南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

モンキー、ゴリラ用のハイカム購入

2008年11月18日 18時37分38秒 | 輸入横型エンジン編
やぁ。髪が伸びて目に入って痛いので前髪だけバッサリ切ったら
木村カエラの頭みたいになっちゃった
「のりもの倶楽部」南信州版です。
→もう面倒なのでしばらくこのままにする

このネタは結構前の話なんですが、
またゴリラに積まれてるタイガーエンジンのハイカムを購入しまして。
その事について書いてみようかと。

今現在使用してるハイカムはタイホンダのウェーブ110だかナイス110のカムを使ってまして、
プロフィールは280°みたいなんですが、
今度のは300°のプロフィールらしく、
関係無いけど売ってる人も中国人みたいで書いてある文法が少し変で、
説明書きにも「エンジンパワーたくさん出ます」みたいな事書いてあり笑いました。

で、肝心のカムはリフト量は今までとあまり変わらないものの、
若干ですがバルブが開いてる時間が長いようです。
上の写真はタイガーエンジン純正カムとの比較なんですが、
左が今回購入したハイカムで、右がタイガーエンジンのカムで、
見て分かる通りリフト量はタイガーエンジンのよりも多く、
バルブの開いてる時間も断然多いみたいですねぇ。

これならエンジンパワーたくさん出るかな?










全く互換性が無いので比べても無意味ですが、
僕がゴリラを買った時に付いていたB型ヘッドのカムとの比較。

燃焼室の形状が違うので仕方ないですけど、
B型ヘッドのカムとはこんなに形が違うんですねぇ。

今回買ったハイカムは12Vエンジン用なので、
ベアリングを入れれば12Vエンジンに使えるとは思うんだけど、
こんなにハイリフトでピストンとバルブが当たらないんですかねぇ?
多分社外のヘッドにでも使わないとさすがに危険だと思います。








タイガーエンジンやLIFANの125ccのエンジンなど、
カムスプロケットが32丁で3穴の横型エンジンで使用する場合は、
小さい方のベアリングをそのエンジンの物に交換して、
ヤフオクで売ってる32丁の2穴のカムスプロケットに交換すれば、
バルブとピストンが接触しなければ12Vエンジンのハイカムは使用可能です。
部品が手に入ればウェーブだかナイスのカムスプロケットでも使えるみたいです。
が、試した事は無いので当然自己責任で。

上の写真の物がそのカムスプロケットですが、
材質はSUS304のステンレス鋼で作られているので非常に丈夫です。
前にダックス70のヘッドを買った時に一緒に付いてきたカムスプロケットは、
オイル管理が悪かったためか山がかなり削られてしまっていて使えませんでした。
純正は恐らく普通の鉄製だと思うんですけど、
耐久性を考えると素材にもこだわりたいですね。

で、肝心の装着に関してなんですけど、
エンジンを積み立ててからまだ1000キロしか走ってないし、
カムを交換するにはヘッドを外さなきゃなのでガスケットはもったいないし、
せっかくなのでヘッドガスケットはタケガワ旧スーパーヘッドの
54ミリピストン用メタルガスケットに交換してみたいけど意外と高価だったりと、
なかなか踏み出せないでいる訳です。
1万キロくらい乗ってあればオーバーホールついでにサクッと交換するんだけどなぁ。
 
そんな訳でハイカムは買ったものの装着はしばらく後になりそうですが、
ストックしてあるLIFANの125ccのエンジンが売れればそっちに280°カム移したいので、
買い手が見つかるまではしばらくこのままかと。
次回はやっと進展があった6VエンジンのRクランク化の話です。
また見て下さいな。



にほんブログ村 バイクブログ バイク カスタム・整備へ ← とりあえず応援お願いします♪

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする