
前に販売したウチのコンプリートエンジン。
3速ギアにはチェンジ出来るけどドグが噛み合ってない症状みたいで入庫になった。
で、先に試運転しようか考えだんだが、
2度手間になりそうだったから結局はエンジンを分解してみたんだが、
写真のようにシフトフォークが削れていて、
たぶん原因はこれだろうね。
実は心当たりがあって、
製作中にミッションのチェンジやタッチを調べてたら、
ギアが飛ぶ中華エンジン特有の症状が出てたからドラムストッパーを国産に交換したんだけど解消されず、
ウチにあったシフトドラムに交換してみたら見事解消したから納品したんだが、
たぶんコレが原因かなぁ。
さっきも調べたがタッチは良いし飛びも無いんだが、
3速で走るとシフトドラムが途中で止まってる特有の症状が出るっぽい。
だから早速新品のシフトドラムセットを購入したんだけど、
それでダメならミッションも新品にしてみるつもり。
ただ中華エンジンのミッションは汎用扱いだから買って試さないと分からないんだな。
そんな訳で部品が来たら直ぐ組んで今度はベンチにかけて実走してみる。
手間だけど販売した責任があるし、トラブルシュートもデータ集めのウチ。
ただお客様には手間でしかないから申し訳ないんだけどねぇ。
とりあえず部品は直ぐ届くみたいだから良いんだけど、
ミッションも調べたり他にありそうな原因究明もするからトラブルシュートは大変なんだが、
ただ、分かってる事は必ず直るってこと。
だから中華エンジンは面白いんだよねぇ。