
今日は久しぶりにロンシン125のヘッドにハイカムを取り付けるご依頼をいただいたので早速行ってみた。
写真はバルブを全く加工しないでハイカムをそのまま取り付けてみた物なんだが、
やはりオーバーラップでバルブが当たってしまうし、
もし当たらなくてもバルブスプリングが縮み切ってしまいフリクションロスも酷くなりカムとロッカーアームがいずれ焼きついてしまう。
ロンシン125のコンプリートエンジンを作る時はこの作業は当然行うんだけど、
ハイカムだけ入れたいって方も凄く多いので、
時間も1時間くらいで終わるので安価で行っとります。

作業後はこんな感じでバルブは当たる事も無くサブスプリングも取り外すからフリクションがかなり減る。
ロンシン125のコンプリートエンジンの場合はカム交換の上にハイコンプピストン交換と軽量オイルフィルター交換も行い、
エンジンの塗装を剥離とウォーターブラストしてご要望もあれば0.916の4速ギアを0.958のセミトップクロスにも交換している。
ただ中古のエンジンが出て来ないと製作出来ないし、
新品をベースにするならいっその事GPX125エンジンに交換してもらった方が良いと思うわ。
今週は何故か多忙でエンジンを1機も作れなかったが、
夏は比較的暇だから仕事があるだけでホント有り難いわ。