南信州のりもの倶楽部♪

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カブ4速用トップクロスギア、やっぱりお勧めです

2022年08月28日 21時22分00秒 | 国産横型エンジン編
また何日も更新を休んでしまったんだが先週の後半は大変有難い事に毎日仕事に呼んでいただき、
エンジン製作の方はあまり時間が作れなかったので潔く諦め、
今日はお休みで何かしようとは思っていたんだが、
何となく面倒になりジムニーでドライブに出かけたり自分のリトルカブに乗ったりしていた。












エンジンを組んでから既に給油を3回程したから結構走ったはずなんだが、
調子は絶好調で4スト50ccとは思えないような速度でバリバリ最近走っていける。

あと3速から交換したデヤンのミッションも問題は何も無く、
手前味噌なんだがカブ4速用のトップクロスギアは本当に素晴らしく、
柳通りやアップルロードの飯田病院の坂も4速で登っていけてしまう。

多分0.958のギア比のままだと3速だと吹け切るし4速だとパワーバンドが使えないと思うんだが、
トップクロスは全開にしていれば4速に入れられるからあまり悩む必要が無く、
ただボアアップくらいはしないとダラダラ続く長い坂はフラストレーションが溜まるかなぁ。

あとこれは見た目だけの話なんだが、
ヘッドカバーは赤のマットのパウダーコートで塗ってもらったんだけど、
レッグシールドで見えないかなぁ、と思っていたら左側の穴からチラチラ見えるし、
前に回るとちゃんと見えるからアクセントになって良かった。

あとクラッチカバーとジェネレーターカバーは結晶塗装の砂点で塗ってもらったんだが、
実は砂点仕上げの塗装って表面がザラザラしているから表面積がツルツルの表面より約2倍になっていて、
そのせいで冷却効果が上がる事になるから見た目と機能性も兼ね備えた塗装と言える。

まぁどちらもレッグシールドのせいで直接走行風は当たらないが、
塗らないよか塗ってあった方がマシなはずだし、
しかも結晶塗装仕上げは純正オプションでも無いから何かやってある感はしっかり出てると思う、
と言うか低走行なのにいきなり開けてフルオーバーオールにミッションとギア交換までしてあり、
セル付きでもないのに4速なんだから見る人が見れば分かってくれる玄人好みの仕様だ。

あとこれは些細なこだわりなんだが、
デヤンの4速を買うと22丁のピニオンギアの着いた、
Bタイプのキックスピンドルが同梱されていてまとめて交換指定となっているんだが、
ラチェットが荒めのタイプで遊びが少し多めになってしまうから、
4速にしてもラチェットは細目のまま遊びも適正化したいと、
Q型エンヂンプロダクツさんのBタイプ24丁を入れてみたんだけど、
これだけ走っても何事も無いし細目でもラチェットが滑る事は無い、
と言うかもし滑ったらラチェットの山がほぼ無くなってるはずだ。

ただBタイプ24丁は入れても大丈夫か自分のエンジンを人柱にして試しただけで、
普通に使うなら荒目の22丁でも全く問題無い。












しかしこの1機のエンジンの中にNECTOさんに作っていただいたギアが2枚も入ってるってさ、
横型エンジニアとして感慨深い物を感じるわ。

あと、自分が考えた部品が召喚されるって結構凄い事で、
トップクロスギアはそもそもはCD90の23丁のコピー品なんだが、
NECTOさんの方で純正ギアに合わせてモジュール調整していただいたり、
cabyさんとQ型エンヂンプロダクツさんが一緒に神輿を担いでいただいた夢の部品だったりする。

まぁ私はギア1枚作れて結構満足しちゃってるんだが、
Qさんは色々な部品を召喚させてるから、あのバイタリティは見習う必要があるねぇ。

今日はしっかりお休みを頂いちゃったし明日から本業が暇ならエンジン製作を頑張るつもりで、
完成してるエンジンも発送するので到着までしばらくお待ち下さい。

あとメールの返信がサボり気味でホント申し訳ないです。
見逃してる以外はちゃんと返信はするのでお待ち下さいね。










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