中日新聞の「ねえ!!ねえ!!ちょっと」という相談コーナーに,
「祖母の賀状代筆に悩む」という愛知・もちこさん(38)の悩みが載っていました。
「祖母の賀状代筆に悩む」という愛知・もちこさん(38)の悩みが載っていました。
祖母は施設に入っていて、数年前から寝たきりで意思疎通ができません。
私は母に頼まれて毎年、祖母の年賀状を代筆して出しています。
母は祖母が生きているうちは年賀状を出したほうがいいと思っているようです。
私は書くことは嫌ではないですが、祖母に頼まれてやっているわけではないので疑問に感じています。
どう思われますか?
このお悩みに対して、読者の回答のお一人目は。
私も友達の多い義母が筆無精だったので、十年近く代筆してきました。
受け取る側はご本人からだと思って読んでいると思いますので、本人が意思疎通ができないことを知らせて長年の賀状のやりとりのお礼とともに、これで最後にすることを伝えて見ては。
<愛知・ユーミンヒロ(65)>
お二人目の回答は。
代筆はおやめになっていいと思います。
義父が認知症になった際、夫は本人が賀状を書くのが困難になったことや、法事や付き合いの誘いは、こちらに連絡してほしい旨を手紙に書いて親類や友人に送りました。
以降、ほとんど賀状は送られてこなくなりました。
お母様から同様に手紙を送ってもらってはどうでしょう。
<東京・匿名希望(55)>
最後の三人目さんの回答は。
「賀状は今年で失礼します」と書けば、相手は気持ちをくんでくれると思います。
わが家の九三歳の義母もお友達から同様の賀状を頂くようになり、受け取るとしょげてはいるものの「そんな年なんだね」と言っています。
私も数年前、九十代の恩師から最後の賀状を頂き、「先生お疲れ様」という気持ちになりました。
<愛知・YU(67)>
以上です。
どなたの回答も、代筆はやめたほうがいいというご意見でした。
うちの父親が脳梗塞で認知症になった時、母親が弟に頼んで父親の年賀状を代筆させたようです。
長年の友人から年賀状がきて、〇〇さん(父親の名前)の筆跡と違う、何か〇〇さんに起こったようですね。「代筆の年賀状は結構です」とお断りの賀状がきたようです。
母親の判断が間違っていたと思います。
認知症が進むことはあっても、治るなんてことはないと思いますので、最初の回答
愛知・ユーミンヒロさんのように「本人が意思疎通ができないことを知らせて長年の賀状のやりとりのお礼とともに、これで最後にすること」を伝えた方が良かったように思います。
再会 金子由香利