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南信州のりもの倶楽部♪

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中華フレームを目視点検してみる その1

2009年03月04日 16時52分55秒 | ゴリラ、整備やカスタム編
やぁ。すっかりミニモトジャンキーになってしまった「のりもの倶楽部」南信州版です。
ゴリラを買ってからもう少しで1年。
と言うかたった1年でフレームにまで手をつけるとは、
バイクとの出会いによって人生って奴はどこでどうなるか分かりませんねぇ。

今日のお題は先日購入した削り出しフレーム。
その点検での事なんですが、
やっぱ安いだけあってあちこちいい加減に作られてました。

まずは上の写真なのですが、
フレーム横の切削跡をアップで撮影したもので、
見て分かる通りの刃の跡がしっかり残ってしまってます。
一体どんなマシニングで切削したんですかね。

写真で見ただけですが、
国産の某有名メーカーのフレームは5ミリほどの細い刃で、
時間をかけて切削されてるみたいで、
仕上がりはウットリするぐらい綺麗なものなのですが、
この中華フレームの場合は1センチほどの太い刃でバリバリ切削して作られてるみたいです。
だから穴の形には自由度が感じられないんですね。
しかしこれもコストダウンに貢献してるのでしょう。

それにしてもある1部分だけ深く掘りすぎてしまってるって、
プログラム以前よりマシニング本体に不良があると思えてしまうんですが…
それと穴の内部は白く腐食が進んでるみたいになってしまってるので、
ここは細いフェルトのアタッチメントでもドリルにつけて、
ちくいち磨いていくしかないでしょうか。
まぁ安いから仕方ないか。









これはエンジンの下側のマウントが入り込む部分。
写真では分かりにくいんだけど、
サンダーでえぐられたような跡が残ってました。
恐らくこのフレームだけだろうし、見えないから我慢は出来るんだけど、
これが国産なら大変な事になってるでしょうな。

こういった商品管理の問題はまだまだマシで、
「これで本当に大丈夫なの?」ってな部分はまだあります。
が、これからまたこのフレームを弄らなきゃならんので、
続きはまた明日にでも。

そんな訳でまた明日も見て下さいな。



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コメント (2)
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