南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

NSR50マスターシリンダーのオーバーホール その2

2008年11月05日 17時52分31秒 | ゴリラ、整備やカスタム編
毎度。故障した物はほかっておけない「のりもの倶楽部」南信州版でございます。
今日は長年の使用でボタンの動きが渋くなってしまったマウスの修理をしておりました。
安物の光学式なので買い換えても良かったけど、
自分で修理するとこんな物でも愛着が出てくるもんですねぇ。
まぁ、内容は分解して掃除しただけなんですが。

本日のお題は写真の通り、
NSRマスターのオーバーホールのお話です。
このマスターは僕が買ったゴリラに装着されてた物ですが、
ダストシールが破けてしまっていたし、
見た目も悪いって事なのでメンテする事になったのですが、
やってみりゃそんなに難しくはない作業でございます。

組み付ける前にはガラスビーズでブラストして、
当たり前ですがしっかり洗って干しておきました。
内部のピストンやシールはキットで純正販売されてるのでそれを購入。
確か2000円くらいだったかな。
ブレーキレバーはついでにブラストしてあったので、
バフマシンでササッと磨いて鏡面加工。
自分で言うのも何だけどこざかしい仕事ですな。









組み付けの前に古いピストンを並べて作業します。
と、言ってもパーツの向きやシールの大きさなど決まってるので、
どうやっても間違えようは無いのですがね。

まず、シールはシリコングリスを軽く塗ってからピストンに装着。
結構伸ばさないと入らないですがイライラしないよう頑張ります。
その後、スプリングを付けてシリンダーに挿入。
スナップリングで固定してからダストシールを入れて、
外してあったブレーキ用のスイッチを付けて完成です。
シールの向きだけ気を付けて痛めないよう気を配ってれば簡単です。









今回はブレーキホースもメッシュタイプに交換します。
ちと長さが合ってないですが仮組みをしてからバンジョーボルトを締め、
エア抜きをしますが、これがなかなか抜けてくれない。
結局は車体を斜めにしたりしてマスター内部のエアーを追い出し、
普通にエア抜きして解決しました。

後はブレーキのスイッチを配線して終了。
オーバーホール後はビックリするくらいタッチが向上し、
効きもリニアに感じ取れるようになりました。
やっぱオーバーホールした後のブレーキは気持ち良いもんですわ。
そして見た目も向上しているので、
眺めているだけでもブレーキを握りたくなるってもんです。

まぁこれでマスターは終了な訳ですが、
それとは関係無く、またモンキー用のハイカムを買ってしまいまして。
ベアリングの圧入が終ったらサッサとヘッドをバラして組んでみましょうかね。
その前に色々とやりたい事が詰まってるんですけど。

そんな訳で次回からは滞っていたエンジンの事でも書いていきます。
また見て下さいな。



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コメント (2)
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