おめでとうございます!!
とりあえず、岡田監督が就任したオリックス・バファローズはとりあえず最下位だけは脱出して、2010年は何とか5位になれそうです。
・・・・というのも、楽天のお家騒動のおかげ。
野村監督が今シーズン2位、球団創設5年目にして初のAクラスを確保したというのに、監督は解任。それのみならず、1・2軍の橋上、池山、佐藤コーチなど、8人のコーチが「来季の契約を結ばない」と言われたのだから。
確かに岩隈、田中、永井の3本柱に加えて、鉄平、草野といった巧打者、山﨑の長打、リンデン、セギノールという外国人打者といういろんな選手の能力が発揮されてのAクラス入りだが、選手も認めているように監督の采配、コーチの指導によってチームとしての力が引き出されたというのも大きい。それが空中分解してしまうのだから・・・。
プロ野球の監督というのは、昔は連合艦隊の指揮官、オーケストラの指揮者と並んで「日本人の男性なら一度なってみたい職業」とまで言われていたのに、こんなにあっさりとクビを切られるものだな。もっとも、楽天の場合は経営陣の考え方がこれまでのプロ野球とはあまりにも相容れないところが多そうなのだが。
監督の年俸が高くて困るというのであれば、いっそのことその辺りの熱心な野球ファンを連れてきて、日替わりで監督をさせたほうが経常収支を考える上では間違いなくプラスになるし、そのほうが成績が良くなるかもしれない。
ただそうした場合、実際にプレーする選手は果たして立ち上がってついて行くのかな、という不安はあるのだが・・・・。