虫蟄れて戸をふさぐ

　突然なのですが、私…週末から入院することになりました…生まれて初めて、手術をすることになったのです…健康だけが取り柄だった私なのに、まさかまさかの病魔に犯されていた！入院とか手術とか、私には縁なきものと思い込んでいただけに、いまだに信じられずショックというより実感のなさに戸惑っています。
　って、病魔ってちょっとオーバーでした実は先日、コンタクトの処方箋をもらうために、眼科を受診しました。そこで網膜剥離の疑いが発生したのです。すぐに紹介するから、大きな病院で再検査してもらいなさい！と先生。え～で、でも、コンタクトは？と当惑する私、コンタクトどころじゃない！と怒られてしまいました

　予期せぬ展開に、戸惑ったまま紹介された病院で再検査。やっぱり網膜剥離でした。視力は弱いけど、目が痛いとか見えにくいとかいった自覚症状はまったくなく、まさかそんなことになってただなんてと驚き困惑するばかり。ひどくならないうちに手術！と、とんとん拍子の急展開でレーザー治療（これ、めっちゃ痛かった～！もう絶対したくないよ～）、内科検診（目以外は何の異常もなし！長生きしそうで怖い）、入院手続き。一日ぐらいで退院かと思いきや、少なくとも１週間と言われ、えー！？ウソ！？と声に出してしまった。仕事どうすんのよ～。そんなに休んだら、クビになっちゃうじゃないか。

　目のことよりも、仕事のことや入院費のことをクヨクヨ考えながら、くたびれ果てて帰宅。すぐに職場に連絡すると、お大事に～♪とあっさり承諾されました。私なんかいてもいなくてもいい、ということを痛感しました家にいた老母にも報告。ふ～ん、彼女のリアクションも淡泊なものでした。入院する日はジミーの運動会があるから付添えないとも言われました。網膜剥離って、大したことじゃないのかなあ？父が大動脈瘤の大手術をしたばかりなので、それに比べれば軽いもんなんだろうな。ソレハソウト。入院期間中に私、誕生日を迎えることなるんですよね～。ほんとトホホですわ。

　とまあ、私もそんなに深刻になることなく、今はのんびりと手術の日を待つことに。目の手術なので、さすがにネットもＤＶＤ観賞も読書もしばらく難しくなりそう。それだけでも、やはり目の大切さを思い知ります。今さら目の見えない人生なんて、想像もできない。
　そういうわけで、週末からしばらく更新ができなくなるのですが、皆さま哀れな私をお見捨てにならず、生還できたらまた遊んでください！皆さまも、目は大切になさって！

　↑カピバラ三兄弟が心の良薬