団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

世の中には計り知れない真実がたくさんある。

2016-02-05 04:58:58 | 日記
 この前 いつもの喫茶店で週刊誌を読んでいますと、元外交官で作家の佐藤優さんが
たくさんの犠牲者が出た東日本大震災。実は被災地では「幽霊」の目撃談が後を絶たない。
という話を書かれていました。

ネットを検索しますと、

・タクシー運転手に聞いた話
 夜中にタクシーを停めていると一人の女性が近寄ってきてこういったらしい。
 「私は生きているのか死んでいるのか分からない、乗せて貰ってもいいか」
 運転手がその女性を乗せて走り始め、しばらくして後を振り向くと誰もいなかった。

 石巻からだが、乗せると消える客という話を複数のタクシー運チャンから聞いた。
 ある地区(あえて伏せる)で手を挙げてる人を乗せて走り出しながら行き先を訪ねると、
 完全に津波で瓦解した場所を言ってくる。
 「?」と思って振り向くといない、というパターン。
 その消える客は特定の容姿ではなく、複数いるらしい。
 昼も出るらしく、運ちゃんも「手ぇ上げでっから、止まんねぇどなぁ」と困っていた。

というタクシーの運転手さんの話が書かれていました。



東日本大震災の被災地でジャーナリストの奥野修司さん(66)=東京都在住=が、犠牲者の霊を見た家族や知人から聞き取りを進めている

「幽霊がいるかいないかを議論すると泥沼に入る。その人が見たという事実だけを素直に受け止めようと考えた。犠牲者と残された人の物語を、幽霊を軸に書きたい」

「これまで否定されてきたこと、いかがわしいと切り捨てられてきたものを再評価したい気持ちが、私の仕事の根本にある。新しい価値観を見つけることで、新しい世界が生まれる。社会の選択肢が多くなる」

なぜ幽霊の取材に力を入れるのか?と問われ。

■実は、被災地では怖がられてばかりでもないようです

・幽霊でもいいからもう一度会いたいと願う遺族もいる
幽霊でもいいから亡くなった大切な人と再会したいと切望している遺族もいる


「例えば、最愛の夫を亡くした妻の話。自暴自棄に陥り、死にたいと思う毎日。車で自損の重傷事故を起こしたりもした。ある時、夫の霊に会う。見守られている感覚が芽生え、お父ちゃんと一緒に生きようと思い直した。私はとても感動した。他にも犠牲者の霊の存在を感じ、生きる勇気をもらう話が多かった」


・大切な人の「死」に直面した人々の心が生み出したのかもしれない

「人間は本来『死』を受け入れられないものなのです。まして突然の、異常な形での死――年をとってベッドの上で死ぬという形でない死――は昔から人間にとって最も受け入れがたい」

「怪談の力が、縁者の死に向き合う被災地の人たちの心を治癒する働きを持つ」

すぎもと・ゆうこさんは、自分は特別迷信深いわけではないし、幽霊を見たこともないという。けれど「普通に生活してた人が突然亡くなったので、受け入れたくないと思っているんでしょう。出ない方がおかしいと思います」と語った


「亡くなった家族への強い思いが霊を見させるのかもしれない。殴られたり怒鳴られたりした、憎悪の対象だった家族の霊を見たという話は聞かない」


「亡くなった人でもとても大切な存在であり続けている。死者が生きている人をケアしている。彼らは亡くなった後も、生きている人を、温かく勇気づけ、元気づけている存在なんです。おそらく・・・」


ジャーナリストの奥野修司さんが、
幽霊がいるかいないかを議論すると泥沼に入る。その人が見たという事実だけを素直に受け止めようと考えたと語っておられます。

人間、見たことがないと信じない方が多いですが、魂を見ることができる方もいる。
作家の佐藤優さんは幽霊を見たという事実を尊重したいと語っています。

評論家の小林秀雄さんは、たった3、4百年しか経っていない科学の狭い合理的経験の中でのことを真実だと思わず、世の中には計り知れない真実がたくさんあるということを忘れないようにしなさいと言われています。

私は霊感能力がない為幽霊を見たことがないですが、これだけの方が幽霊を見たという事実を素直に受け止めたいと思います。




漫画の方は続編が始まるようです。漫画喫茶へ行って、読もうかな。(笑) 12-Bar"13"『ラブ・ストーリーは突然に 』 TRICERATOPS with 小田和正
コメント (14)
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