログに、投資顧問会社が勝手に「陰の極み」だとプロパガンダしていたと書きましたが、その投資顧問会社に残念ながら負けてしまいました。
しかし、この今日の先物の分足をもう一度見て下さい。13時までの篩い落としが実に見事です。
こうなると、ここ数日で何か前兆があったのではないかと、ふとライブドアショックの時を思い出しました。その時はOSCのコンバージェンス件数が前兆だったのです。
今、こうして書いている最中は、そのデータが当たっているのかどうかは定かではありませんが、とりあえず、何か見つかるかどうか検証してみます。対象は毎日銘柄を少しずつ入れ替えながらモニタリングしている、現在登録済の計204銘柄です。
①OSCが前日同値以下&終値が前日安値と同値かそれ以下で終了
②OSCがコンバージェンス(前日比マイナス引け)
③OSCが前日以上&プラス引け
204銘柄について、①、②、③のサインがハッキリと出た件数を、1月11日、15日、16日、そして17日の4日間についてトレースして見ました。その結果、
1月11日---①133件 ②19件 ③9件
1月15日---①155件 ②11件 ③8件
1月16日---①97件 ②58件 ③21件
1月17日---①5件 ②12件 ③171件
今日、1月17日は③が圧倒的なのは自明のことですが、それに至る3日間で何がキーポイントかを推定すると、
★①の件数が急減すると同時に②の件数が顕著に増加、③も増加していること。★
とりわけ、②のコンバージェンス件数が、OSCの本来の性格から言って、翌日の上げを示唆しますので、重要なファクターとなります。
この傾向は、日経平均や先物のOSCを見ていても分かりません。市場トータルとしてのOSCは少しずつ下げていたのです。ところが、こうして統計的に見ると、昨日は今日の押し目からの上昇を明らかに示唆していたことになります。
このコンバージェンス件数の増加は、一昨年のライブドアショックの時に同様に計算した結果とも符合します。時は流れても、反転の息吹を感じる要素は変わっていなかったことになります。
今日は204銘柄についての上記の統計をとるのに時間を要してしまいましたので、明日のモニタリング銘柄は休みます。市場の見えない動きをいち早く察知することの重要性を再確認できただけで収穫です。
持ち越しは前場の急落局面で損ぎった6217津田駒工業の引けにかけての247円での買いのみです。狼狽売りしてそれより高く買い戻すという、全くもってみっともないことをしてしまいました。(この会社は1月24日に本決算がありますので注意。)
1月18日補足:
・NYダウ:OSC39%(-1%)
・シカゴCME:13365円(大証比-375円)
・日経リンク債ノックイン価格:13328円あり。
・為替ドル円:106.6円(1円2銭円高、OSC39%で-2%)
今日も荒れそうですね。