やぁ、キーボードに向かう時間が無くてゴーストライターでも雇いたくなってる
「のりもの倶楽部」南信州版でございます。
ホント誰か代わりにブログ書いてくれないかなぁ?
さて、ただ今ウチでレストア中のセバスチャン(赤いシャリーの方ね)のエンジン、
今では珍しい3速オートマのエンジンって事で、
オークションなんか見ててもなかなか良い値段で取引されてるらしく、
ウチのも売ればこの先の資金調達が出来るのではないか?って言う気持ちになってきましてね、
このまま売ってもジャンクなので、いっその事ウチでオーバーホールして出してみる事になった訳です。
話が決まったらサクサクと分解して、使える部品と不可の部品に分けていくんですが、
まずはエンジンの仕様を調べるのが先って事で、
ウチに転がってる6VGクランクエンジンと比較してみたんですが、
かなり昔に設計されたのか、今のよりパワー向きのエンジンになってまして。
意外と捨てた物では無かったので、
ここはひとつ細かく紹介していく事にしましょう。
まずはヘッド。
左がATシャリーのヘッドで、右がGクランクエンジンのヘッドですが、
見て分かるように燃焼室の広さやバルブの大きさが違います。
バルブの径を調べたところ、
IN側が20ミリ、EX側が18ミリって言う、今まで見た事無い径でして。
ちなみにGクランクエンジンのバルブ径がIN側19ミリ、EX側16ミリと、
Rクランクエンジンと同じなのに比べ明らかにビッグサイズ。
今みたく環境問題が騒がれてなかったから、
パワー主義のエンジンが作れたんでしょうなぁ。
で、比較的大きなバルブを納める燃焼室もやっぱり広く、
代わりにスキッシュエリアが狭くなった仕様になってて、
当然ピストンもそれに合わせた物になってたんですが、それが罠だった…
右のサイドが傷でガリガリのピストンがAT用なんだけど、
燃焼室にあわせてトップが盛り上がったハイコンプタイプ…
本当はRクランク用の39ミリピストンを使ってオーバーホールしようと思ってたんだけど、
左のGクランクピストンと比べてもトップの形が全く違い、
このままだと圧縮比が低くなってしまうため断念…
シリンダーはホーニングしたら使い物になったんだけど、
どうしたもんですかねぇ…
実はCRF50用のピストンを写真で見たらハイコンプぽかったので買ったんですが、
普通のRクランク用と全く同じトップが少し凹んだタイプで、
おまけに39.5ミリっていうオーバーサイズピストンだったため、
これも無駄な買い物になってしまいました…
トップが盛り上がってればスカートが短く少し軽量なので、
面白いエンジンになりそうだったんだけどなぁ…
お次はカムシャフトなんだけど、
形はやっぱりGクランクエンジンと同じ油圧保持で片側だけ径が違う困ったタイプ。
ただプロフィールは純正ハイカムと呼ばれる通称41カムと同じ形状でした。
まぁ燃焼室が広いので、これくらいのプロフィールでないと力が無さ過ぎると思いますが。
これに比べてGクランクエンジンのカムプロフィールは本当にお粗末。
形も特殊なので本当にただのゴミです。
ウチでは比較用として保管してあるんですがね。
ここまででRクランクエンジンよりはパワー向きって事が分かってもらえたと思うんだけど、
ココからはバルブを磨いたりヘッドやシリンダーをブラストしたりって言う単調な作業が続くため、
次回はいきなり組み立て編になると思います。
だから次回は趣向を変えて他の事でも記録しておきましょうかね。
それではまた見て下さいな。
にほんブログ村 ← 毎日多くの応援ありがとうございます♪
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今では珍しい3速オートマのエンジンって事で、
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ウチのも売ればこの先の資金調達が出来るのではないか?って言う気持ちになってきましてね、
このまま売ってもジャンクなので、いっその事ウチでオーバーホールして出してみる事になった訳です。
話が決まったらサクサクと分解して、使える部品と不可の部品に分けていくんですが、
まずはエンジンの仕様を調べるのが先って事で、
ウチに転がってる6VGクランクエンジンと比較してみたんですが、
かなり昔に設計されたのか、今のよりパワー向きのエンジンになってまして。
意外と捨てた物では無かったので、
ここはひとつ細かく紹介していく事にしましょう。
まずはヘッド。
左がATシャリーのヘッドで、右がGクランクエンジンのヘッドですが、
見て分かるように燃焼室の広さやバルブの大きさが違います。
バルブの径を調べたところ、
IN側が20ミリ、EX側が18ミリって言う、今まで見た事無い径でして。
ちなみにGクランクエンジンのバルブ径がIN側19ミリ、EX側16ミリと、
Rクランクエンジンと同じなのに比べ明らかにビッグサイズ。
今みたく環境問題が騒がれてなかったから、
パワー主義のエンジンが作れたんでしょうなぁ。
で、比較的大きなバルブを納める燃焼室もやっぱり広く、
代わりにスキッシュエリアが狭くなった仕様になってて、
当然ピストンもそれに合わせた物になってたんですが、それが罠だった…
右のサイドが傷でガリガリのピストンがAT用なんだけど、
燃焼室にあわせてトップが盛り上がったハイコンプタイプ…
本当はRクランク用の39ミリピストンを使ってオーバーホールしようと思ってたんだけど、
左のGクランクピストンと比べてもトップの形が全く違い、
このままだと圧縮比が低くなってしまうため断念…
シリンダーはホーニングしたら使い物になったんだけど、
どうしたもんですかねぇ…
実はCRF50用のピストンを写真で見たらハイコンプぽかったので買ったんですが、
普通のRクランク用と全く同じトップが少し凹んだタイプで、
おまけに39.5ミリっていうオーバーサイズピストンだったため、
これも無駄な買い物になってしまいました…
トップが盛り上がってればスカートが短く少し軽量なので、
面白いエンジンになりそうだったんだけどなぁ…
お次はカムシャフトなんだけど、
形はやっぱりGクランクエンジンと同じ油圧保持で片側だけ径が違う困ったタイプ。
ただプロフィールは純正ハイカムと呼ばれる通称41カムと同じ形状でした。
まぁ燃焼室が広いので、これくらいのプロフィールでないと力が無さ過ぎると思いますが。
これに比べてGクランクエンジンのカムプロフィールは本当にお粗末。
形も特殊なので本当にただのゴミです。
ウチでは比較用として保管してあるんですがね。
ここまででRクランクエンジンよりはパワー向きって事が分かってもらえたと思うんだけど、
ココからはバルブを磨いたりヘッドやシリンダーをブラストしたりって言う単調な作業が続くため、
次回はいきなり組み立て編になると思います。
だから次回は趣向を変えて他の事でも記録しておきましょうかね。
それではまた見て下さいな。
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