
まず先になんだがまたメールの返信が遅くなっており申し訳ないです。
ブログで詫びてる暇あるならさっさと返信しろと言われそうだが、
溜まり過ぎると返信内容を考えるだけでも大変だからお許し下さいな。
そして本題なんだけど、もう発表していた気がしていたんだけどアニマの販売ははどうなりました?的なメールを沢山いただくからまだなんだろうけど、
レプリカではなく本物のデイトナアニマの国内販売が既に決定している。
販売されるのは前にも書いたアニマ190cc4バルブの5速で、
4速や150ccなど種類は沢山あるんだが全ては扱いきれないから、
それなら最高峰のエンジンに!となり5速のみの扱いとなる。
本当はモダンワークスさんから販売されると思って楽しみにしていたんだが、
デイトナの名前の入った部品を扱う事になるんだから敷居とハードルは高いようで、
メールでも聞いたが芳しくない返答だったため、モダンさんがダメならこの私が!的な考えで、
いつも超お世話になっているアローズさんに相談したら、
販売許可まで取って下さって夢が現実の物になった。
ただ!売れ筋のヨーロッパから注目が入ったようでそちらを優先されるらしいから、
日本での販売分は後回しにされるみたいだけど、
それでも来年のシーズンには間に合うから少しくらい遅れても楽しみが少し先になっただけの話。
ちなみにGPX125エンジンも同じ便で来るみたいだから、
次からは自費で剥離する事もなくなるからこちらも少しは楽になるかな。
そして販売されてからの話になるんだが、エンジンの生産はやっぱり中国で、
腰下に使われているベアリングもどうやら中国産らしい。
まぁ心配な所だとミッションに使われている6203が2つと6001の1つ、あとはクラッチの6000なんだが、
どれも出先で壊れたりベアリングが砕けたりすると再起不能となるため、
保険として初期オーバーホールも予定している。
金額なんだが高いエンジンだからと言ってもオーバーホール費用は上げれないからお値段据え置き。
見積もりはまたご相談下さいな。
ちなみにクランクシャフトのベアリングは1P60系と同じ特殊ベアリングとなるため国産では設定が無く、
修理には中国から部品を買う事になるみたいだけど、
こんな大きなベアリングは壊れないから心配は全くしていない。

それと先に言っておくけど腰下の部品は中国製でも4バルブヘッドやピストン、シリンダーなど腰上の部品はデイトナさんからの供給となるようで、
アニマレプリカから4バルブへは不可能。
私も同じ事考えたがそれができちゃなら誰もエンジン買わないもんねぇ。
たださっきも言ったように腰下の中身はアニマレプリカと同じなんだから、
部品はゾンシェンのW190の純正部品でリペアが可能そうで、
ただ1番心配なクラッチバスケットはW190の物が流用可能か買って真っ先に調べてみるが、
190ccの5速は最初から強化品だと考えている。
W190のクラッチバスケットに刻印は入っているのをわざわざドリルで潰してあるのを考えると、
もう心配するのは腰下のベアリングだけかもしれないかなぁ。

アニマレプリカで凄く人気があるのが結晶塗装の砂点仕上げでアニマも当然塗装は可能なんだけど、
粉体塗装や結晶塗装は高温で焼く必要があるため当たり前だがエンジンを丸ごと塗装は無理。
よって塗装する場合は全バラにして部品ごとに塗装するため、
新品でも中古でも塗装する場合は自動的にフルオーバーホールとなる。
結晶塗装と言ってもマストテクノさんが良心的な価格で行なってくれるからビックリする程高くなく、
車のドア1枚の板金塗装の方が高いと思うわ。

アニマのマニホールドの穴のピッチはモンキーとは違うため、
Gクラフトさんなどのモンキー用可変マニホールドがそのままでは装置出来ない。
付属のマニホールドは使えるんだけど角度は変更出来ないため、大きなキャブはそのまま使えないんだよね。
よってそんな時のためにアニマ用のマニホールドアダプターもHISPECさんが作ってくれているから、
前のアニマレプリカと同じようにこちらも継続で販売する事にする。
とりあえずこんな感じとなるんだけど、
販売に関しては私が販売する訳じゃないからアローズさんから購入する事になるし、
私から買われても余計な送料がかかって高くなってしまうんだけど、
初期オーバーホール済みエンジンが欲しいって方のために、
こちらでエンジンを用意しての受注生産もするつもりだから、
エンジンの載せ換えくらいしか自信が無いって方も安心だとは思う。
アニマに関してもそうなんだけどウチでは初期オーバーホール済みのGPXの扱いや、
横型エンジン全てのオーバーホールやチューニングなども普通に行って、
中華エンジン専門と思われているかもだがそんな事は全く無いから、
もし検索に無いような難しそうな質問や無料見積もりなどあれば、私のメールアドレス、
msworksjapan@yahoo.co.jp
ここまでメール下さいな。
冒頭にも言ったけど毎日かなりなメールいただいているからなかなか返信出来ないかもだけど頑張ります。