今回の四国めぐりは観音寺市と三豊市を舞台にちょうど24時間滞在したようなものである。
うどんの昼食も終えて、観音寺市の昔ながらの町並みを歩く。すると通りのあちこちに屋台が出ていたり、顔にペイントを施して揃いの袴姿の集団を見るようになる。
駅近くの市民会館やその駐車場にも屋台村ができており、さまざまな衣装の集団を見る。よさこいソーラン踊りの「連」である。この14日と15日、観音寺市中心部では「第53回かんおんじ銭形まつり」が開かれているのだ。前日は前夜祭として市民会館や屋台村も賑わっていたそうだ。15日がメインということで、よさこいソーラン踊りは市内のいくつかのゾーンを舞台に、98連、約3800人が演舞を披露するという。
市民会館の外では開会式が行われていて、連の代表者たちがプラカードを持って集まっていた。岡山など香川以外からも参加している模様だが、メンバーの中にはこのたびの西日本豪雨で被災された方もいるようで、その方の分も合わせて一生懸命踊るというコメントも聞かれた。
バスの発車まで時間があるのだが、この暑さでもあるし、そもそもよさこいソーラン踊りというのに興味がないこともあり、見物はせずにそのまま駅に向かう。土産物を買ったり、駅前の書店で涼んだりして時間を過ごす。この日も観音寺駅は列車と代行バスの乗り換え地点で、それぞれに向かう時間を問い合わせる客の対応に追われている。
そんな中で、改札口の上にある電光掲示板には、なぜか岡山・高松方面の特急の発車時刻が表示されている。駅員のうっかりだと思うが、指摘するのも悪いような気がする。
さて帰りの観音寺エクスプレス号の時間となり、駅横のバス乗り場に移動する。観音寺駅から乗ったのは私ともう二人だけ。帰りも先ほど変更したばかりなのに最前部の席が確保できた。おそらく隣に座る人もいないだろう。
前日の往路と同じルートなので車窓についてはいちいち触れないが、今回、善通寺エリアにつながる弥谷寺を訪ねなかったことで、観音寺エリアとの線をどうつなごうか思案する。次は8月の盆の夏休み時期に行う予定だが、これまでのパターンなら、いったん本山駅まで来ることになる。まあ、本山駅まで来たら、もし鉄橋が復旧していればそれを渡って観音寺駅まで行くだろう。一方で、行き帰りに観音寺エクスプレス号に乗り、鳥坂峠を越えたり善通寺の参道や五重塔の遠景もバスの車窓で見ている。
つながっていると見なして、本山駅まで行かずに弥谷寺への駅である詫間駅か、みの駅から始めるか。また時刻表とJR四国の運行状況を見比べながらになる。
坂出インターのバスターミナルまでの停留所で乗車はあったが、それでも半分ほどの乗車率である。あとは2席を使う形でゆったりと過ごす。3列シートで隣を気にしないのもいいが、4列シートで隣がいないというのはゆったり感が増してよろしい。
さぬきうどんの土産物がずらりと並ぶ津田サービスエリアで1回目の休憩となり、高松道、大鳴門橋、淡路島と順調に走る。
しかし、その先で時間がかかる。阪神高速神戸線渋滞の案内を見て、バスは迷いなく布施畑から新神戸トンネルのルートを取る。ただ、この時の神戸線の渋滞もそこまでではなかったと思う。普通に第二神明から神戸線でもさほど変わりなかったのではないだろうか。
遅れが出て三ノ宮駅バスターミナルに到着。次は、大阪駅バスターミナルに先に停車してから湊町バスターミナルに向かうルート。国道2号線から、生田川で神戸線に乗るのかと思うと素通りする。この先渋滞の国道43号線を進む。
東明で右折して湾岸線に入ろうとするが、この辺りが大渋滞。また、合流地点では高速バスなのにお人好しみたいに一般車にどんどん先を譲るから、なかなか進まない。こんなことするくらいなら、淡路島から第二神明と神戸線を走ったほうが先に着いたのではなかったか?高速バスは何がなんでも湾岸線に乗らなければならないのか?
