後場はまたかとヒヤッとしましたね。前場終了時に昨日の先物オプションの手口から下値目途として12750円あたりと書きましたが、これを見事に突破。そこで止まると思いきやさらに下へオーバーランし12620円まで行きました。
北極グマが突如出現し、氷上で束の間の休息を取っていた方々もびっくり仰天、雨あられでした。後場の始めから逃げ惑う方々が、まるで野良猫の喧嘩のように、チョイと毛に触れただけで、もう敵も味方も分からなくなり、髪を振り乱して安全地帯へと避難する有様でした。筆者は幸い高台に避難しておりましたので難を逃れました。
何しろ氷上だけに、あまり安全地帯がなく、のんびりと昼休みをとっていた方々の多くは、筆者が前場に警告?した、身を隠す穴がまだ用意できていなかったようです。はからずも自らの重みで氷上に墓穴を掘ってしまった方々につつしんで哀悼の意を表します。
さて、何が起こるのか全く分からない相場となってきました。最初に先週から取っている例のデータを確認しておきましょう。
①OSCが前日同値以下&終値が前日安値と同値かそれ以下で終了
②OSCがコンバージェンス&前日比マイナス引け
③OSCが前日以上&プラス引け
④いずれにも該当せず
1月11日---①133件 ②19件 ③9件 ④43件
1月15日---①155件 ②11件 ③8件 ④30件
1月16日---①97件 ②58件 ③21件 ④28件
1月17日---①5件 ②12件 ③171件④16件
1月18日---①4件 ②15件 ③154件④31件
1月21日---①26件 ②4件 ③6件 ④167件
1月22日---①179件 ②17件 ③5件 ④2件
1月23日---①12件 ②10件 ③143件④37件
いきなり反発してしまいましたね。確かに③が多いのですが④がまた増えております。これだけ見ても明日はどうなるのか示唆するものは何もなさそうです。
次に市場のテクニカルな位置取りです。
・日経先物:OSC27%(+3%)
・日経平均:OSC34%(+4%)
・マザーズ指数:OSC36%(+4%)
・国債先物:OSC47%(-4%)
・為替:ドル円106.8円(31銭円高)-24日終値
・NYダウ:OSC51%(+15%)
・シカゴCME:13110円(大証比+250円)
一夜明けたら風景一変。昨日の雪化粧がよかったのか?しかし、NYリバウンドし過ぎ。各市場ともテクニカルの方向性には素直に沿っておりました。
形の上では順調に反転軌道に入ってきております。国債も2日連続でOSCがマイナスとなり、今日は価格も4日ぶりに11銭だけですが下落しております。債券への逃避のトレンドは弱まったと見ることができます。
そこで明日のモニタリング銘柄ですが、市場は実に天の邪鬼に出来ております。今日の上げ相場で一体①や②の銘柄などあるのか?という疑問がわくと思いますが、それがあるのです。例えば、3236プロパストは②、トコトン売り込まれた1412チャイナ・ボーチーは①、このところ好調だった6871日本マイクロニクスは①、先週蘇ったかに見えた5310東洋炭素が①といった具合です。
今日は不動産銘柄の不振が目立ちました。マンションの売れ行きが大きく落ちているという報道はいかにも逆風ですね。
そこで、今日は③の中から、まだ反発が弱かったものを売買判断指数100%以下で、前日のそれよりも低いものを選んでみます。このパターンはマイナス引けであっても、翌日の押し目からの反発は意外と見込めるようです。OSCも低いほど良いようです。今日はプラス引けの銘柄である③からの抽出です。
結果だけです。銘柄の右はOSC値、その隣は売買判断指数
1.3858ユビキタス 47% 69%
2.2167ウェブマネー 37% 43% ★
3.3859シナジーマーケティング 40% 39%
4.6255エヌピーシー 46% 70%
5.6256ニューフレアT 34% 44% ★
6.2148アイティメディア 40% 33%
7.2150ケアネット 34% 44% ★
8.3856エイチアイ 41% 41%
9.3843フリービット 44% 69%
10.2413ソネットM3 48% 45%
11.8936リプラス 39% 52%
12.8703カブドットコム 29% 67%
13.2461ファンコミ 37% 61%
14.2127日本M&Aセンター 41% 39%
15.2126GCA 53% 67%
16.2497ngiグループ 45% 31%
17.8801三菱地所 46% 63%
18.8604野村ホールディングス 36% 69%
