5月29日『ブレーメンの音楽隊』のブレーメンを訪れました。
ハンブルクから急行で1時間10分位です。ハンブルクに次ぐ大きな港町だそうですが、海からヴェーザー川を遡ること
50km以上も内陸です。
天気予報では午後から雨なので早めに出ようと8時半に駅に行って往復切符(25ユーロ)を買いました。
窓口はすいていてすぐ買えました。少し涼しかったのでホテルに一度戻りジャンパーに着替えホテルの部屋で待ちました。
9:15発に乗ってしばらくすると、ものすごい雨が降り始めました。ブレーメンに着くと雨は止んでいました。
ブレーメン駅 海外博物館
駅を出てすぐ右にあります。正面に赤い鳥居があるのにはびっくりしました。
海外博物館前の像 しばらく歩くと、ピストルや刀などの店がありました。値段を見ると100ユーロもしていました。
旧市街に向かって歩き出すと公園の中に風車があります。
しばらく歩くと旧市街の入り口に冒頭の『豚飼いの像』があります。
リープフラウエン教会が目に入り込んできますが、工事用のシートで覆われていました。 ブレーメンの音楽隊像
現在は商工会議所として使われている建物。
ローラント像[平和と権利のシンボルと言われています。] 市庁舎も工事中でした。
とうとう雨が降り始めました。 聖ピトリ大聖堂 行事があるのか中は入れませんでした。
聖ピトリ大聖堂(横から)
Am Markt21の壁飾り マルクト広場では朝市とイベントが行われ、試食会等が行われていました。
ベットヒャー通り入り口 わずか100mの小路に小ギャラリー・博物館・小物屋・土産屋・カフェ等がひしめいています。
ロゼリウスの家とパウラ・モーダーゾーン・ベッカー美術館 ベットヒャー通り出口
マルチニ教会
ヨハン教会 (工事中でした。)
シュノーア地区の路地、ガイドブックでは小さいアトリエや小物点やカフェなどのしゃれた路地とありますが大したことないです。
ヨハン教会(工事中で閉鎖)
ヴァーザー川に出てみると、この雨の中、ボートやカヌーで遊ぶ人が
Forum an Wall(右の入り口には警察とも)
クンストハレ博物館 シアター
ブレーメン・デザインセンター 通りで
路上に東京への距離が記されていました。 ↑不気味な像でした。
雨足と風が強くなってきたので帰ることにしました。急行は1時間に1本、特急も1時間に1本、14:33の電車に乗れました。
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以下、私の独断的感想
ドイツ人の雨についての考えは私には全く理解できません。かなりの雨が降っていても傘を差す人は断然少数派なのです。
防水のレインコートを着ている人もいますが、普通のコートの人もいて、それでいて寒そうに震えているのですから。
ドイツの街角について------------------
昼間からビール瓶を片手に歩いている人もたくさんいます。酔いつぶれている人もかなりいます。
物乞いもたくさんいます。ホームレスも多いです。老若男女の差無くです。特に若者が犬を連れて物乞いをしているのです。
何か事情があるのかも知れませんが、私には理解できません。
私は、かつてヨーロッパのホームレスと福祉とキリスト教との関係について書いたことがあります。
簡単に言うと、キリスト教に限らず多くの宗教に言えることですが「富める者は貧しき者に施し」の精神があるのではないか
と言うことです。それがヨーロッパでは特に強いと思うのです。
アメリカの富豪の「慈善活動」は、有名ですが私は「偽善」を感じます。
ヨーロッパでは、路上パフォーマーや路上演奏家なども多いのですが、それは彼らがそれで生活できているということです。
しかし、狭い車内での楽器の演奏など私には迷惑この上ありません。
ヨーロッパは福祉が充実していると言いますが、果たして本当はどうなのか私は疑問に思います。
喫煙者もすこぶる多いです。これも老若男女の差無くです。特に学生風の若い男女が目に付きます。
オフィス内での喫煙は禁じられているのでしょう、ビルの外の入口にたむろして立って喫煙しています。
喫煙者の多くは、路上で、鉄道のホームで見境なしに吸い、その上吸い殻は路上にポイ捨てです。
路上を汚せば清掃する人の仕事を作ることが出来るという考えもありますがそれはどう見ても屁理屈です。
路上の煙草の臭いは私には臭く全く不快で気持ち悪いです。歩きスマホや歩き電話も普通です。
とにかく忙しいのでしょう。歩きながらの飲食は普通のレベルを通り越して異常な程多いです。
これも場所を選ばずで、路上、ホーム、車内、バス、ひっきりなしに食べているという感じです。
しかし、カフェで一杯のグラスビール・コーヒーで何時間もおしゃべりしているのですから「多忙」は無いと思うのですが…。
また、肥満の人が多いです。これも老若男女なしです。それはセックス魅力があると言うより異常な「肥満」と感じます。
愛犬家もいますが、「犬たちの粗相」も多くの人がそのまま放置です。
道路については、ヨーロッパには独特の考えがあるようです。中世のパリなどは、家屋内にトイレはなく、道路に捨てていました。
それがペストや赤痢など感染症と伝染病のパンドミックにつながったと聞いています。
水洗トイレときれいな水道水と風呂が普及していた古代ローマの驚くべき文化はヨーロッパに根付かなかったのでしょうか。
これらについては「キリ」がないので、いつかまた考えましょう。 【5月29日終わり】