株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(7.17.08)

2008-07-16 16:45:57 | 明日のモニタリング銘柄
それではいつものように、明日のモニタリング銘柄です。

今日は2グループに分けてスクリーニングしてみます。1つは、徹底的に売り込まれたOSCが低位銘柄。もう1つは、そこから控えめな形で脱出しつつあると思う銘柄です。

【脱出しつつある銘柄】

1.6263プロデュース
 今日はやっとOSCを+2%の39%に、RSIも13%から16%へと、実に控えめに伸ばしております。この形で、ほどほどの地合の場合に明日も上に行かないようなら、しばらく駄目かも知れません。

2.6728アルバック
 何とか、OSCを+1%の31%に、RSIは+7%の32%に戻しました。ここから自力を発揮できるかどうか、徹底的に長い会議で社員のコンセンサスを図るユニークな会社。真空蒸着技術から太陽電池量産技術をシェルと共同開発で打って出る、その意気込みを市場も何とか評価して欲しいもの。

3.8113ユニチャーム
 この会社の子会社のペットフードを隣の犬が大好きです。だからと言う訳ではありませんが、このところの低迷から脱出を期待。

【徹底的に売り込まれた銘柄】

1.6378木村化工機
 原発銘柄が軒並み売り込まれております。この株もついに900円割れ。しかし、今日はこれ以上の下値はないかの雰囲気が漂っておりました。往年?の力を明日は発揮してくれるかどうか?

2.2371カカクコム
 OSCを11%も落としての30%は久し振りです。今日も徹底的に最後はやられておりました。もう一段の押し目からは必ずや不死鳥のように復活するはず。

3.4997日本農薬
 引き続いてこれをモニタリング。OSCを7%も落としての32%です。この株、この水準で踏みとどまらないと、600円台、700円台も視野に入ってきます。明日は正念場です。あくまでも押されたところからの反発狙い。

4.6379新興プランテック
 RSIがもう少し落ちないと反発しない株かも知れませんが、この株、OSCを28%にまで落としているのは、記録を見る限り、一昨年の7月19日の23%以来の出来事です。

以上です。

今日は、あえて7銘柄に絞り込みました。ご覧下さい。結構、野武士面をした銘柄が揃ったでしょう。名づけて、「7人の侍」株。。。乞う、ご期待、と言いたいところですが、何しろ、相手はふしだらな生活に慣れている野武士です。その日にならないと気分が乗らないのはいつもの通りです。また筆者のように、この暑さを紛らわすために朝から酒をあおっている可能性は十分に残っております。その節は、容赦なく見限ることです。
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市場概況(7.16.08)

2008-07-16 15:37:59 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説

7月16日(水)の市場概況です。赤字部は17日朝更新

・日経先物:OSC36%(-3%)7月8日の33%以来の低さ。
・日経平均:OSC32%(-2%)3月17日の30%以来の低さ。
・TOPIX:OSC29%(-4%)昨年11月12日の28%以来の低さ。
・マザーズ指数:OSC25%(-3%)昨年9月18日の23%以来の低さ。
・ヘラクレス指数:OSC28%(-4%)6月30日の27%以来の低さ。
・国債先物:OSC47%(+2%)3銭安。7月7日の32%から切り返し中。
・日経先物イーブニングセッション:12660円(大証終値比-70円)
・シカゴCME日経先物:13005円(大証終値比+275円)更新
・NYダウ:277ドル高 OSC50%(+8%)一気にOSC高値更新。更新
・ドル円:105.12円(44銭円安)OSC50%(+8%)7月15日の42%から切り返しに転じたか?更新

後場は、前場よりも各株式市場共に切り返しました。しかし、日経平均がかろうじてプラ転した他は、勢いがまだまだ弱く、NYダウに不測の事態が生じた場合は、再度転落する運命にあるようです。

円高も進んでおります。国債先物は株式が上げた分後場は少し押されましたが、大きな崩れはありません。トレンドとしては切り返し過程にあります。

それにしても、後場はしぶとかったですね。終わってみれば、12700円近辺と12800円までのボックス圏の動きです。下がった時に買い、上がった時に売れば良いのですが、VWAPがフラットとは言え、いつ下に振れるかも知れず、指し値を上げる禁じ手を封印していたため、後場は結果的には約定なしでした。これはこれで、今日のような地合では仕方ないと思っております。