19.4901富士フイルム 44% 53%
20.7751キヤノン 36% 54%
21.7269本田技研 39% 79%
22.6501日立 37% 57%
23.5411JFE 40% 60%
24.2914日本たばこ産業 48% 69%
25.7974任天堂 47% 95%
26.4063信越化学 33% 86%
27.6492岡野バルブ 50% 42%
28.4080田中化学研究所 39% 50%
29.4755楽天 42% 22%
30.6432竹内製作所 43% 48%
31.8601大和証券 43% 47%
32.5405住友金属工業 46% 57%
33.6581日立工機 40% 59%
34.5333日本碍子 48% 67%
35.6967新光電気工業 36% 40% ★
36.9104商船三井 40% 79%
37.9843ニトリ 47% 74%
38.4062イビデン 46% 69%
39.4548生化学工業 33% 63%
40.8929船井財産C 45% 50%
41.8868アーバンコーポ 37% 46% ★
42.8874ジョイントコーポ 41% 50%
43.5727東邦チタニウム 32% 60%
44.5726大阪チタニウム 36% 33% ★
45.5855アサヒプリテック 31% 68%
46.6217津田駒工業 37% 53%
47.6330東洋エンジニアリング 32% 29% ★
48.6767ミツミ電機 37% 72%
49.6463帝国ピストン 36% 73%
50.5202日本板硝子 33% 54%
51.4617中国塗料 33% 72%
52.6315TOWA 43% 92%
53.6727ワコム 36% 47% ★
54.4307野村総研 43% 80%
55.1518三井松島 33% 57%
56.7014名村造船所 47% 66%
以上です。いやはやこんなにあるとは思いませんでした。途中で投げ出す訳にもいかずそのまま作業を続行しました。あまりに多いので、OSC30%台以下、売買判断指数も50%以下の銘柄に★を最後に付けておきます。通常の相場だと、このサインが2日連続で出た場合はかなりの確率で翌日反騰しております。今回はいかにこの間に痛めつけられた銘柄が多かったかが分かります。そのトラウマから今日これだけ上げても、先物の動向により非常に弱気な投資家が多いことを窺わせます。
北極グマが突如出現し、氷上で束の間の休息を取っていた方々もびっくり仰天、雨あられでした。後場の始めから逃げ惑う方々が、まるで野良猫の喧嘩のように、チョイと毛に触れただけで、もう敵も味方も分からなくなり、髪を振り乱して安全地帯へと避難する有様でした。筆者は幸い高台に避難しておりましたので難を逃れました。
何しろ氷上だけに、あまり安全地帯がなく、のんびりと昼休みをとっていた方々の多くは、筆者が前場に警告?した、身を隠す穴がまだ用意できていなかったようです。はからずも自らの重みで氷上に墓穴を掘ってしまった方々につつしんで哀悼の意を表します。
さて、何が起こるのか全く分からない相場となってきました。最初に先週から取っている例のデータを確認しておきましょう。
①OSCが前日同値以下&終値が前日安値と同値かそれ以下で終了
②OSCがコンバージェンス&前日比マイナス引け
③OSCが前日以上&プラス引け
④いずれにも該当せず
1月11日---①133件 ②19件 ③9件 ④43件
1月15日---①155件 ②11件 ③8件 ④30件
1月16日---①97件 ②58件 ③21件 ④28件
1月17日---①5件 ②12件 ③171件④16件
1月18日---①4件 ②15件 ③154件④31件
1月21日---①26件 ②4件 ③6件 ④167件
1月22日---①179件 ②17件 ③5件 ④2件
1月23日---①12件 ②10件 ③143件④37件
いきなり反発してしまいましたね。確かに③が多いのですが④がまた増えております。これだけ見ても明日はどうなるのか示唆するものは何もなさそうです。
次に市場のテクニカルな位置取りです。
・日経先物:OSC27%(+3%)
・日経平均:OSC34%(+4%)
・マザーズ指数:OSC36%(+4%)
・国債先物:OSC47%(-4%)
・為替:ドル円106.8円(31銭円高)-24日終値
・NYダウ:OSC51%(+15%)
・シカゴCME:13110円(大証比+250円)
一夜明けたら風景一変。昨日の雪化粧がよかったのか?しかし、NYリバウンドし過ぎ。各市場ともテクニカルの方向性には素直に沿っておりました。
