まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

関西も早い梅雨明け

2011年07月09日 | ブログ

関西も梅雨明けした模様である。

これから本格的な夏。「青春18きっぷ」の発売も間近ということで、今年はどこに行こうかと時刻表を片手にあれこれ悩むのも楽しみな時期である。節電の夏となるだろうが、どこか涼しいところに行くか、あるいは列車の中で涼むようにしようか。

ただ、それにしてもこのところの暑さはたまらず、精神的、肉体的にもぐったりとしている。自宅に戻ればもうそのまま眠ってしまうことも。

本当、こういう時はビールのジョッキをグイッとやっての暑気払いをやりたいものだが・・・・。

明日はゴルフのラウンド。またもや夜明け前に自宅を出発することになるため、早めに就寝です・・・。

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復興への道は未だ遠し

2011年07月05日 | ブログ

オリックス・バファローズがこのところどうかしている。先日のソフトバンク3連戦「大坂夏の陣」は、何とこれまでの「夏の陣」の歴史を覆す3連勝。おまけに2試合はサヨナラ勝ち。

そして5日に行われた楽天戦では、9回まで0対1とリードされながらも、またもや9回逆転サヨナラ勝ち。これで3試合連続のサヨナラ勝ちで、これはプロ野球タイ記録とか。おまけに、鈴木、荒金、そして今日の赤田と、どちらかと言えば控え組に当たる選手たちが日替わりでの活躍ということで、実にいいムードである。これがどこまで続くやら。

さて、3試合連続でのサヨナラならぬ、わずか9日でサヨナラとなったのは松本龍復興担当大臣。さまざまな暴言、上から目線の言い草というのが結局何も仕事をしないまま辞任に追い込まれた原因となった。まあ「復興については国に頼るばかりでなく自分たちでもちゃんとやれよ」と言いたくなる気持ちはわからないでもないが、それをいかにも茶化したような、偉そうな言い方で発言するのはいかがなものだろうか。そういうことを万事飲み込んだうえで国として最大限のバックアップを実施するとか、前向きな動きを取っていれば復興にも貢献ということになるのだろうが、やはりこの人の性格、パーソナリティーがそうなんだろうなと思う。

大臣というのはああいう物言いでも務まる仕事なんだろうが、それでも事態が事態である。適材適所という言葉があるが、適所に当てはめる適材がいないのが今の政権(に関わらず、今の政治に携わる人たち)にいないのが正直なところだろう。東北ということなれば、浅野史郎や増田寛也といった県知事経験者とか、あるいはこの際小沢でもいいから起用してやればどうだろうか。

Dscn8942 ニュースでは連日被災地の被害の大きさが伝えられる。鉄道のほうだけでも、津波の被害を受けたJR東日本の常磐線、仙石線、石巻線、気仙沼線、大船渡線、山田線、八戸線の復旧には1000億円強かかるといい、新たな街づくりの場所によってルート変更となればもっと費用がかかるという。三陸鉄道にしても、元々財力が弱いだけにより復旧には時間のかかるところである。

「復旧」ですらそのような有様。ましてや「復興」となるとまだまだ遠い道のりである。そのような時に人事でもめ、10日もあげずに認証式をやるとはどうかしている。天皇陛下も認証式で「ええ加減にせえやボケェ!」とでもおっしゃりたい気持ちでしょうな・・・・。

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新高卒求人開始

2011年07月04日 | ブログ

7月1日から、来年3月に高校を卒業する生徒に対する求人票の公開が解禁となった。私の勤務先でも昨年と同様に大阪・神戸の拠点にて技術職を募集することになり、早速に各学校を訪問する。

3年前から新高卒の求人を行っているが、こういう景気の悪い時期だからだろうか、私の勤務先のようなところでも積極的な応募があり、いろいろな比較対象の中で良い人材を確保できているように思う。そして求人活動を行う中で、各学校ごとのカラーというものが少しずつわかるようになり、その経験の積み重ねで「この学校ならそれなりの人材を推薦してくれそうだ」というのがある程度計算できるようになった。ということでようやく求人票を提出する学校を絞ることができ、訪問時にも突っ込んだ話ができるようになった。本日も某高校の先生が勤務先業務に非常に興味を持っていただき、あれやこれやと聞いてこられるので予定の時間を過ごしたことである。

中途採用や大学生の選考と異なり、高校生の求人、あるいは選考はさまざまな制約がある。もっとオープンにしてもいいのではないかと思うのだが、学校の先生がそういう考えでずっと来ているのだから仕方がない。ただその中でも熱意のある、こちらが望む人材像とマッチする生徒を何とか推薦しよう、その生徒にとってよかれと思う進路を進める先生の熱意には頭が下がる。それだけに、こちらも真剣に選考しなければ。

9月、どういう人材が出そろうかが楽しみ。できれば、本当にどの生徒を採用しようかトップを含めて頭を大いに悩ませるような展開になればいいのだが・・・・。

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クラブ購入がスコアにどう出るか

2011年07月03日 | ブログ

オリックス・バファローズが「大坂夏の陣」シリーズにて何と首位・ソフトバンクに3連勝!しかも2試合はサヨナラ勝ちというミラクルぶりで。

いや、これまでの「大坂夏の陣」があまりに不甲斐ない試合が続いていて、正直このシリーズはあまり観戦に行こうとは思わなかったのだが、「逆襲の赤」を演じたチームに恐れ入った。まだまだ上位2強とは差があるが、オールスターまでに結構追い上げるのではと期待したい。

