10月28日(水)の市場概況です。赤字部は29日朝の更新
◆日経先物:10080円(-170円)OSC53%(-6%)10月21日の67%から下落中。
◆日経平均:10075円(-137円)OC50%(-8%)10月20日の69%から下落中。
日経平均指数値倍率:99(+1)数字が増えるほど下降傾向を示します。
◆TOPIX:888.8(-6.7)OSC49%(-7%)10月22日の63%から下落中。
◆マザーズ指数:437.7(-9.34)OSC43%(-14%)10月26日の62%から下落に転じる。
◆ヘラクレス指数:580.71(-4.3)OSC52%(-10%)10月23日の66%から下落に転じる。
◆ドル・円:90.69円(1円15銭の円高)OSC55%(-5%)10月8日の47%に近づく。9月15日の41%程度までは円高に揺り戻されるか?更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.28063%(前日比+-0%)10月27日現在。
◆米10年債利回り:3.45%(-0.112)-10月27日終値。
◆日経先物イーブニングセッション:9990円(大証終値比-90円)
◆シカゴ日経先物:9905円(円建て、大証終値比-175円)更新
◆NYダウ:9763ドル(-119ドル)OSC37%(-7%)6月24日の32%以来の低さ。更新
ついに、全市場とも25日移動平均線割れで終了。日経平均もTOPIXもこのところの落ち方はつるべ落としのようです。
本来は買いは御法度ですが、場中に赤字の上方修正を発表して上向きとなった6961エンプラスと、因縁の9438エム・ティ・アイを、ルール違反を承知で後場終盤には25本線をクリヤーし戻し基調でしたので、明日のリバウンドを期待して209Kで仕込みました。
ところがMTIは大引けに何と206300円まで2枚成り売りがあり、嫌な後味を残して終了。明日、205Kが防御できてから反発を期待しますが、今日のような大幅ダウンは勘弁願いたいもの。過去、このあたりまで押されてからは切り返している株ですので、それの幻影に頼りすぎたのかも知れませんね。
-------29日朝の市場コメント-------
欧州株は2%少々の下落。NY株も引けにかけて安値をマークし、特にナスダックの下げが大きい。耐久財受注はほぼ市場予想どおりでしたが、9月の新築住宅販売が年率40.2万戸と4万戸程度予想を下回る現状では、株価も高値圏からの自然落下か。(2005年のピーク時には、新築住宅販売は年率で200万戸を超えていたことに留意。今の状態はその5分の1以下なのです。中古住宅はその時期、年率で700万戸越えでした。今は500万戸ですから減り方が少ない。)
新築住宅販売で目についたのが、販売価格の上昇です。中央価格で見ると、7月の24万3百ドルから8月の19万9900ドルまで下げ続け(年初から9ヶ月間下げ続けました。)、やっと今月2.5%上昇しましたが、まだ前年度比で9.1%下げている水準です。販売在庫は7.5ヶ月分と変わらずですが、差し押さえ物件が増える中、販売戸数を減らしながらも価格が上昇したことは、やっとケースシラー住宅価格指数どおりの結果となったと言えます。(中央価格はもっと大きく前月比10%の上昇率にもなっております。)
週間石油在庫統計でガソリン在庫が予想以上だった原油も下落。米債権は、5年債の不調もあり短期債の利回りはわずか上昇しておりますが、10年債は3.4%そこそこに下落。ドル高&円高も激しく進んで、いわゆるリスク資産からの回避の動きが継続中です。
市場は、この間の7ヶ月に及ぶマーケットラリーが少々オーバーペースだったとして、その修正にかかっているところです。企業収益が伸びたのも、いわゆるコストカットによるものとの認識を強くしております。
市場は明日の米3QGDPの発表待ちですが、GSが前期比の伸び率を3%から2.7%に引き下げていることもあり、市場の雰囲気は良くありません。
但し、ダウのOSCは37%まで落ちており、このところの最低値を更新しました。ここから落ちても30%台の前半ですので、GDPの多少の悪い結果を市場は先取りしている感があります。
なお、ノルウェーが1.25%から1.5%への利上げを欧州では初めて実施しております。ノルウェーは5番目に大きい原油輸出国です。経済の調子は原油高もあり良いようです。
