まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

週末鉄道紀行、まずは福知山へ

2012年05月06日 | 旅行記E・関西

前の記事で「4日の夕方からとりあえず出かけます」ということを書いた。その4日から5日にかけての話。

Dscn4162梅田で夕食と時間つぶしをした後に乗り込んだのが、大阪21時12分発の特急「こうのとり」。福知山線の特急車両も新型が入っている中で、やってきたのは国鉄型の183系。

Dscn4163大阪から「雷鳥」が姿を消してから久しいが、国鉄型、国鉄塗装の車両に乗れるのも貴重な機会である。ただ、この時間に大阪を出発するというころで自由席もガラガラ。早速前のシートを回転させて足を投げ出す。まさに夜行列車の感覚だ。

途中ウトウトしながら到着したのは終点福知山。時刻は23時前。4日はここで宿泊とする。

・・・・なぜこの時刻に福知山に現れたか。それは5日の行程にある。

当初の予定では5~6日の1泊2日にて、東のほうに出かける計画を立てていた。それが、5日の夜にある飲み会の開催が決まった。このため、旅行そのものを取りやめてそちらに参加することに(5日の飲み会の参加メンバーというのが不思議な巡り合わせで知り合った人たちで、ひょっとしたら拙ブログでもいずれそのことを書く日が来るかもしれないが、今のところはそれはおいといて)。まあ、別に旅先で誰かが私を待っているわけではないし。

ということで、5日の19時には大阪に戻ることとして、どこか日帰りで行けるところを考えていた。鉄道旅行の面白さと、海を見たいなというのはあった。そこで目を付けたのが丹後。予定では大阪を早朝の快速で出発し、北近畿タンゴ鉄道の宮福線を経由して天橋立へ。展望台からの眺めと、さらに足を延ばして伊根の舟屋の街並みは見てみたいなと思っていた。

ただ時刻表で組み立ててみても「せっかくだからもう少し現地で滞在したいな」という気持ちがある。ならば4日のうちに現地に行ければいいのだが出勤日だし・・・。ということで出たのが、福知山までなら結構遅くに出ても到達ができるということ。その辺は交通の要衝らしいところで、福知山で宿泊して早朝の宮福線に乗ることで時間は有意義に使えそうだ。

ホテルもそれなりにあるが結構満室が多い。その中で見つけたのが「セイワ・ホテル」という、駅から5分のところ。何でも23時以降のチェックインで4000円というプランを見つけた。大阪を少し早めに出て福知山に到着し、福知山で新しい居酒屋の開拓をしてからチェックインも面白いかと思ったが、結局は勝手知った大阪側で時間をつぶし、その時間に到着するように出たというわけ。だから、福知山は宿泊のみということに。

23時を回り人の姿もほとんどない中を歩いてホテルに到着。ホテルというよりは民宿にでも来たかのようなアットホームは感じである。ご夫婦で経営しているのかな。

Dscn4165そして通されたのは6畳の和室。すでに布団が延べてあるが、床の間もあり狭さは感じない。布団からはみ出して畳の上も寝床になるため、むしろ洋室のほうがベッドが大きいこともあり狭く思うのかな。これで和洋同じ料金ということで何だか得した感じである。しばらくテレビのニュースを見ていたが、翌朝早いということで眠ることに・・・・。

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