形の上では順調に反転軌道に入ってきております。国債も2日連続でOSCがマイナスとなり、今日は価格も4日ぶりに11銭だけですが下落しております。債券への逃避のトレンドは弱まったと見ることができます。
そこで明日のモニタリング銘柄ですが、市場は実に天の邪鬼に出来ております。今日の上げ相場で一体①や②の銘柄などあるのか?という疑問がわくと思いますが、それがあるのです。例えば、3236プロパストは②、トコトン売り込まれた1412チャイナ・ボーチーは①、このところ好調だった6871日本マイクロニクスは①、先週蘇ったかに見えた5310東洋炭素が①といった具合です。
今日は不動産銘柄の不振が目立ちました。マンションの売れ行きが大きく落ちているという報道はいかにも逆風ですね。
そこで、今日は③の中から、まだ反発が弱かったものを売買判断指数100%以下で、前日のそれよりも低いものを選んでみます。このパターンはマイナス引けであっても、翌日の押し目からの反発は意外と見込めるようです。OSCも低いほど良いようです。今日はプラス引けの銘柄である③からの抽出です。
結果だけです。銘柄の右はOSC値、その隣は売買判断指数
1.3858ユビキタス 47% 69%
2.2167ウェブマネー 37% 43% ★
3.3859シナジーマーケティング 40% 39%
4.6255エヌピーシー 46% 70%
5.6256ニューフレアT 34% 44% ★
6.2148アイティメディア 40% 33%
7.2150ケアネット 34% 44% ★
8.3856エイチアイ 41% 41%
9.3843フリービット 44% 69%
10.2413ソネットM3 48% 45%
11.8936リプラス 39% 52%
12.8703カブドットコム 29% 67%
13.2461ファンコミ 37% 61%
14.2127日本M&Aセンター 41% 39%
15.2126GCA 53% 67%
16.2497ngiグループ 45% 31%
17.8801三菱地所 46% 63%
18.8604野村ホールディングス 36% 69%
19.4901富士フイルム 44% 53%
20.7751キヤノン 36% 54%
21.7269本田技研 39% 79%
22.6501日立 37% 57%
23.5411JFE 40% 60%
24.2914日本たばこ産業 48% 69%
25.7974任天堂 47% 95%
26.4063信越化学 33% 86%
27.6492岡野バルブ 50% 42%
28.4080田中化学研究所 39% 50%
29.4755楽天 42% 22%
30.6432竹内製作所 43% 48%
31.8601大和証券 43% 47%
32.5405住友金属工業 46% 57%
33.6581日立工機 40% 59%
34.5333日本碍子 48% 67%
35.6967新光電気工業 36% 40% ★
36.9104商船三井 40% 79%
37.9843ニトリ 47% 74%
38.4062イビデン 46% 69%
39.4548生化学工業 33% 63%
40.8929船井財産C 45% 50%
41.8868アーバンコーポ 37% 46% ★
42.8874ジョイントコーポ 41% 50%
43.5727東邦チタニウム 32% 60%
44.5726大阪チタニウム 36% 33% ★
45.5855アサヒプリテック 31% 68%
46.6217津田駒工業 37% 53%
47.6330東洋エンジニアリング 32% 29% ★
48.6767ミツミ電機 37% 72%
49.6463帝国ピストン 36% 73%
50.5202日本板硝子 33% 54%
51.4617中国塗料 33% 72%
52.6315TOWA 43% 92%
53.6727ワコム 36% 47% ★
54.4307野村総研 43% 80%
55.1518三井松島 33% 57%
56.7014名村造船所 47% 66%
以上です。いやはやこんなにあるとは思いませんでした。途中で投げ出す訳にもいかずそのまま作業を続行しました。あまりに多いので、OSC30%台以下、売買判断指数も50%以下の銘柄に★を最後に付けておきます。通常の相場だと、このサインが2日連続で出た場合はかなりの確率で翌日反騰しております。今回はいかにこの間に痛めつけられた銘柄が多かったかが分かります。そのトラウマから今日これだけ上げても、先物の動向により非常に弱気な投資家が多いことを窺わせます。