株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(7.25.08)

2008-07-24 16:26:29 | 明日のモニタリング銘柄
NYダウのOSC68%というのは、半端な高さではありません。70%を超える勢いがあるとはとても思えません。ここは少々休憩に入るのではないかと見ております。

その点、今日も上げた日経はOSCがまだ?58%です。6月18日に並んでおります。例の12連敗前です。

まあ、どう転んでも対応できるよう、明日のモニタリング銘柄です。上げすぎの銘柄はスキップしますので、ほとんど出てこないかも知れません。

明日は、チョイと方針を変えて、10日の高値平均値の少し手前で止まっている銘柄をまずいくつか挙げてみます。(左が終値、右が10日高値平均値)

1.9843ニトリ 5810円vs.5840円
2.6277ホソカワミクロン 669円vs.671円
3.7236ティラド 564円vs.564円
4.5310東洋炭素 5860円vs.5890円
5.5017AOCホールディングス 1032円vs.1034円
6.5480冶金工業 638円vs.648円
7.2389オプト 321Kvs.323K
8.9793ダイセキ 3460円vs.3530円
9.4503アステラス製薬 4510円vs.4510円

これだけではおもしろ妙味に欠けますので、押し目を狙う銘柄をいくつか。

1.9020JR東日本 817Kまで降りてきたら。
2.7915日本写真印刷 あの優良児が低迷中。任天堂の巻き添えか?
3.4573アールテック・ウエノ 841Kが底と認識されるのか?
4.4623アサヒペン 一発勝負銘柄。不発弾の可能性大。

以上です。
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市場概況(7.24.08)

2008-07-24 15:29:00 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説

暑さたけなわの7月24日(木)の市場概況です。赤字部は25日朝更新

・日経先物:OSC56%(+6%)7月16日の36%から切り返し中。
・日経平均:OSC58%(+8%)7月16日の32%から切り返し中。
・TOPIX:OSC53%(+9%)7月16日の29%から切り返し中。
・マザーズ指数:OSC53%(+8%)7月22日の35%から切り返しに転じる。
・ヘラクレス指数:OSC49%(+6%)7月22日の32%から切り返しに転じる。
・国債先物:OSC36%(-6%)36銭安。7月16日の47%から反落中。
・日経先物イーブニングセッション:13580円(大証終値比-80円)
・シカゴCME日経先物:13430円(大証終値比-230円)更新
・NYダウ:11349ドル(-283ドル)OSC61%(-7%)23日の68%から下落に転じたか?更新
・ドル円:107.33円(57銭の円高)OSC65%(+3%)6月17日の68%以来の高水準。更新

いやはや、最後はもの凄い熱気でした。

後場の13時半頃に13500円の節目の値段を抜けてからは、それこそ13600円をも突き抜け、先物は13660円まで届いての終了でした。

何やら、突如さかりのついた馬が、辺り構わず荒れ狂うような様子でしたね。この凶暴さにはついて行けませんでた。

皆さんも半信半疑で見ているため、チョイ上げ程度ではその後の反落への警戒心が芽生えて、現物株は最初はそれほどの伸びは見せず。ところがどっこい、誰も目にも明らかになると、結局はジリジリと追随上げでした。

下の節目の値段で5つほどの銘柄を指していた筆者は、今日は出来ないと諦めておりましたが、最後の30分で、今日の利確組の成り売りで、4293セプテーニ嬢がひっかかり、その直後に7915日本写真印刷もひっかりました。(何やら、にわか太公望になった気分です。それにしても釣り上げるのに時間がかかった。)

これらは引け際の高いところまで持っていれば、もう少し抜けたのですが、こうした急落局面では必ずある反発局面の適当なところで売りました。

しかし、エントリーが難しい1日でした。上げ相場での対応をもう少し考えねばなりません。

今晩のNYダウは少々怪しいと思っておりますので、持ち越す気はありませんでした。

OSCの上げ方を見ても、ここのところの上げはいかにも性急すぎます。この上げ反動が必ずどこかで出てくる筈ですが、何事も行き過ぎないと急には止まれない。。。

-------25日朝のコメント-------

NYダウは283ドル安と大きく反落しました。6月の中古住宅販売が10年ぶりの不振だったためと言われておりますが、494万件の予想に対して結果は486万件です。この程度は誰もが予想している範囲でしょうね。むしろ、上げすぎた反動からの利確狙いの売りが出てきたと解釈する方が自然かと。

原油も足踏み状態です。ところがドル安へと進んでおります。つまり、このところのドル高は、ユーロの景況感(特にドイツ)が悪く、相対的にドルの下落が妨げられていただけと言えます。それに1.6ドル(対ユーロ)を超えると、アメリカが為替介入を行うかも知れないとの警戒感もあったと思います。

原油はもう少しの下落を想定しております。しかし、ズルズルと100ドル割れの事態はないと思います。先日書いたように、原油高を仕掛けた張本人のアメリカ、アラブ諸国の戦略に反するためです。それに投機による上昇分を差し引いた値段は70ドル~100ドルと見ております。そのため原油が100ドル割れになりそうなら、何か上げ材料をわざわざでっち上げるのが国際政治の冷酷なところですね。

ドル・円は57銭円高に振れておりますが、OSCは3%のコンバージェンス。107.2円という安値を突破されてから、再度107円半ばまで戻して、そこからは下落基調に入る方向です。
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主力市場は方向感を欠く

2008-07-24 11:12:55 | 株に出会う
朝から日経先物と国債先物の値動きを見ながら、トレンド転換が合ったタイミングでの売買を心がけてはおりますが、両方ともほとんどわずかなボックス圏での動きに終始しており、どちらに向かっているのかさっぱり分かりません。

9432NTTのようにいきなり上空に行って、そのまま浮遊している銘柄もあれば、8766東京海上のように、アメリカの生保の買収で大きく上がると寄り前の雰囲気を醸し出しておき、その後は3930円まで下落させ、前引け前に再度4000円の前日終値まで持ってくるなど、全く変幻自在というのか、目眩ませが過ぎるというのか、混沌状態というのか、野良猫が敵味方が分からないで相手構わず引っ掻き回る状態というのか、要するに、欲と欲が絡まるとこういう現象を呈するのではないかと思うような、何とも浅ましいと言うべきか、それとも誠に人間らしいというべきか、全く形容のしようがない相場が前場でした。

ああ、随分と長い文章を書いてしまいました。久し振りです。こうした長い文章は誰も読まないものです。自分でも嫌になりました。

それでも、結果としては株式市場がOSCを大きく伸ばしており、国債先物がOSCを-4%の38%にしておりますので、株が優勢であることは確かです。

しかし、こうした予想外の上げ上げ相場には面くらいますね。買い上がらないと買えないし、下で待っていても落ちてこないし、買い上がると落とされるし、何をやろうにも、徒手空拳で突っ込む以外にはないのですが、そうした変な勇気を持ち合わせない人間は、普段通りの心理状態で場を観戦する以外にはなさそうです。

後場、このまま13500円を突破するのか、それともそこから、これまでの上げ反動から下落に転じるのか、正念場を迎えそうです。

1つの鍵は、ドル円が108円を越えていくかどうかですね。
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