株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(7.24.08)

2008-07-23 16:13:41 | 明日のモニタリング銘柄
明日のモニタリング銘柄ですが、今日上げすぎた新興市場の銘柄はパスします。ずっと低迷していた市場が、ここに来て一気に連チャンで上げることは、確率的にも稀だからです。

一応、毎日物色銘柄が変わるのが相場ですので、今日伸びきれなかった銘柄などを中心にノミネーションしてみたいと思います。

1.9432日本電信電話
 久々にこの大型株を取り上げます。490K割れからの反転狙い。不公正取引などで是正処置を勧告されていることや、ドコモやKDDIなど通信関連株の不調がこの株にも影響しているのでしょう。

2.9793ダイセキ
 この株、業績はいいのですが、しばらくすると人気が薄れてきます。今ちょうどその時期に差し掛かっております。OSCが38%(-2%)にまで落ちました。とにかく、ここ数日を見て、安値の更新がなくなったところでの買い。

3.4293セプテーニ
 今日の新興市場祭りにも置いてきぼりを喰らっております。イタリア娘だから仕方ありません。ここで100K固めをして、少しは見返して欲しいもの。思わぬ不良行為に走ることが多々あるので、取扱いには注意。

4.6315TOWA
 置いて行かれている株からはこれも。まだ落ちるなら800円台の前半まではあり得るので、そこは迂闊には乗らないことです。反転の勢いがついてからでも間に合います。そのためには、明日の押し目から985円あたりを突き抜ける勢いが持続するかどうかがポイント。

5.6290エス・イー・エス
 上がり馬からはこれに注目。500円を今日は越えております。完全復活かも知れません。太陽電池関連銘柄です。明日は押されれば押されるほど良し。但し、470円あたりで踏ん張れなければ、再度の腰砕けの怖れもあります。上は、520円を越えれば、数日かけて600円まで。

以上です。チョイと捻くれた日陰の株の雰囲気を漂わせる銘柄が集まったようです。仕方ありません。残りは今日華々しく飛び立った後です。積み残された銘柄は、筆者と同じでこんなもんでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市場概況(7.23.08)

2008-07-23 15:30:50 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説

7月23日(水)の市場概況です。赤字部は24日朝追加

・日経先物:OSC50%(+2%)7月16日の36%から切り返し中。
・日経平均:OSC50%(+2%)7月16日の32%から切り返し中。
・TOPIX:OSC44%(+2%)7月16日の29%から切り返し中。
・マザーズ指数:OSC45%(+10%)7月22日の35%から切り返しに転じる。
・ヘラクレス指数:OSC43%(+11%)7月22日の32%から切り返しに転じる。
・国債先物:OSC42%(同値)19銭安。7月16日の47%から反落中。
・日経先物イーブニングセッション:13420円(大証終値比+60円)
・シカゴCME日経先物:13485円(大証終値比+125円)更新
・NYダウ:11632ドル(+30ドル)OSC68%(+5%)昨年10月31日の69%以来の高さ。更新
・ドル円:107.9円(50銭円安)OSC62%(+3%)7月8日に並ぶ。今日あたりもう一段の円安になってから反落か?更新

後場は、2時半にかけて先物が朝の安値を割り込んでの13240円まで落ちた時は、今日はもはやこれまでと思いました。

ところが、天の邪鬼な値動きをするのが株というものですね。

今の段階はNYダウも日経平均も切り返し途上にあります。この押し目は絶好の買いとばかりに、ジリジリと値を上げていきました。

この2時半までの下落過程で、そのまま指し値を放置していれば、2つほどは出来ていたのですが、安値更新の値動きで雰囲気が悪かったので、指し値を変更してしまいました。

売買タイミングがこのところうまく噛みあいません。バイオリズムの問題ではなく、弱気相場への先入観が強いのが災いしているのかも知れません。

今日の2時半からの切り返しについて言えば、国債先物を後でよく見てみると、前場の引け前に付けた135円65銭を、午後2時33分に1銭だけぬいておりますが、ここで債券が売りに転じたようです。

逆に底値は9時46分につけた135.3円でした。日経先物はよく見ないと分かりませんが、前場のその時間帯にピークを付けていた筈です。

明日からは、1日の大きな流れを一望しながら、その時点での株式のトレンドを掴んでトレードをしてみたいと思います。

-------24日朝のコメント-------

原油が124ドル台まで6月5日以来の値下がり。アメリカの原油在庫は156万バレル減っているが、ガソリン在庫は増えているとのこと。これは最終製品たるガソリンが285万バレル増えているのを重視すると、やはり需要が減っているということ。(全体在庫は、2億9千6百万バレル以上もありますから、微々たる動きですが。)