◆日経先物:10080円(-170円)OSC53%(-6%)10月21日の67%から下落中。
◆日経平均:10075円(-137円)OC50%(-8%)10月20日の69%から下落中。
日経平均指数値倍率:99(+1)数字が増えるほど下降傾向を示します。
◆TOPIX:888.8(-6.7)OSC49%(-7%)10月22日の63%から下落中。
◆マザーズ指数:437.7(-9.34)OSC43%(-14%)10月26日の62%から下落に転じる。
◆ヘラクレス指数:580.71(-4.3)OSC52%(-10%)10月23日の66%から下落に転じる。
◆ドル・円:90.69円(1円15銭の円高)OSC55%(-5%)10月8日の47%に近づく。9月15日の41%程度までは円高に揺り戻されるか?更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.28063%(前日比+-0%)10月27日現在。
◆米10年債利回り:3.45%(-0.112)-10月27日終値。
◆日経先物イーブニングセッション:9990円(大証終値比-90円)
◆シカゴ日経先物:9905円(円建て、大証終値比-175円)更新
◆NYダウ:9763ドル(-119ドル)OSC37%(-7%)6月24日の32%以来の低さ。更新
ついに、全市場とも25日移動平均線割れで終了。日経平均もTOPIXもこのところの落ち方はつるべ落としのようです。
本来は買いは御法度ですが、場中に赤字の上方修正を発表して上向きとなった6961エンプラスと、因縁の9438エム・ティ・アイを、ルール違反を承知で後場終盤には25本線をクリヤーし戻し基調でしたので、明日のリバウンドを期待して209Kで仕込みました。
ところがMTIは大引けに何と206300円まで2枚成り売りがあり、嫌な後味を残して終了。明日、205Kが防御できてから反発を期待しますが、今日のような大幅ダウンは勘弁願いたいもの。過去、このあたりまで押されてからは切り返している株ですので、それの幻影に頼りすぎたのかも知れませんね。
-------29日朝の市場コメント-------
欧州株は2%少々の下落。NY株も引けにかけて安値をマークし、特にナスダックの下げが大きい。耐久財受注はほぼ市場予想どおりでしたが、9月の新築住宅販売が年率40.2万戸と4万戸程度予想を下回る現状では、株価も高値圏からの自然落下か。(2005年のピーク時には、新築住宅販売は年率で200万戸を超えていたことに留意。今の状態はその5分の1以下なのです。中古住宅はその時期、年率で700万戸越えでした。今は500万戸ですから減り方が少ない。)
新築住宅販売で目についたのが、販売価格の上昇です。中央価格で見ると、7月の24万3百ドルから8月の19万9900ドルまで下げ続け(年初から9ヶ月間下げ続けました。)、やっと今月2.5%上昇しましたが、まだ前年度比で9.1%下げている水準です。販売在庫は7.5ヶ月分と変わらずですが、差し押さえ物件が増える中、販売戸数を減らしながらも価格が上昇したことは、やっとケースシラー住宅価格指数どおりの結果となったと言えます。(中央価格はもっと大きく前月比10%の上昇率にもなっております。)
週間石油在庫統計でガソリン在庫が予想以上だった原油も下落。米債権は、5年債の不調もあり短期債の利回りはわずか上昇しておりますが、10年債は3.4%そこそこに下落。ドル高&円高も激しく進んで、いわゆるリスク資産からの回避の動きが継続中です。
市場は、この間の7ヶ月に及ぶマーケットラリーが少々オーバーペースだったとして、その修正にかかっているところです。企業収益が伸びたのも、いわゆるコストカットによるものとの認識を強くしております。
市場は明日の米3QGDPの発表待ちですが、GSが前期比の伸び率を3%から2.7%に引き下げていることもあり、市場の雰囲気は良くありません。
但し、ダウのOSCは37%まで落ちており、このところの最低値を更新しました。ここから落ちても30%台の前半ですので、GDPの多少の悪い結果を市場は先取りしている感があります。
なお、ノルウェーが1.25%から1.5%への利上げを欧州では初めて実施しております。ノルウェーは5番目に大きい原油輸出国です。経済の調子は原油高もあり良いようです。