「再稼働は僕のせいじゃない」 岡本孝司追及行動
もうひとつ、先日ご紹介したそふたんさんのブログの中で、わたしの心にピピピッと響いてきた記事をご紹介させていただきます。
それは、
『無責任、厚顔無恥で進められる「大飯原発」再稼働―その非合理を追及した京都大学の学生達』です。
以下は、そふたんさんの記事。
『相変わらず、素晴らしい活動をし続けている、京都大学の学生達を、今回も紹介したいと思います。
京都大学には、今中哲二助教、小出裕章助教が居るため、比較的まともな大学だと勘違いしている人が、未だに多いのでは無いかと思いますが、実態は、とんでもございません。
<毎日新聞>この国と原発:原発推進、11大学に104億円 国と関連企業提供、大半は受託研究費
<引用>
大学別では、京都大33億640万円、東京大25億5895万円、東京工業大16億7481万円の順だった。
2006年~2010年にかけての、原子力関連の受託研究費は、京都大学が約33億円で、東京大学、東京工業大学を押しのけて1番でした。
京都大学の学生達は、このような京都大学における原発マネーによる腐敗を、3.11以後、詳しく分析し、
また、大学側との協議を重ねて、様々なアカデミズムの腐敗を、明らかにしてきておりました。
<参考>
京都大学 原子炉実験所の実態 ― 腐敗したアカデミズムと闘う学生達を応援する!
アカデミズムの腐敗を正せ! ― 京都大学は関西電力との癒着を即刻止めよ!
今回紹介する動画は、この京都大学の学生達が、原発再稼働を承認する為の、ストレス・テストの結果を評価する、
「発電用原子炉施設の安全性に関する総合評価(いわゆるストレス・テスト)に関わる意見聴取会」において、
司会を務めた、岡本隆司(東京大学教授)への追及です。
<動画の概要>
・東京大学の岡本隆司教授は、最新の原発「高温ガス炉プラント」の推進者。
・岡本隆司教授が、「定期公演会」で京都大学に訪れていた所を、京都大学の学生達が、1/18の大飯原発のストレス・テストの評価について追及。
・岡本隆司教授の、ストレス・テストに対する発言。
「ストレス・テストを再稼働に使うなんてのは、私は元々反対してるんです。最初から」
「(ストレス・テスト)の妥当判断は、僕はしていない」
「新聞が『妥当だ』と(勝手に)言っているだけですよ」
「僕は『妥当である』とも『妥当でない』とも言ってない」
「(IAEAが視察に入ったのは)僕のせいじない」
「私はあくまで意見を言っているだけであって、やってるのは保安院」
大手メディアは、ストレス・テストが妥当である、という結論を出したことだけを伝えておりましたが、
司会を務めた東大の岡本隆司教授自身が、「マスコミが言ってるだけだ」と、
「ストレス・テストは妥当では無い」、と回答していることの方が、まさに真実なのでしょう。
その後、自らの職務であった「発電用原子炉施設の安全性に関する総合評価(いわゆるストレス・テスト)に関わる意見聴取会」の後にIAEAが視察に入ったことについても、
「僕のせいじゃない」、「やっているのは保安院」と言い放っている、無責任振りにも驚きです。
学者としてはもちろんのこと、「人として恥ずかしく無いのか?」と、誰しもが疑問に思うのではないのでしょうか。
まさに「厚顔無恥」、「無責任」である学者の実態を観て、電力会社や経産省だけでなく、
取り巻きの学者達も、3.11から既に1年が経とうとしているのに、全く変わっていないことが明らかになりました。
この動画の後の、東京大学の岡本隆司教授と、京都大学の学生達とのやりとりは、以下に掲載されておりましたので、紹介しておきたいと思います。
<全学連関闘ブログ>岡本隆司を徹底追及
<引用>
先ほどの動画の後、逃げる様に会場を後にし、学生達に追い回されて結局少しだけ、質疑に応じた後、タクシーで逃げて行ったようです。
「自分の下した判断で、原発が再稼働することに、責任を取れるのか?」という私たちの追求に、
「次は安全な原発を作りさえすればいいんだ!」とまで言い放った岡本孝司は、持論が破綻し追い詰められて、無様に逃げていきました!
みなさん!
これが、原発再稼働を容認する、「科学者」の本性です。
学問や教育への誇りなど、ひとかけらもない、ただただ国家と資本の手先になることしかできない。
こんな連中が、「教授」の肩書きをぶら下げて、大学で偉そうに講義を垂れることに、我慢がならない!
すべての御用学者を、大学から叩き出し、大学を学生の手に取り戻すまで、全学連・奪還実は闘う!!
ここまでの行動を、大手メディアができれば、大人達もできれば、
大飯原発を無理矢理再稼働を進めようとする、経産省、関西電力を、止めることは出来るのでしょう。
最近、良く思うのですが、こういった行動が出来るかどうかは、本人の能力もあろうかと思いますが、
何よりも、「ちょっとした勇気」を持つかどうか、これだけの差ではないかと感じます。
「ちょっとした勇気」が持てるかどうかで、人の行動は変わるのだと思います。
<参考>大人であれば「直ちに」出来る事
「ちょっとした勇気」を持てるかどうかで、放射能から「移住できた人」も居るのでは、とも感じます。
確率的に発生する、晩発性障害を、ゼロにすることは不可能であり、
避難せずに、永住する覚悟を決めた、という人が多いことも知っておりますが、
それは勇気ではなく、無責任、もしくは無謀と感じます。
将来、子供が病気になり、子供から移住しなかった理由を質問された時に、何て答えるのでしょうか。
「ごめん、お金が無くて」、「ごめん、勇気が無くて」、とでも言い訳するのでしょうか。
災害から逃げ切り、自らと自らの家族を真に守るには、「ちょっとしたお金」よりも実は、「ちょっとした勇気」の方が大事なのだと思います。
ストレス・テストに関して、もう一言付け加えておきたいと思います。
学生の追及すら逃げてしまう、御用学者やシロアリ官僚といった人達にも、ストレス・テストが必要なのではないのでしょうか。
大半のメディアにおいては、反原発派が会議を邪魔しただとか、IAEAが安全対策を妥当と評価した事を報じ、
大飯原発の再稼働を、後押しする報道が目に付きます。
<時事通信>IAEAが大飯原発視察=ストレステストで、安全対策確認-福井
一方で昨日、唯一、ストレス・テストが妥当ではないという、識者の意見を伝えたニュースもありました。
<ブルームバーグ>ストレステストに福島第一原発事故の教訓生かされず-意見聴取会委員
この記事は、とても素晴らしい記事で、以下の事を端的に述べております。
・福島第一原発の事故の教訓が、全く生かされていない机上のテストは、無意味である。
・ストレス・テストは、原発メーカの三菱重工が実施し、元三菱重工社員を雇用している、独立行政法人原子力安全基盤機構が審査しているので、利害相反がある。
福島第一原発の事故によって、信頼を失ったのは、原発そのものよりも、原発を取り巻く関係者達であり、
ドイツのように、利害関係者を除いて議論するぐらいの覚悟が無ければ、先に進まないと、
電力会社も御用学者も、シロアリ官僚も、そろそろ認識するべきでしょう。
<参考>原発と倫理―ドイツの『脱原発への道』から学ぶべき『合意プロセス』
福島第一原発の事故前と同じ、強引な手法で押し通そうとすればする程、信頼を更に失って行くことに気付かないのだとしたら、
原発関係者は、「頭が悪過ぎる」というのが、結論になってしまうのかもしれません』
もうひとつ、先日ご紹介したそふたんさんのブログの中で、わたしの心にピピピッと響いてきた記事をご紹介させていただきます。
それは、
『無責任、厚顔無恥で進められる「大飯原発」再稼働―その非合理を追及した京都大学の学生達』です。
以下は、そふたんさんの記事。
『相変わらず、素晴らしい活動をし続けている、京都大学の学生達を、今回も紹介したいと思います。
京都大学には、今中哲二助教、小出裕章助教が居るため、比較的まともな大学だと勘違いしている人が、未だに多いのでは無いかと思いますが、実態は、とんでもございません。
<毎日新聞>この国と原発:原発推進、11大学に104億円 国と関連企業提供、大半は受託研究費
<引用>
大学別では、京都大33億640万円、東京大25億5895万円、東京工業大16億7481万円の順だった。
2006年~2010年にかけての、原子力関連の受託研究費は、京都大学が約33億円で、東京大学、東京工業大学を押しのけて1番でした。
京都大学の学生達は、このような京都大学における原発マネーによる腐敗を、3.11以後、詳しく分析し、
また、大学側との協議を重ねて、様々なアカデミズムの腐敗を、明らかにしてきておりました。
<参考>
京都大学 原子炉実験所の実態 ― 腐敗したアカデミズムと闘う学生達を応援する!
アカデミズムの腐敗を正せ! ― 京都大学は関西電力との癒着を即刻止めよ!
今回紹介する動画は、この京都大学の学生達が、原発再稼働を承認する為の、ストレス・テストの結果を評価する、
「発電用原子炉施設の安全性に関する総合評価(いわゆるストレス・テスト)に関わる意見聴取会」において、
司会を務めた、岡本隆司(東京大学教授)への追及です。
<動画の概要>
・東京大学の岡本隆司教授は、最新の原発「高温ガス炉プラント」の推進者。
・岡本隆司教授が、「定期公演会」で京都大学に訪れていた所を、京都大学の学生達が、1/18の大飯原発のストレス・テストの評価について追及。
・岡本隆司教授の、ストレス・テストに対する発言。
「ストレス・テストを再稼働に使うなんてのは、私は元々反対してるんです。最初から」
「(ストレス・テスト)の妥当判断は、僕はしていない」
「新聞が『妥当だ』と(勝手に)言っているだけですよ」
「僕は『妥当である』とも『妥当でない』とも言ってない」
「(IAEAが視察に入ったのは)僕のせいじない」
「私はあくまで意見を言っているだけであって、やってるのは保安院」
大手メディアは、ストレス・テストが妥当である、という結論を出したことだけを伝えておりましたが、
司会を務めた東大の岡本隆司教授自身が、「マスコミが言ってるだけだ」と、
「ストレス・テストは妥当では無い」、と回答していることの方が、まさに真実なのでしょう。
その後、自らの職務であった「発電用原子炉施設の安全性に関する総合評価(いわゆるストレス・テスト)に関わる意見聴取会」の後にIAEAが視察に入ったことについても、
「僕のせいじゃない」、「やっているのは保安院」と言い放っている、無責任振りにも驚きです。
学者としてはもちろんのこと、「人として恥ずかしく無いのか?」と、誰しもが疑問に思うのではないのでしょうか。
まさに「厚顔無恥」、「無責任」である学者の実態を観て、電力会社や経産省だけでなく、
取り巻きの学者達も、3.11から既に1年が経とうとしているのに、全く変わっていないことが明らかになりました。
この動画の後の、東京大学の岡本隆司教授と、京都大学の学生達とのやりとりは、以下に掲載されておりましたので、紹介しておきたいと思います。
<全学連関闘ブログ>岡本隆司を徹底追及
<引用>
先ほどの動画の後、逃げる様に会場を後にし、学生達に追い回されて結局少しだけ、質疑に応じた後、タクシーで逃げて行ったようです。
「自分の下した判断で、原発が再稼働することに、責任を取れるのか?」という私たちの追求に、
「次は安全な原発を作りさえすればいいんだ!」とまで言い放った岡本孝司は、持論が破綻し追い詰められて、無様に逃げていきました!
みなさん!
これが、原発再稼働を容認する、「科学者」の本性です。
学問や教育への誇りなど、ひとかけらもない、ただただ国家と資本の手先になることしかできない。
こんな連中が、「教授」の肩書きをぶら下げて、大学で偉そうに講義を垂れることに、我慢がならない!
すべての御用学者を、大学から叩き出し、大学を学生の手に取り戻すまで、全学連・奪還実は闘う!!
ここまでの行動を、大手メディアができれば、大人達もできれば、
大飯原発を無理矢理再稼働を進めようとする、経産省、関西電力を、止めることは出来るのでしょう。
最近、良く思うのですが、こういった行動が出来るかどうかは、本人の能力もあろうかと思いますが、
何よりも、「ちょっとした勇気」を持つかどうか、これだけの差ではないかと感じます。
「ちょっとした勇気」が持てるかどうかで、人の行動は変わるのだと思います。
<参考>大人であれば「直ちに」出来る事
「ちょっとした勇気」を持てるかどうかで、放射能から「移住できた人」も居るのでは、とも感じます。
確率的に発生する、晩発性障害を、ゼロにすることは不可能であり、
避難せずに、永住する覚悟を決めた、という人が多いことも知っておりますが、
それは勇気ではなく、無責任、もしくは無謀と感じます。
将来、子供が病気になり、子供から移住しなかった理由を質問された時に、何て答えるのでしょうか。
「ごめん、お金が無くて」、「ごめん、勇気が無くて」、とでも言い訳するのでしょうか。
災害から逃げ切り、自らと自らの家族を真に守るには、「ちょっとしたお金」よりも実は、「ちょっとした勇気」の方が大事なのだと思います。
ストレス・テストに関して、もう一言付け加えておきたいと思います。
学生の追及すら逃げてしまう、御用学者やシロアリ官僚といった人達にも、ストレス・テストが必要なのではないのでしょうか。
大半のメディアにおいては、反原発派が会議を邪魔しただとか、IAEAが安全対策を妥当と評価した事を報じ、
大飯原発の再稼働を、後押しする報道が目に付きます。
<時事通信>IAEAが大飯原発視察=ストレステストで、安全対策確認-福井
一方で昨日、唯一、ストレス・テストが妥当ではないという、識者の意見を伝えたニュースもありました。
<ブルームバーグ>ストレステストに福島第一原発事故の教訓生かされず-意見聴取会委員
この記事は、とても素晴らしい記事で、以下の事を端的に述べております。
・福島第一原発の事故の教訓が、全く生かされていない机上のテストは、無意味である。
・ストレス・テストは、原発メーカの三菱重工が実施し、元三菱重工社員を雇用している、独立行政法人原子力安全基盤機構が審査しているので、利害相反がある。
福島第一原発の事故によって、信頼を失ったのは、原発そのものよりも、原発を取り巻く関係者達であり、
ドイツのように、利害関係者を除いて議論するぐらいの覚悟が無ければ、先に進まないと、
電力会社も御用学者も、シロアリ官僚も、そろそろ認識するべきでしょう。
<参考>原発と倫理―ドイツの『脱原発への道』から学ぶべき『合意プロセス』
福島第一原発の事故前と同じ、強引な手法で押し通そうとすればする程、信頼を更に失って行くことに気付かないのだとしたら、
原発関係者は、「頭が悪過ぎる」というのが、結論になってしまうのかもしれません』