南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

壊れた物とは逆に言い換えれば直す事が出来る物ってことさ♪

2009年08月28日 16時15分43秒 | 輸入横型エンジン編
みなさんこんにちは。「のりもの倶楽部」南信州版でございます。
最近忙しすぎて全然更新できず気が付けばもう金曜日…
完全に曜日感覚が無くなっています。
ほかっておけば日曜日に仕事受注して作業しても気が付かないかもしれない勢いです。


ほぼ1週間ぶりの更新になってしまいましたが、
忙しくてバイクを弄る時間も無く、
何も進まなかったのでまた壊れたエンジンの続きでも書きましょうかね。









これは山ちゃんがエンジンの分解時に撮影した写真。
ピストンが少し横を向いて止まり、
おまけにバルブが当たった跡がありますねぇ。

もうこの時点でエンジンオシャカは覚悟してます。









シリンダーを引き抜いたらなぜかピストンも一緒に出てきたみたいです(笑

最近になって壊した本人が白状しましたが、
空吹かしで16000rpmまで回ったので、喜んでもう1回トライしたらエンストしたそうです。
エンジンが壊れた原因は回しすぎもあったかもしれないですが、
完全にピストンピンの強度不足でしょうねぇ。
空吹かしで折れてしまうくらいなので、
登り坂でエンジンをブン回しでもしたら1発でこのザマになってたでしょうな。

しかしそこまでエンジンを回してもサージングが起きてはいなかったので、
バルブスプリングと僕らの組み方は間違ってなかったみたいです。

が、前は書かなかったけど僕がこのエンジンに乗った感じは「こんなもんか…」でした。
確かに上のパワーは上がってるかもしれないけど、
そこまで回してないのでわかりませんでしたが、
10000rpmまでの実用回転域ではトルクも薄く、
逆にパワーダウンしてしまっているかのような感覚で…

オイルフィルターローターを軽量化したのがいけなかったのか、
S30カムが高回転向けすぎるのか知りませんが、
いたずらに高回転ばかり求めても意味無いかもしれないですねぇ…
自分のエンジンはS20カムの仕様で留めておくかな。










エンジンが冷えたらすぐにクランク割ってみましたが、
当然中からピストンのかけらがバラバラと…

調べた結果は、エンジンがいきなりストップしたのが良かったのか、
他の部分にダメージが及んでることはありませんでした。
しかし全バラにしてクリーナーで全てを洗浄し、
腰下まではまた組みましたが、
シリンダーがオシャカなのでその先は手付かずの状態。
しかしまたピストン探してきてシリンダーをボーリングして組んで試すつもり。
現在55ミリのピストンを物色してる最中です。









僕のゴリラの現在の仕様ですが、
また1P56FMIエンジンに換装し直し、せっかくなのでPE24をそのまま使用して、
セッティングを1からやり直した状態で乗っていますが、
時間をかけてセッティング出したのでもの凄いスムーズに乗ることができまして。
このエンジンもまだブン回す事は出来ませんが、
PC20と同じくらいのスムーズさなのに、
一回りトルクが出てる感じがして乗っていて楽しいくらいです。
始動性が悪いのが弱点ですが…

セッティングはメインジェットが♯105、ニードルのクリップはセンターで、
スローが♯42でバッチリ出てますが、
僕のタイガーエンジンもそうだけどセッティングは比較的薄めで出る感じがしますねぇ。
つまり燃費が良いって事でしょうか?

しかしこのエンジンもなかなか面白いエンジンなので、
早くカムを交換してオイルフィルターローターを軽くして、
シャリーに載せてみたいもんですな。

そんな訳で今週のクラブ活動はキャブセッティングしか出来ませんでしたが、
来週暇がが出来たらまた何かするつもりです。
なのでまた見て下さいな。



にほんブログ村 バイクブログ バイク カスタム・整備へにほんブログ村 ← 毎日多くの応援ありがとうございます♪
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする