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明日のモニタリング銘柄(7.28.08)

2008-07-27 08:30:42 | 明日のモニタリング銘柄
NYダウは21ドルの小幅高。シカゴCMEの日経先物は+155円の13515円です。ダウに比べて高めでの終了です。ナスダックの影響もあるでしょうが、明日は13500円近辺を上げの目安として考えたいと思います。

いよいよ7月最終週で暑さもたけなわ。蝉が今日も活発に明け方から鳴いております。明日は、この蝉のように木に食らいついて、たっぷりと樹液を吸い込みたいものです。(また、欲が皮が突っ張ってきた。)

明日のモニタリング銘柄です。

1.5713住友金属鉱山
 激しく売られてついに1336円は、1昨年の11月20日の1337円以来。CRB指数が不調なのと、このところの金の小調整も響いております。明日は、この1336円が抵抗線となるのかどうか?

なお、7月29日が第一四半期決算です。会社予想、コンセンサス予想ともに、昨年実績から大きく下振れしているのが、このところの株価調整になっているのかと。

2.4314ダヴィンチホールディングス
 不動産の強烈な逆風でこの株も辛酸をなめ続けております。それでも節目節目では押されすぎたところからの反発をしております。上げる時のパターンはやはり、下げ止まりを確認できたのかどうか。その意味で明日は注目。

3.9020東日本旅客鉄道
 いよいよ煮詰まりつつあります。指数値は申し分なく落ちてはおりますが、まだ大方の落下予想地点の800K前後に到達しておりません。明日のポイントはやり812K前後です。そのまま817Kを超えてすんなりと上昇する場合もあるので、大型株とはいえ目が離せません。

4.8058三菱商事
 商社株が住友金属鉱山のような資源株と同様に、世界経済減速の見通しが強まるにつれ売り込まれております。三井物産はいちはやく脱出気配。これはまだ押されすぎております。7月31日の第一四半期決算待ちか?

5.3878巴川製紙所
 最後に電池関連でもある仕手株を。金曜日は再度出来高を伴い10日高値平均値に近いところで終了。ここから320円あたりまでは、スカスカの状態。しかしトナー専業世界首位の会社が、とんでもない喧噪に巻き込まれたものです。今期はやっと赤字脱出できるかどうかの会社です。長いお付き合いをする株では毛頭ありません。かといって、遊び半分で近寄ると思わぬ病に伏せることもありますので注意。
しかし、巴川といえば1917年設立の老舗。明日は一発、渾身の巴投げが決まるか、それとも仕手株の悲哀を味わいオケラ街道を行くのか。

以上です。

エスタブリッシュメント株から、逆境の不動産株、そして赤字の老舗仕手株まで、結構幅広い銘柄が集まりました。共通項は「落ち目株」です。そして、カタカナ名のダヴィンチを除けば、「歴史ある古参株」です。

最後に、欲を掻きすぎて、これらの株達と一緒に、明日が落ち目の日とならないよう祈りを捧げておきます。
コメント
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