風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

ドイツの旅6/ケルン2・ボンを歩きました。

2016年06月14日 | ドイツの旅2016年

ボン大学・(中心校舎、キャンパスは散在しているそうです)
5月14日、ボンを訪れました。
今日は、かつて西ドイツの首都であり、ベートーベンが生まれ、マルクスやハイネなどが学んだボン大学があるボンを訪れました。
ウィキペディアによると、当時の主要政治家は、将来東西ドイツが統一された時ベルリンが首都になるべきだと考えており、
フランクフルトやハンブルクなどの大都市を首都とすると既成事実化され、ベルリンへの遷都が困難になると考え、
小規模で地理的にも西ドイツの中央部に位置していたボンに白羽の矢を立て、古くからの文教都市と首都機能に
限定した行政都市として整備することになった、と書かれています。
つまり、東西ドイツ統一を見通し、その時は首都をベルリンにするために、いわば暫定首都として、
ボンを首都と定めたというのですが、事の真実はわかりません。
今日では、かつてボンが西ドイツの首都でだった面影はすっかり感じられません。

天気予報では最高気温が13℃と言うので、ズボン下を履きカーデガンとジャンパーで出かけましたがそれでも寒いくらいでした。
街角のビルの壁に大きな温度計があり、7℃位でした。

急行などもありますがローカル線で30分、7.70ユーロです。8:36発9:06着でした。
さて、その前にソナタホテルの朝食
 
 
ケルン中央駅                            ボン中央駅
 
ミュンスター教会                                               ミュンスター広場のベートーベン像
  
中央郵便局
 
朝市
 
Stiftung Denkmal教会
  
市庁舎                                 Narnen+jesu教会
 
ベートーベン生家             Stifts教会
  
見せ物小屋                              ライン川
 
ベートーベンホール                          オペラハウス
   
アカデミー美術館                                                  郵便ポスト
    
駅に戻り、駅前のコンチネンタルホテルのトイレを借りました。
地下鉄で別名「ミュージアムマイル」・MuseumKoenig駅に向かいました。
地下鉄は全線1.9ユーロのようです。 切符の打刻は車内です。 駅ホームの壁に大阪市電の文字が
  
通りの名前は、西ドイツ時代の首相のアデナウワー通りです。
Koenig博物館                            歴史博物館
 
市立美術館
  
国立絵画展示館                            その入り口
 
 
見ざる・言わざる・聞かざるの猿像がありました。        歩道に人々の名前が、由来はわかりません。
 
牧師館聖エリザベス教会
  
  
地下鉄でボン中央駅に戻りました。ケルン中央駅で、明日行くトリーアの切符を買いました。
昨日、写真を撮り忘れたケルン大聖堂のシュテファン・ロハナーの大聖堂の絵を見に行ったのですが、
このエリアは閉じられていました。 
コロンバ美術館
  
大手デパートのGaleria KAUFHOf、地下はスーパーと食材売り場で、とても重宝です。 作家ボールでパフォーマンスする人
 
ボンは、かつての西ドイツの首都ですからもっと大きな街を想像していたのですが、ひっそりして、
拍子抜けする程の小さな田舎都市という感じでした。ボン中央駅前など狭い広場があるだけです。
博物館通りも道を聞こうにもほとんど人がいませんでした。
ミュージアムマイルと言われる通りの博物館がある反対側がかつての政治の中枢だっとと思うのですがどうなのでしょう。
かなり広い柵で囲まれた緑豊かな敷地に、大きな建物がいくつも建っていましたから。
冒頭にに記しましたが、戦争直後の西ドイツ指導者が、ボンを極めて限定的に政治的首都のみ位置づけ、
他の社会的・経済的中心地としては建設しなかったのは、驚くべき優れた先見性と言う他ありません。
ボン大学は他にも広大なキャンパスがあるようです。     【5月14日終わり】


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