南信州のりもの倶楽部♪

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ピストンのオイル溝加工をしてみた

2017年01月06日 20時55分57秒 | オリジナル コンプリートエンジン


今日も本業を行なっていたら他の事はあまり出来なかったんだけど、
注文していたエンジンスタンドが出来上がってきたから塗装をしていた。

ウチのスタンドには塗装とは言っても亜鉛メッキコートと呼ばれる特殊な塗装を行なっていて、
この塗装は本当に丈夫で剥がれない。
まぁ金属の表面に金属を吹き付けてるようなものだから丈夫なんだけど、
まぁ特殊とは言っても缶スプレーのお手軽さなんだが(笑)









GPXの4バルブエンジンの場合ピストンの痛みが激しく、どうにかならんかとHISPECさんに相談したら、
ピストンに穴を開けて穴同士を繋ぐオイル溝を作ったらどうかって事で、
ピストンに旋盤でオイル溝を作ってから穴を開けてみた。

このピストンはオイルジェットがあるロンシン125に使うから、こんな事しなくても大丈夫だとは思うんだけど、
横型エンジンはピストン上側の潤滑不足になりやすいから、
一応これからはこの加工くらいは行なおうかと考えている。
ただ穴が少し大きい気がするから、これからはドリルを少し細くするつもり。
ドリルを細くすると加工が難しくなるんだけど、穴が大きいと強度が落ちそうだからねぇ。

明日からまた小正月で休みだからガレージで作業かなぁ。
まぁ190ccエンジンが届くから開けてみるかな。

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