しかしこの原油安効果がNYダウに与える影響も、段々と限定的になってきました。フィラデルフィア連銀総裁のプロッサーというお方が、利上げに前向きの発言をしているそうです。英国中銀は金利を据え置きましたが、利上げを主張した人と、利下げを主張した人もいたとのこと。

世界経済がかなり難解な局面にあることを窺わせております。

1つ面白いのは、原油が安くなるとアメリカの債券の金利が上昇していることです。原油高=不況突入=リスク回避での金利低下。これの逆です。これを理解するには、媒介項としてのドルの価値を挟む必要がありますね。原油安=景気回復=金利上昇=ドル高のごく正常な流れです。

ところが、何か変ではありませんか?アメリカの金融危機の状況が抜け落ちております。原油安になっても、住宅問題が解決しない限り、景気回復とは行かないのですね。だから金利も上げられない。

NYダウをOSCで見る限りは、そろそろ頂点に差し掛かっております。一旦、調整に入っても良さそうなポジションですね。

今日の日経平均は節目の13500円をきちんと上回れるのかどうかですね。ドル・円は終値で108円9銭を上回れるかどうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暑さにしてやられた

2008-07-23 11:27:19 | 株に出会う
今朝のテレビの天気予報で、台本を読むだけの若いお姉さんが、「今日も暑くなりそうです。もうそろそろ暑さはこれくらいにして欲しいです。」とか何とか言っておりました。何?、梅雨が明けたばかりで、まだこれからが暑さの本番なのに??

その後続けて、「今日も場所はよく分かりませんが、ところによっては雨が降るでしょう。」と言ったのには、さすがにビックリ。場所が特定できないなら、この夏空です。そりゃ、どこかで夕立くらいはあるでしょう。筆者でもそのくらいなら言えます!

一体、誰がこの台本を書いたのだろうか?

どこかの派遣スタッフが適当に書いたに違いありません。

どうせ、朝の忙しい時です。誰も真剣に若いお姉さんの天気予報などに耳を傾けていない筈だと思って、適当に昨年の9月頃の台本をそのまま提出したに違いありません。

しかし、この連発ギャグ?で、筆者の今日のバイオリズムはすっかり狂いました。

あれほど、押された新興市場は狙い目だと、昨日のモニタリング銘柄で世間に具申していたのに、その寄り付きで新興銘柄が買えなかったのです。

途中から買いに入って痛い思いをこれまで散々しているものですから、最初に買えなければもう諦める以外にありません。

筆者も、「今、新興市場株を買っても、損をする人もいれば、どこかで得をする人もいるでしょう。もうそろそろ、夏の終わりに相応しい落ち着きが相場に戻って欲しいものです。」とか何とか、お金を貰って頓珍漢なセリフを吐きたいものです。

しかし、意外としぶといですね。日本市場。落ちそうで落ちません。降りそうで降らない、ここオセアニア地方の今日の夏空に似ております。

各市場は軒並みOSCを伸ばしております。特に新興市場は7-8%の伸びです。これまで散々虐げられてきたので、このくらいは仕方ないでしょう。捨てる神あれば拾う神あり。

国債先物は、前場では前日比16銭安ですが、前場の終わりにかけて急速に戻しております。これには株式市場が反応せず平然としております。どこか不気味です。

後場の寄り付きの雰囲気で、今日のこれからの動きが決まるかと思いますので、それを注視したいと思います。

いっそのこと、ここオセアニア地方に、雷鳴を伴う豪雨でも降ってくれれば、さっぱりとするのだが。。。(しかし、雷鳴を隣の犬と我が家の猫が怖がるか。。。)

しかし朗報は、普段は寡黙な隣の犬が、我が家に不審な人間が訪ねてきた時に吠えて知らせるようになったことです。毎日、散歩に連れ出し、1日1回(これは隣人からの申し送り事項。ケチではなく、ダイエットのためだそうです。)の食事を与えてきた成果がやっと出てきました。我々を隣の変な夫婦ではなく、自分のファミリーだとの認識にようやく改めてくれたようなのです。

相場からの恩返しを受ける、てっとり早い方法があれば、それをすぐにでも実行するのだが。。。暑さにやられた頭では、何も思い浮かびません。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする