南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

中華エンジン特有のギア飛びと真剣に向き合う

2018年10月20日 20時17分50秒 | GPX125 エンジン偏



もうこの段階から何時間が過ぎただろうか…

GPXを組んでいたんだがあれだけ見てきて初めて見事にギアが飛び気味な個体と出会い、
散々悩んで何とか飛ばなくはなったけど、もしシフトドラムが2速とニュートラルの間の山の頂上で止まってしまった場合、
ミッションのドグが削れてミッション交換となってしまうため対策を色々と考えていた。









一応行なったのが2速の溝の部分を深くする加工。
昔から何回かアップしてはきたんだがGPXのミッションの場合はそこまで酷くないから、
ロンシン125やLIFAN150のハズレミッションとは違いこの加工だけで直ってしまう。

ただしガチのハズレミッションの場合は何をしようが飛んでしまうためシフトドラム交換となるが、
今はミニモトさんからロンシン125の補修用ミッションやドラムが出たから直しやすくなった。

実はこの補修用ミッション、今日わざわざ遊びに来て下さったが山梨のF-15BTSさんがミニモトに呼びかけて単品販売が実現したそうだ。

だから私もGPX用の補修用部品が買えるようグザってみるかな。
せめてピストンリングとシリンダー、贅沢言えばクランクは欲しいし、
ミッションも出るようになれば簡単にリターンのクロスミッションが作れるようになるね。









一応右側が無加工のGPX純正で左側が2速の溝を深くしたドラムストッパー。

これだけでも良いと言えばそれまでだがもう一歩先を考えた場合、
シフトドラムの交換ではなく初期オーバーホールの際の無料の加工として何か出来ないか考えていたが、
本当に良い手を思いついちゃったから明日工具を買いに行って試してみる。
やっぱり脳ミソは使わないとダメだねぇ。

ちなみに上の写真のストッパー、その方法を試したらやり過ぎちゃったんだが見て分かるだろうか?
やり過ぎて組み方次第で変速しなくなっちゃったから完全に失敗だわ(笑)

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