株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(1.9.08)

2008-01-08 16:15:50 | 明日のモニタリング銘柄
まず今日の市況です。

・日経先物:OSC32%(前日比-7%のダイバージェンス)
・シカゴCME:14405円(大証イーブニング比-155円)9日7時追加
・日経平均:OSC42%(前日比-1%)
・マザーズ指数:OSC38%(前日比と同値)
・ヘラクレス指数:OSC43%(前日比-5%のダイバージェンス)
・国債先物:OSC38%(前日比+1%)
・ドル・円:108.93円(前日比-23銭)9日7時更新
・NYダウ:OSC29%(前日比-2%)9日7時追加

今日も先物による篩い落としがありました。前場の弱気モードから一転、後場はいきなりプラスで始まり14570円まで急騰。しかし、そこからは今の相場ですから、一気に上を窺うような勢いはありませんでした。

再度前日比マイナスに沈みましたが、前場に付けた14400円割れは回避。よく見ると下値を切り上げているのが分かります。

そして、14時過ぎからは示し合わせたように、2段ロケットを発射。14500円の節目で一旦戻された後、3段ロケットが発射され、後は上空で巡航速度で浮遊。結局+80円高の14540円で終了。

久々に後場の終盤にかけての買い上がりを見ました。特にマザーズなどの新興市場はこの先物の動きに勢いづいたようです。もっとも、後場の始めの頃までは2167ウェブマネーを監視しておりましたが、この株は13時前からの先物の篩い落としに逆行して、少々の押し目を挟みながら25本移動平均を上回って、上空へと飛び立っていきました。ここでおかしいぞ、と新興市場の動きを察知しなければなりませんでしたが、筆者はいつものことの買い上がりであり、そのうちひっくり返されるのではと、3789ソネットを見ながら勝手に思いこんでおりました。

そのソネットも引けにかけてあれだけ重かった300Kの100枚以上の売り板のかなりの部分を食い散らかして終了。

今晩NYが連チャンで切り返せば、明日は更に押し目を挟みながら勢いづくのは確実の情勢になってきております。

そんな雰囲気を一応察知して、引け際に4519中外製薬、9793ダイセキを仕込みました。イビデンも指し値を入れてありましたが、これは約定せず。

と言う訳で、かなり明るい兆しが見えてきましたが、銘柄により新興市場も主力市場もかなり濃淡があります。完全に置いてきぼりのような銘柄は、こうした先物主導の切り返し局面でもあまり反応せず。特に新興市場は出来高が多い人気銘柄に偏っております。そこは注意しながら、明日のモニタリング銘柄です。

今回は、リバウンド局面に入ったという前提で、今日控えめにOSCを上げて良い形で終了しているものと、更にOSCで大きく押されて明日の押し目狙いの銘柄の2つのカテゴリに分けて列記してみます。

テクニカル用語の簡単解説

【OSCが順調に切り返している銘柄】
 地合が良いという前提ですが、明日は押されて今日の安値を割り込むようなことがあれば諦めます。今日は地合が悪かったので、安値を割り込んでから買っておけば正解だったモニタリング銘柄が多かったですね。( )内は買いの範囲

1.3843フリービット(307K~326K)
2.7751キヤノン(4880円~4940円)
3.5302日本カーボン(416円~437円)
4.6269三井海洋開発(2895円~2975円)
5.4548生化学工業(1112円~1131円)
6.6330東洋エンジニアリング(507円~521円)
7.5563日本電工(608円~635円)

【OSCが大きく押されすぎ銘柄】
 今日の安値を割り込んでも、そこから反発に転じるまではじっくりと待ちます。

1.6907ジオマテック(1020円~1170円)
2.5310東洋炭素(7260円~7680円)
3.6222島精機(4700円)

以上です。NYダウの結果を踏まえて、明日の早朝にもう一度、シカゴのCMEとともにアップデートする予定です。 

NYダウは大幅安。電話料金やインターネット料金の不払いが急増とのこと。これは酷い状態ですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

重症の酸欠状態か?

2008-01-08 11:22:57 | 株に出会う
前引けにかけて、先物がプラス転していきましたが、まだ14500円を大きく回復できず、寄り付きに短期筋の利鞘狙いの買いが比較的活発だったのですが、その後が続かず、チョイと先物の下げに見舞われると、途端に意気消沈したかの状態にほとんどの銘柄が陥っているようです。

あたかも、金魚鉢の水を長いこと取り替えないでいると、金魚が酸欠状態になり水面上でパクパクし出しますが、それに似た現象と言えるでしょうか。

もしや、どなたさんかが、今年の干支のあの鼠を、まさか間違えて水槽に入れたのではあるまいね?

昔、筆者の家には鼠が沢山天井裏に生息しており、台所あたりにしかけたねずみ取りにかかった鼠を近くの川に連れて行って「窒息死」させるのが、筆者の当番でした。今思うと少々かわいそうなことをしたものです。今は、たまに飼い猫が取ってくる鼠がまだ息がある場合は、近くの草むらに連れて行って放してやりますが、そんなことで、昔の罪がなくなる訳でもありません。

さすがに、今日の相場はそこまでむごいことにはなっていないようです。たまにパクパクとしているからです。と言うことは、相場はまだ死んではいない、何かをきっかけにして蘇生するだろう、ということは言えそうです。

但し、今年の鼠はどうもその巨体にもかかわらず、地中深くに潜りすぎているようなのです。昨日、人間様が同様に地中に縦穴・横穴を深く・長く掘りすぎて、不本意にも窒息死なさったようですが、今年の鼠もそうした傾向があるようです。

チョイと暗雲がまだ漂っているのは、各市場のOSC値が下落していることです。日経平均は-3%の40%、マザーズ指数は-4%の34%、ヘラクレス指数は-8%の40%です。NYダウがOSC29%から反転しております。日経平均も11月12日の31%という値に比べて、まだ下落余地があることを示しております。逆にマザーズ指数は、そろそろ30%前半の底値に近づいております。これが先導役になって今週のどこかで反転するのかも知れません。

そのためには鼠達を何とかして地上に連れ出す必要があります。このままでは窒息死が免れません。しかし、中旬には欧米の金融機関の決算が控えているようです。筆者の見立てでは100兆円に及ぶ損失のその一端がまたまた露呈されると見ております。これでは、いくら地球温暖化で地表の温度がポカポカ陽気に変わっても、地中奥深くで冬眠状態同様の鼠達は騙されて出てくることはあるまいに。

持ち越しは利確しましたが、9022JR東海は朝方のマイナス圏での揉み合い状態に、目眩ましに遭いました。912Kの早売り鼠もいいところでした。

ところで思い出しました、M厚生大臣は何と「鼠男」とのニックネームだそうですね。そう言えば、何となく顔立ちをよく見ると、そのような雰囲気はあります。しかし、鼠は鼠でもこちらは結構な資産家鼠のようです。どうして大学教授あがりの人間が、そうも資産が溜まるのか、是非開陳を請う次第。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする