ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

米国携帯電話事情

2011年01月18日 | 米国○○事情
今日の、ぽっかり空いた時間を、旦那はフルに使った。
自分の服の洗濯をしたり、ボルシチを作ったり、そしていきなりの携帯電話解約と契約?!
我が家の4人は、既に会社勤めをしている拓人も含めて、ファミリープランで携帯電話を使っている。
わたしはアメリカに引っ越してから携帯電話を使い始めたので、日本のそれを全く知らない。
けれども、日本の携帯電話がどれだけ発達しているかは、外から眺めていても充分にわかる。
そして多分、こちらの、日本より10年は遅れているであろう携帯電話会社のシステムのことも。

我が家の初めての携帯電話はTモーボ。
その時の、月々の支払いが、どこの会社のよりも安かったから。
けれども、同じ町の、普段よく通る道の上で、電波がプツンプツンと切れて、会話にならなかったので、契約期間の2年間を我慢して、AT&Tに替えた。
それから4年、再び契約更新の時期になった。
旦那はもう、ずいぶん前から、スマートフォンを持ちたいと言っていて、彼の場合それは、仕事上かなり必要な物だったので、iPhoneを彼だけ買うつもりでいた。
ところが、さあ買うぞ!という時になって、iPhone5が出る、というニュースが流れた。
それを待つかどうか、それなら息子達も欲しいかどうか、事がややっこしくなってきた。

結局、旦那はもう待てないというので、iPhone5がどうしても欲しいのなら、発売まで待って自分で買えるよう、息子達には貯金を勧めることにした。
で、iPhone4を買うくらいなら、他のスマートフォンでもええではないか?という疑問がムクムクと沸いてきた旦那は、それからネットでいろいろと検索し始めた。

どうしようどうしようと迷っている間に時はどんどん過ぎていき、タイムリミットだったクリスマスも年末も年始も過ぎ、なんとなく忘れてしまっていた今日この頃になって、「AT&Tから再びTモーボに戻ろうではないか!」と旦那が言い出した。
月々の支払いの金額の高さに辟易していた旦那は、初心に返ろうという気持ちになったらしい。
それに、あれからもう5年近く経ったのだし、Tモーボだってきっと、少しはマシになっているだろうという、かなり楽観的な想像もあった。

それで、息子達に、iPhoneは諦めるよう伝え(Tモーボでは使えないので)、Tモーボと契約しようとしていたところ、今日一日の限定(←ほんまかいな?)で、1台500ドルもするスマートフォン(アンドロイドシステム)G2とやらを、家族全員無料でもらえるキャンペーンをやっている、という情報を旦那がゲット。ネットで家族会議をした後、契約をした。
無制限のテキストメッセージ、3000時間の通話、2名のみ無制限のデータ使用、あとの2名はわたしと拓人で、制限付きでも全く問題無し。
で、肝心の月々の支払いはどうなったかというと……、
結局、税金やら、イボみたいにあちこちから出てくる小さい数字をなんやかんやと足していったら……えろう変わらんやん
まあ、元のAT&Tで家族4人が全員スマートフォンを使った時の料金と比べると、ほぼ半額にはなるんやけど……。
家族の中でただひとり、スマートフォンに全く興味の無かったわたし(あんなちっちゃい字が読めるかっ!)には、嬉しいような嬉しくないような……。

で、会社員をしている拓人には、月々の使用料の約4分の1を、スポンサーがついたゲーマー兼大学生の恭平には8分の1を支払ってもらうことにした。
彼らももう大人だもんね。いつまでも親におんぶに抱っこではいかん。


さて、Tモーボさん、話の途中でプツンプツン切らないでくれるだろうか?

コメント (6)
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雪+霙+雨=?

2011年01月18日 | ひとりごと
積もった雪が全く溶けないまま残っているところに、霙(みぞれ)が降り、雨に変わった。
朝起きて窓を見ると、雨に濡れた所が全部凍っていた。
雪だけならどうにかなることも、霙と雨が加わると、かなり状況が難しくなる。

うちの前の通りを、せっせせっせと雪かきしてくれる町の除雪車。
黄色くて四角くて、他の除雪車より断トツに可愛い。


こんな日でもピラテスに行く!と言い張る妻のため、車と道路の状態をチェックしに外に出る夫。


雪の深さはずいぶん低くなったけれど、シャーベット状になった道は見た目と比べ物にならないくらいよく滑る。

昼過ぎに、生徒の父親ふたりから電話がかかってきた。
どちらも、「道の状態がこんなだから、今日はまうみ、運転しない方がいいよ」という忠告電話だった。
はじめは、それでも教えに行かんかったら今日の稼ぎはゼロになるやん……とグズグズ迷っていたけれど、
生徒の親御さんに心配をかけてまで教えにいくのはいかがなものか……と思い直し、今日のレッスンをすべてキャンセルした。

さて、いきなり降って下りてきた自由な時間。
知らないうちに減っていくお金とは正反対の、たまりにたまった洗濯物を洗い、旦那(彼も今日はキャンセル続きでお休み)とスタバでお茶をして、これからガッツリ練習するぞぉ~!
「心配するな、今月のローンは払える
いいんでしょか?こんなギリギリの暮らしで……
コメント (8)
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