株は、その時点での全ての要素を織り込んで均衡するのが常ですが、そうはいっても、人間は心に様々なバイアスを抱えております。どのバイアスが強く出るのかは、様ざまですが、こんな時に思い起こさなければならないことは、「相場のことは相場に聞け」という格言ですね。
ずっと監視していた10程の銘柄のうち、8316三井住友だけは寄り付きからストップ高気配で、その後、先物主導で8200円割れをした時も、この株だけは全く動じておりませんでした。
それ以外の銘柄はいわば寄り天がほとんど。動かなかったのは2613Jオイル、4997日本農薬、それに4911資生堂あたり。3893日本製紙G本社は円安傾向が進めば、ますます買い進む人はおりません。
結果的には三井住友のストップ高を見逃し、モニタリングB候補だった2440ぐるなびの押し目も拾えず、5631日本製鋼所は1040円の待ち伏せ場所が、奥手にありすぎて届かず、といったところでした。
振り返ってみれば、各市場ともプラ転。ここ2-3日持ち越していた方々はほぼ利益を上乗せしていることでしょう。
日経平均も1月19日の安値を抜きました。1月7日の高値の9325円と1月26日の安値の7671円の38.2%戻しは8300円近辺となります。半値戻しまで行くと8500円。当面はこの2つの値段が焦点となりそうですね。25日移動平均線も8442円です。強気ならこれを越えての8500台への到達でもって、ひとまず達成感からの下落に転じるのではないでしょうか。
まあ、後場も焦らずに「相場のことは相場に聞く」こととしますが、肝心の心の目が、このところの寒さで「欲の皮」が突っ張っているせいか、曇りっぱなしですので、板の数字の変化に合わせて、新型の「音声認識装置」でも導入しないことには、それと気づかないままに時間が過ぎそうです。今のトレーディングシステムでは、とんでもない値段で約定しても、単に「ピポーン」と鳴るのが精一杯です。そうではなく、例のいにしえの長嶋監督のセコムのCFのように、「カブしてますか?、カブしてますか?」とせめて小さい声でもいいから囁いて呉れれば、買い時と分かるのにね。。。
ずっと監視していた10程の銘柄のうち、8316三井住友だけは寄り付きからストップ高気配で、その後、先物主導で8200円割れをした時も、この株だけは全く動じておりませんでした。
それ以外の銘柄はいわば寄り天がほとんど。動かなかったのは2613Jオイル、4997日本農薬、それに4911資生堂あたり。3893日本製紙G本社は円安傾向が進めば、ますます買い進む人はおりません。
結果的には三井住友のストップ高を見逃し、モニタリングB候補だった2440ぐるなびの押し目も拾えず、5631日本製鋼所は1040円の待ち伏せ場所が、奥手にありすぎて届かず、といったところでした。
振り返ってみれば、各市場ともプラ転。ここ2-3日持ち越していた方々はほぼ利益を上乗せしていることでしょう。
日経平均も1月19日の安値を抜きました。1月7日の高値の9325円と1月26日の安値の7671円の38.2%戻しは8300円近辺となります。半値戻しまで行くと8500円。当面はこの2つの値段が焦点となりそうですね。25日移動平均線も8442円です。強気ならこれを越えての8500台への到達でもって、ひとまず達成感からの下落に転じるのではないでしょうか。
まあ、後場も焦らずに「相場のことは相場に聞く」こととしますが、肝心の心の目が、このところの寒さで「欲の皮」が突っ張っているせいか、曇りっぱなしですので、板の数字の変化に合わせて、新型の「音声認識装置」でも導入しないことには、それと気づかないままに時間が過ぎそうです。今のトレーディングシステムでは、とんでもない値段で約定しても、単に「ピポーン」と鳴るのが精一杯です。そうではなく、例のいにしえの長嶋監督のセコムのCFのように、「カブしてますか?、カブしてますか?」とせめて小さい声でもいいから囁いて呉れれば、買い時と分かるのにね。。。