まだまだ下方トレンドを示しておりますので、ここでの持ち越しもリスクがあります。また、例えば新興市場を見ても、このような底値圏では日替わりで物色される傾向が出るのが常ですね。新興市場全体が上げ潮になった場合は資金が集まりますが、今の状態では、日替わりランチで、押されすぎた銘柄の御輿を担いだ形ではないかと見ております。明らかに地合に逆らって、一斉に買い上がりがあったりしておりましたので、例の弱小投資顧問会社が裏で情報を流しているのではないかと勘ぐっております。

後場の地合が良かったせいでしょうか、モニタリング銘柄の16人衆の終了時点での「成績」は、10勝6敗でした。前場の7勝9敗よりも上昇。まあ、こんな採点しても意味ないか。。。

明日こそ、勝ち馬に何とかタイミングよく乗らねば。

-------17日朝のコメント-------

原油が急落。しかもサポートラインの25日移動平均を割り込む134.6ドルになっております。これを待っていたかのようにダウの反騰です。SECの空売り規制も効いたようですね。

しかしチョイと上げ過ぎがまたまた気になります。今日は、12800円の黄金分割比率をシカゴの先物はかなり超えておりますので、その上の節目の12920円を維持できるのかどうかが見所。寄り天には注意。
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このままいくと週末が下げのクライマックスか?

2008-07-16 11:27:19 | 株に出会う
日本市場はまだ戻そうとする力があるようです。

先物は、気配値ではシカゴCMEを下回る値段を付けておりましたが、寄りつくと結局、シカゴより110円高でした。そこから反落すると思いきや、いきなり12840円までの駆け上がりです。まさかプラ転するとは思っておりませんでしたので、この段階では動けず。その後は、前場の終わりにかけて、形の上では2段下げとなっております。

ところが、一旦舞い上がった株は、変な上昇期待があるらしく、一向に下に降りてくる気配はありません。

後場は、このトレンドからするとCME価格の12620円あたりまでは降りてくる気配です。

筆者が見ている個別株は結構戻しているのが多いようですが、市場そのものを見てみるとOSC値をかなり落としております。

・日経先物:OSC34%(-5%)-70円。
・日経平均:OSC29%(-5%)-73円。
・TOPIX:OSC26%(-7%)-11ポイント。
・マザーズ指数:OSC23%(-5%)-9.24ポイント。
・ヘラクレス指数:OSC25%(-7%)-9.33ポイント。
・国債先物:OSC48%(+3%)6銭高。

以上のように、日経先物を除いて、直近の最低値を付けております。これでNY市場が持ちこたえてくれれば良いのですが、金融機関の決算の結果を見ないと何とも言えない状況です。

いずれにしても、金融機関の決算が予想以上に悪くダウが大幅に下げると、日本市場もここから大きく売られて、その段階で両市場とも悪材料折り込み済みとなって、リバウンドに入る形勢かと思います。従って、週末に底を見るのか、来週早々まで伸ばされるのか別にしても、来週の前半では一旦リバウンド体勢に入るであろうというのが、現下のテクニカルな指標が表しているメッセージかと思います。

一部の新興市場銘柄は、その動きに先んじて上げております。

前場は、失敗トレードが1つだけ。

先日から監視していた6269三井海洋開発が、朝方から大きく売られるのを見て、最初のリバウンドからの押し目で待っていた2890円での買い指しが、第2弾の売り攻勢であっというまにさらわれ、第3弾の更に強烈な売り攻勢(2820円まで下落)の前に、地合が悪化していたため、2875円で慌てて15円の損切りトレードをした1件のみ。

落ち目の株に目が行って、安易な押し目水準で指すという最悪の選択をしてしまいました。

先物が寄り付きから上げていったのに、それに逆らっての下落は、多分機関投資家の自動的な売り注文を、数次に分けて證券会社が売りをかけていたためでしょう。その地合に逆らっての中途半端なレベルでの買い指しは、良くない結果を招くという懲りない反省です。もう少し時間をおいて、2820円までの第三次の下落まで待ってから、落ち着いて買いを入れるべきでした。

昨日のモニタリング銘柄、16人衆の前場終了段階での結果を見てみましょうか。(前日比プラスなら勝ち、マイナスなら負けの評価です。)

7勝9敗でした。(語呂合わせ株式季語は、「泣く」。)もう一人プラ転していれば、8勝8敗で、「パッパ(Pappa)」(パーが2人とも解釈できるか??)という威勢の良い株式季語だったのに、残念。しかし、9勝7敗なら、「苦難」の道となり、これまたよろしくない。どうも数字の折り合いを付けるのが難しいらしい、16人衆というのは。

特に平金や日本農薬、ヤフー、トプコンといった、どちらかと言うと玄人好みの面子がひどい下げ方です。後場にもう一度評価をしてみます。
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