南信州のりもの倶楽部♪

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マサ、林道に散る その2

2006年11月21日 19時54分24秒 | オートバイのある生活
事故を起こしてから、しばらく経った訳ですが、保険屋さんとの話が進んでいるので報告しますね。
今回の事故の状況ですが、どこからどう見ても僕が悪いです(キッパリ)それは認めます。
なので過失割合も、7:3あたりから交渉スタートして6:4くらいまで持っていければ…
と思っていましたが、初めて保険屋さんから電話がかかってきて過失割合を聞いてみたところ、


保 「過失割合は5:5でどうでしょうか?」

僕 「え、そうなんですか?」←意外な答えにちょっとビックリ

保 「今回の事故内容を考察すると妥当だと思われます」

僕 「分かりました。少し考えさせて下さい。」←心の中ではヤホーイと叫んでいる


と、なりまして、どうやらここら辺りで話がつきそうです。

知らない方のために過失割合の話をしますと、早い話「この事故でどっちが悪いか」を数字で表した物です。
今回の場合、5:5と言う事になりますと「この事故はどっちも悪くない」とは言いませんが
「責任は同じレベルである」と考えてくれたようです。
2輪車は車に比べて交通弱者になるため1割は過失が軽くなったのでしょう。
なので車vs車だった場合は6:4になっていたと考えられます。
どう見ても僕が悪い事故のような気がするんですけどね。

で、また過失割合の話に戻って、事故の損害賠償の方法になりますが、
「自分の過失割合分は損害賠償しなければならない」
と言うのがルールになります。
今回の事故に当てはめて説明しますと、
「車の修理代の5割は出さなければならないが、バイクの修理代の5割は相手が払ってくれる」
と、なります。
つまり、損害額が同じだった場合、僕はビタ1文払わなくたっていい訳です。
僕も整備士のはしくれ、相手の車の修理代の予想は結構正確に出来ます。
なので、
「相手の修理代よりこっちの修理代が上ならば、逆にお金が入ってくるぢゃん♪」
なんてお気楽に考えてもそうは問屋が卸しません。
バイクの修理代が車両の価値以上になると、そのバイクは全損とみなされ、
同程度以下の車両購入分しか面倒みてくれなくなってしまいます。まぁそんな事はないんですけどね。

で、いつも仕事でやってるように部品代を調べて工賃も入れた見積もりを作ってみた訳ですが、
図らずも相手の修理代より僕のバイクの修理代の方が高くなってしまいそうなんです。
知ってはいましたがバイクの部品ってホント高価なんですね…
今回は部品の高価さに助けられそうですが。
しかしそれだけ僕のバイクも痛手を負ったのは事実で、喜んでばかりもいられませんが。
ちなみに、修理方法は新品交換が原則になりますので、
少しでも傷が入った物でも新品交換が許されてしまうんです。
なのでほんの少し傷が入った物でも容赦なく見積もりにのせてありますが…
修正しようにも交換の方が安い部品ばかりだったのが幸いしました。

後は僕のバイクの写真を色々な角度から撮影し、その写真と見積もりを保険屋さんに送り、
過失割合も決定して見積もりが受理されればやっと修理が出来ます。
なので今日の段階ではまだ何とも言えないんですけどね…
ですが、どうやら多額の修理代を支払わなくても済みそうなのでひと安心。
この事故の事が無事に終わる事を祈るばかりです。

と、言う訳ですが今回のようになればまだマシ。
やはり保険には必ず入りましょう。僕もバイク2台分の保険に入る事にしましたから。
次回の報告はいつになるか分かりませんので不定期でお伝えします。

皆さんは事故を起こさないよう安全運転をして下さいね。















おまけ

皆さんはパッヘルベルのカノンと言う曲をご存知でしょうか?
誰でも必ず聞いた事はあるはずです。
このカノンをロック調にアレンジしたカノンロックという曲があるのですが、
それがまたカッコいいんですよ。
気になった方はこの曲をアレンジしたJerryCさんのサイトのこちらから聞けますのでどうぞ。
また、アレンジした本人よりも上手にコピーしたSymherisさんのも合わせて貼っておきます。
是非聞いてみて下さい。

コメント (6)
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