
今日はロンシン125の下セルエンジンがやっと完成した。
また1ヶ月もかかっちゃたけどこのエンジンはミッションが悪く何度バラしたか分からんが最後はちゃんと作れて良かった。
しかし今までハズレミッションの修理を何回も行ったけど、
シフトドラム不良がほとんどなんだが共通の原因が分からん。
ドラムの溝彫り直す訳にもいかないんだが大元の原因くらいは調べたいんだけどねぇ。

次はGPX125のジェネレーター取り付け依頼なんだが、
組み間違い率が100%と言っても言い過ぎでないキックスピンドルのストッパーを調べてみた。
ちなみにキックペダルは写真の位置がスタートとなる。

遊びが取れてギアが噛み合うのがこの位置だからスピンドルの遊びが半分近くある事になる。
この原因はキックスピンドルにある合わせのポンチの位置が間違っているんだが、
多分だけど多めにしておけばスピンドルギアが当たらないから予めマージンを取っての位置かもしれないけど、
結果的に遊びが多過ぎて始動不良になる本末転倒な作り方。

クラッチカバーを取りクラッチを全て外すとストッパーが拝めるんだが、
調整前はこんな感じでケースとの隙間が多過ぎる。

調整は簡単でストッパーを外してポンチよりストッパーを時計回り方向に1つだけズラしてやれば良い。
ただ遊びが無さ過ぎるとギアの常時噛み合いのギアが当たり続けて異音がするからこの調整はエンジンの現状で私は判断している。
遊びを取り過ぎると下手すりゃブローだから、調整に悩んだら遊びを多めにするかなぁ。


クラッチ側をバラしたついでにギア飛び防止のスプリングに交換。
ただドラムを止める力が少し増えるだけだから根本的な対策ではなく、
それでもやらないよりマシだから金額も抑えてあるつもりだ。
あとは元に戻してジェネレーターを交換すれば終わりだけど、
リターンミッションの中華エンジンを買ったら最低限これくらいはチェックしてもらいたいし、
ジェネレーター交換くらいは自分で出来ないと心配なんだが、
自分では不安って方のために私がいるようなもんだから遠慮せず依頼していただけたらと思う。
ちなみにお問い合わせ先は下記のメールアドレス
msworksjapan@yahoo.co.jp
お見積もりは無料だからお気軽にご相談いただきたいです。
でも最近はそのお問い合わせが大変多くなかなか返信出来ず申し訳ないけど、
メール対応や作業に発送、さらに部品調達など全てを私一人でが行なってるから、
対応が少し遅れても笑って許していただけるなら有難いです(笑)