皆さんこんにちは。「のりもの倶楽部」南信州版です。
いやぁ、しかし先週は暇だった。
もし前の週の忙しさを持ち越せたら変な病気にかからなかったかもしれないですねぇ。
たぶんエコカー減税のせいで新車購入がどっと増えたのかもしれないですが、
そう言えば先週はプリウスばかり弄ってた気がしましたな。
エコカー減税も景気対策の一環みたいだけど、
僕みたいなベースの低い人間には車買えないので全く関係ない話。
仕事ではエコカーを弄って稼いで、
プライベートでは燃費10キロしか走らない軽自動車に乗っております。
明らかに負け組です。
まぁそんなグチ言ってても仕方ないので、
この間壊したタイガーエンジンのお話でも。
まずは上の写真。
エンジンが壊れたのは自分らで作った自作ピストンピンの曲がりによるもので、
おかげでピストンは粉々に砕け散り、
シリンダーもホーニングでは済まないくらいのダメージを受けてしまいました。
ここまでは前にも書きましたかね。
その後クランクケースを割って掃除して腰下まで組み直したのですが、
ここで困ったのが自作ピストンピン以外の流用方法。
どうせ同じ物作ってもまた曲がってしまうし、
だからと言ってハイコンプピストンの吹けを知ってるのでもう戻れない。
などといろいろ考えていたんでが、
山ちゃんの知り合いの金属加工屋さんにお願いしていたカラーが出来てるって事で、
早速使えるか検証する事になりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/a3/819937c9df43903d93eee8503ff7a081.jpg)
これがピストンピンに換わる新しい方法。
外径14ミリ、内径13ミリの真鍮製のカラーでございます。
片肉0.5ミリしかないのでペラペラですなぁ。
当然だけどこれもNC旋盤で作ってもらった物で、
自分の旋盤と僕の腕じゃここまでの精度は絶対無理。
この方法なら外径13ミリのピストンピンが使えますが、
自分らで作ったピストンピンがあのザマなので、
強度についてはちょいと心配な部分もありますねぇ…
この方法で同じように中華エンジンを作ってる人がいて、
僕らはその二番煎じみたいなものなんだけど、
その方のエンジンはスモールエンドが15ミリのクランクで、
そこに13ミリのピストンピンを入れるので、
カラーの厚みは1ミリ確保できるんだけど、
僕らの場合は0.5ミリしか厚みが確保できないので、
この方法でもしダメだった場合、材料を換えるしか方法がありません。
しかし強度を上げるとバラバラになりそうだし、
でも柔らかすぎると変形しそうだしなぁ…
何が一番向いている素材だかサッパリ(汗
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/25/437ae30a47efd329fa821248bffa58a1.jpg)
実際クランクシャフトに入れてみたらこんな感じ。
このカラーは潤滑用の穴が空いていないので、
これは自分らで空ければ良いとしても、
やはり写真からだと強度は大丈夫か心配になりますねぇ。
スモールエンドを片肉0.5ミリ拡大して内径15ミリにすればカラーを厚く出来ますが、
そんなもんどうやってボーリングしたら良いか分からんし、
もし出来たとしてもスモールエンド部の強度も下がりそうだし。
まぁこの方法でダメだった場合、おとなしくAPE用のピストン使うしかなさそうですが、
このエンジンはシリンダーをボーリングして56ミリピストンを使う予定なので、
簡単に言うと壊した場合はもう次が無いって事になります。
もしくはスリーブがペラペラになるけど57ミリのスカットピストンを使うとか。
いや、ありえんな…
そんな訳でただ今56ミリピストンが届くのを待っている状況なので、
届いたら使えるか早速実証したいと思います。
それではまた見て下さいな。
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いやぁ、しかし先週は暇だった。
もし前の週の忙しさを持ち越せたら変な病気にかからなかったかもしれないですねぇ。
たぶんエコカー減税のせいで新車購入がどっと増えたのかもしれないですが、
そう言えば先週はプリウスばかり弄ってた気がしましたな。
エコカー減税も景気対策の一環みたいだけど、
僕みたいなベースの低い人間には車買えないので全く関係ない話。
仕事ではエコカーを弄って稼いで、
プライベートでは燃費10キロしか走らない軽自動車に乗っております。
明らかに負け組です。
まぁそんなグチ言ってても仕方ないので、
この間壊したタイガーエンジンのお話でも。
まずは上の写真。
エンジンが壊れたのは自分らで作った自作ピストンピンの曲がりによるもので、
おかげでピストンは粉々に砕け散り、
シリンダーもホーニングでは済まないくらいのダメージを受けてしまいました。
ここまでは前にも書きましたかね。
その後クランクケースを割って掃除して腰下まで組み直したのですが、
ここで困ったのが自作ピストンピン以外の流用方法。
どうせ同じ物作ってもまた曲がってしまうし、
だからと言ってハイコンプピストンの吹けを知ってるのでもう戻れない。
などといろいろ考えていたんでが、
山ちゃんの知り合いの金属加工屋さんにお願いしていたカラーが出来てるって事で、
早速使えるか検証する事になりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/a3/819937c9df43903d93eee8503ff7a081.jpg)
これがピストンピンに換わる新しい方法。
外径14ミリ、内径13ミリの真鍮製のカラーでございます。
片肉0.5ミリしかないのでペラペラですなぁ。
当然だけどこれもNC旋盤で作ってもらった物で、
自分の旋盤と僕の腕じゃここまでの精度は絶対無理。
この方法なら外径13ミリのピストンピンが使えますが、
自分らで作ったピストンピンがあのザマなので、
強度についてはちょいと心配な部分もありますねぇ…
この方法で同じように中華エンジンを作ってる人がいて、
僕らはその二番煎じみたいなものなんだけど、
その方のエンジンはスモールエンドが15ミリのクランクで、
そこに13ミリのピストンピンを入れるので、
カラーの厚みは1ミリ確保できるんだけど、
僕らの場合は0.5ミリしか厚みが確保できないので、
この方法でもしダメだった場合、材料を換えるしか方法がありません。
しかし強度を上げるとバラバラになりそうだし、
でも柔らかすぎると変形しそうだしなぁ…
何が一番向いている素材だかサッパリ(汗
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/25/437ae30a47efd329fa821248bffa58a1.jpg)
実際クランクシャフトに入れてみたらこんな感じ。
このカラーは潤滑用の穴が空いていないので、
これは自分らで空ければ良いとしても、
やはり写真からだと強度は大丈夫か心配になりますねぇ。
スモールエンドを片肉0.5ミリ拡大して内径15ミリにすればカラーを厚く出来ますが、
そんなもんどうやってボーリングしたら良いか分からんし、
もし出来たとしてもスモールエンド部の強度も下がりそうだし。
まぁこの方法でダメだった場合、おとなしくAPE用のピストン使うしかなさそうですが、
このエンジンはシリンダーをボーリングして56ミリピストンを使う予定なので、
簡単に言うと壊した場合はもう次が無いって事になります。
もしくはスリーブがペラペラになるけど57ミリのスカットピストンを使うとか。
いや、ありえんな…
そんな訳でただ今56ミリピストンが届くのを待っている状況なので、
届いたら使えるか早速実証したいと思います。
それではまた見て下さいな。
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