昨日の日記です。
JR外房線東浪見駅を降り、里山コースを散策しながら、一ノ宮町東浪見の「軍荼利山植物群落」などを観察してきました。
お天気は!
東浪見駅前には、20人ほどが参集。
軍荼利山は北方系の植物と南方系の植物が同居し、特にシダ類の宝庫である。
関東ふれあいの道に沿い標識に沿って10分ほど歩いた。
軍荼利山に着いた。
軍荼利山参堂入り口にはオオバヤドリギがあり、大地に落ちたヤドリギの赤い花が見られた。
軍荼利山東浪見寺に上る208段の階段下で、講師のKさんから今日の観察の本命である「シダ」の生活史の説明を受けた。
階段沿いに生えている色々なシダの説明を聞きながら、山頂の東浪見寺に到着。
うっそうとしたスダジイなどの常緑広葉樹に囲まれていた。
カゴノキ(鹿のバンビの肌のような木肌)
ロープに伝わって標高73mの頂上にある権現様まで登り、スダジイの極相林を観察した。
太く、長く、からみあったサカキカズラのつるに、思わず目が行った。
階段途中で、絶滅危惧種のハイハマボッスを観察。
寺を下り、軍荼利ダム付近までの道沿いの植物を観察後、
東浪見寺の薬師観音堂まで戻り、40分ほどの昼食休憩。
休憩時間中、Tさんから軍荼利明王についての面白く愉快な解説があった。
食後は、ゆるい坂道を洞庭湖までテクテク!
洞庭湖記念碑近くに生えていたホトトギスやミツデウラボシ、ハチジョウカグマなどを観察して、
あとはナシ畑、里山風景を眺めながら一路JR上総一ノ宮駅へ。
駅近く、駅手前高台にある「望洋公園」に寄った。
広々とした外房の海、一宮の町並みが、180度にわたり眼下に見下ろせる素晴らしい見晴台だった。
ここでSさんから最後の講義、「イヌビワとイヌビワコバチの共生」の話があった。
ちょっとした急坂を下ると、国道128号道路。
左に折れ、しばらく歩くとJR上総一ノ宮駅になる。
駅入り口で散会。
私たち8人ほどは、この足で「みかん大福」がおいしい「角八」に寄って、玉前神社を見学。
自宅の最寄駅まで直行の、一宮駅発15:40の快速で帰宅した。
初めての探訪の地、教わった諸々も初めて、たくさんのことを教わって、その印象は脳裏に刻まれているんですが、どんなことだったと個々に問われるとなかなか思い出せない。
今、探訪後自宅に帰ってブログを記している中で、今日の記憶と、撮った写真、いただいた資料をひっくり返す。
それなりに整理する。
軍荼利明王の威力で、少しは、シダなど、今日得た知識が吸収できるんでしょうか!?
軍荼利山植物群落探訪 5k
月間累計 115km