結局、最後は湾岸線~淀川左岸線を走り、大阪駅バスターミナルに到着。結果は40分遅れ。この後湊町バスターミナルにもそのままの遅れで到着した。まだかろうじて日が残っていたのにホッとする。
さて次は弘法大師ゆかりの善通寺を含むエリアである。予報では8月上旬までは酷暑が続くという。その中でそれなりの距離を歩くことになるが、この時季としての楽しみもある。八十八所めぐりの中で終盤の盛り上がりの一つと思うので、熱中症には気をつけて楽しみたいところだ・・・。
うどんの昼食も終えて、観音寺市の昔ながらの町並みを歩く。すると通りのあちこちに屋台が出ていたり、顔にペイントを施して揃いの袴姿の集団を見るようになる。
駅近くの市民会館やその駐車場にも屋台村ができており、さまざまな衣装の集団を見る。よさこいソーラン踊りの「連」である。この14日と15日、観音寺市中心部では「第53回かんおんじ銭形まつり」が開かれているのだ。前日は前夜祭として市民会館や屋台村も賑わっていたそうだ。15日がメインということで、よさこいソーラン踊りは市内のいくつかのゾーンを舞台に、98連、約3800人が演舞を披露するという。
市民会館の外では開会式が行われていて、連の代表者たちがプラカードを持って集まっていた。岡山など香川以外からも参加している模様だが、メンバーの中にはこのたびの西日本豪雨で被災された方もいるようで、その方の分も合わせて一生懸命踊るというコメントも聞かれた。
バスの発車まで時間があるのだが、この暑さでもあるし、そもそもよさこいソーラン踊りというのに興味がないこともあり、見物はせずにそのまま駅に向かう。土産物を買ったり、駅前の書店で涼んだりして時間を過ごす。この日も観音寺駅は列車と代行バスの乗り換え地点で、それぞれに向かう時間を問い合わせる客の対応に追われている。
そんな中で、改札口の上にある電光掲示板には、なぜか岡山・高松方面の特急の発車時刻が表示されている。駅員のうっかりだと思うが、指摘するのも悪いような気がする。
さて帰りの観音寺エクスプレス号の時間となり、駅横のバス乗り場に移動する。観音寺駅から乗ったのは私ともう二人だけ。帰りも先ほど変更したばかりなのに最前部の席が確保できた。おそらく隣に座る人もいないだろう。
前日の往路と同じルートなので車窓についてはいちいち触れないが、今回、善通寺エリアにつながる弥谷寺を訪ねなかったことで、観音寺エリアとの線をどうつなごうか思案する。次は8月の盆の夏休み時期に行う予定だが、これまでのパターンなら、いったん本山駅まで来ることになる。まあ、本山駅まで来たら、もし鉄橋が復旧していればそれを渡って観音寺駅まで行くだろう。一方で、行き帰りに観音寺エクスプレス号に乗り、鳥坂峠を越えたり善通寺の参道や五重塔の遠景もバスの車窓で見ている。
つながっていると見なして、本山駅まで行かずに弥谷寺への駅である詫間駅か、みの駅から始めるか。また時刻表とJR四国の運行状況を見比べながらになる。
坂出インターのバスターミナルまでの停留所で乗車はあったが、それでも半分ほどの乗車率である。あとは2席を使う形でゆったりと過ごす。3列シートで隣を気にしないのもいいが、4列シートで隣がいないというのはゆったり感が増してよろしい。
さぬきうどんの土産物がずらりと並ぶ津田サービスエリアで1回目の休憩となり、高松道、大鳴門橋、淡路島と順調に走る。
しかし、その先で時間がかかる。阪神高速神戸線渋滞の案内を見て、バスは迷いなく布施畑から新神戸トンネルのルートを取る。ただ、この時の神戸線の渋滞もそこまでではなかったと思う。普通に第二神明から神戸線でもさほど変わりなかったのではないだろうか。
遅れが出て三ノ宮駅バスターミナルに到着。次は、大阪駅バスターミナルに先に停車してから湊町バスターミナルに向かうルート。国道2号線から、生田川で神戸線に乗るのかと思うと素通りする。この先渋滞の国道43号線を進む。
東明で右折して湾岸線に入ろうとするが、この辺りが大渋滞。また、合流地点では高速バスなのにお人好しみたいに一般車にどんどん先を譲るから、なかなか進まない。こんなことするくらいなら、淡路島から第二神明と神戸線を走ったほうが先に着いたのではなかったか?高速バスは何がなんでも湾岸線に乗らなければならないのか?
結局、最後は湾岸線~淀川左岸線を走り、大阪駅バスターミナルに到着。結果は40分遅れ。この後湊町バスターミナルにもそのままの遅れで到着した。まだかろうじて日が残っていたのにホッとする。
さて次は弘法大師ゆかりの善通寺を含むエリアである。予報では8月上旬までは酷暑が続くという。その中でそれなりの距離を歩くことになるが、この時季としての楽しみもある。八十八所めぐりの中で終盤の盛り上がりの一つと思うので、熱中症には気をつけて楽しみたいところだ・・・。