南信州のりもの倶楽部♪

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このエンジンは何もしないが1番良い

2018年10月14日 20時32分12秒 | 輸入横型エンジン編






今日はRS-CUP最終戦の応援にも行けず昨日の続きのエンジン作り。
そう言えばここ最近どこにも遊びに行けず日曜返上で働いてるなぁ…


LIFAN150なんだけど、このエンジンについてお手軽なチューニングが全く無く、
ボアは56.5ミリでボアアップは出来ないしピストンピンが15ミリもあるからピストンはコレしか使えず、
ガスケット薄くして圧縮上げたいけどヘッドとピストンがスレスレのため無理はしたくないし、
カムは最初からハイカムだから交換する必要すら無い。

ちなみにこのエンジンのカムをロンシン125に流用出来るんだが、
ロンシンのヘッドは燃焼室が狭いからバルブの小径加工が必要なほどのカムで、
LIFAN150のヘッドは一応他のカムに交換出来るんだが、
150ccもあるエンジンに1万回転から炸裂するカム入れてもエンジンはそんなに回らないから、
交換する必要は全く無いとはアドバイスしている。

よって何もできないと言うのが正解に近いんだけど、
厚い純正ガスケット使うんだが何故かヘッドとシリンダーを癖で平面研磨してみる。
やらなくても良いんだがこれやらないと何だが気持ちが悪いんだよねぇ。









いつものように組み立ててブラストしたクラッチカバーも装着して完成。
他の部品は元からブラスト仕上げだから楽だ。

オイルフィルターなんたがこのエンジンは金網で小ぶりなフィルターなためGPXのろ紙タイプが使えず、
でも元のは錆びてて使いたくないからウチにあった部品取りエンジンから移しておいて、
ジェネレーターは点火時期が調整出来るのが最初から付いてるんだが、
全波ジェネレーターだし載せる車体に合わせて装着してもらえれば良いから付けずにお返しする。


そんな訳でまた明日から他のエンジンの組み立てもあるから、
下町ロケット見たらサッサと寝るかね。

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