で、本日は会社で少し残務処理を行った後、ゴルフ練習場へ。来週にラウンドがあるために打ち込みを行った。実は4月のラウンドにて「クラブを買い替えたほうがよいのでは?」というアドバイスを受けて、ネットにてキャロウェイのセットを購入。それのデビュー戦ということになる。

自動的にティーアップされるのをいいことに、ドライバー中心での打ち込み。シャフト硬度をSに変えたのだが、やはりこちらのほうがしっくり来る感じ。またアイアンもスチールで重くなったが、こちらのほうがしっかりと振れる感触。

それにしても暑かった。練習場では扇風機も回るがそれで間に合うものではない。汗が次々に吹き出て、最後のほうはちょっと気分が悪くなった。幸い熱中症には至らずに済んだようだが、帰宅後はシャワーに直行。オリックスのサヨナラ勝ちはニュースで見たというところ。

さて来週の天気は微妙なところ。雨の中のプレーも辛いが、直射日光を浴びるのも辛い。どっちに転んでもこの時期(何でこんな時にやろうと言い出したのやら)はしんどいものだが、新クラブ効果でスコアは果たしてどうなるか・・・・?

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『広島学』

2011年07月02日 | ブログ

「カープは日本一じゃ!!・・・・5月までじゃけどのう・・・」

今年のペナントレースの広島カープはまさにそんな感じだ。4月はヤクルトとともに首位争いを行い、「今年のセ・リーグは一味違う面白さになるな」と予感させたものが、パ・リーグ相手の交流戦になると失速。3番廣瀬のけが打線のつながりがいっぺんに悪くなったり、トレーシーとかいう助っ人はいつの間にか消えてしまったし、気が付けば定位置の5位争い。まさに5月までのシーズン・・・?

おっと、別にこの記事では広島カープのことを書くのが目的ではなく、冒頭の一文が表紙のイラストに載せられた一冊の紹介。カープのユニフォームを着た人が路面電車の屋根に乗る。電車の広告にはお好み焼きにもみじ饅頭、そして電車に乗るのはいわゆる「その筋」(あ、私がこのブログでよく用いる「その筋」とはちょっと違って・・・・でもまあある意味いい勝負してるかもしれませんな)の人たち。

『広島学』(岩中祥史著、新潮文庫版)。

126025_3著者は名古屋出身であるが、これまでにも名古屋や博多、札幌などを取り上げてその都市の気質文化を分析した『○○学』という作品も出していたり、県民性の比較研究を行ったりという人である。それが今度のテーマは広島。

広島といえば私も20代から30代にさしかかる間、ちょうど8年間を過ごした街である。街の雰囲気というのもとても気に入ったし、今でも年に1~2回は遊びに出かけるところである。それだけに、この一冊が書店の新刊コーナーにあったのを見かけた時には速攻で購入した。

ここでは広島市のことを中心に書いているが、広島県となれば東の福山や備北地方などを入れれば結構広く、気候の変化にも富んでいる。日本人の平均像と言われることがあるが、いわゆる地方都市にあって、一応は一通りのものは揃っているし、「広島ブランド」「広島発祥」というのも結構ある。カープは単に「広島にあるプロ野球チーム」ということではなく、「市民球団」というくくりで応援の熱も独特のものがあるし、その他プロスポーツも健在。マツダ、ポプラ、オタフクソース、アンデルセンなども広島代表である。洋服の青山、100円ショップのダイソーといった安売り店も広島が発祥(青山は福山だけど)。音楽業界でも結構広島出身者が多かったりする。

広島をさまざまな形で取り上げる本というのもなかなかないだろう。購入してから結構速いペースで読み進めた。やはり懐かしいなと思うところであり、私も実際に過ごしていただけに街の空気がうまく伝わってくるような気がした。

ただ、時には「それは違う」と思う記述もある。そう一括りにするのはちょっと違うと思ったり、地元の人に言わせれば誤解や偏見から来る記述もあるというのである。ただそれは、著者が広島の人でない以上は仕方ないだろう。確かに、あたかも「広島の人全てがそうだ」とでも言いたげな記述もある。

でも一方で、外の人だから「これは広島独特だな」と気づくところもあるし、それをその土地に根ざした文化だとして興趣を覚えたり感心したりすることもあるだろう。まあそこは「へぇ~」と思うか、「それは違う!」とツッコミを入れるか。そこがこの手の本の楽しみである。まあ、都市の入門書、ゆるく学習しようという向きにはおすすめだろう。

う~ん、私はこれを読んだ後、『仁義なき戦い』のDVDを借りてこようかなという気になった(広島の極道の時代背景というのか、街の一面として触れるのも悪くないかな)・・・のはともかくとして、また広島に行ってみたくなった。路面電車のレールの音、キツイ中にも温かさのある広島弁、穏やかな瀬戸内の海、そして味覚の数々・・・・。

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