7月1日から、来年3月に高校を卒業する生徒に対する求人票の公開が解禁となった。私の勤務先でも昨年と同様に大阪・神戸の拠点にて技術職を募集することになり、早速に各学校を訪問する。
3年前から新高卒の求人を行っているが、こういう景気の悪い時期だからだろうか、私の勤務先のようなところでも積極的な応募があり、いろいろな比較対象の中で良い人材を確保できているように思う。そして求人活動を行う中で、各学校ごとのカラーというものが少しずつわかるようになり、その経験の積み重ねで「この学校ならそれなりの人材を推薦してくれそうだ」というのがある程度計算できるようになった。ということでようやく求人票を提出する学校を絞ることができ、訪問時にも突っ込んだ話ができるようになった。本日も某高校の先生が勤務先業務に非常に興味を持っていただき、あれやこれやと聞いてこられるので予定の時間を過ごしたことである。
中途採用や大学生の選考と異なり、高校生の求人、あるいは選考はさまざまな制約がある。もっとオープンにしてもいいのではないかと思うのだが、学校の先生がそういう考えでずっと来ているのだから仕方がない。ただその中でも熱意のある、こちらが望む人材像とマッチする生徒を何とか推薦しよう、その生徒にとってよかれと思う進路を進める先生の熱意には頭が下がる。それだけに、こちらも真剣に選考しなければ。
9月、どういう人材が出そろうかが楽しみ。できれば、本当にどの生徒を採用しようかトップを含めて頭を大いに悩ませるような展開になればいいのだが・・・・。