ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

いのちを守る300キロの森づくり

2012年02月12日 | 日本とわたし
震災復興・ガレキの山は貴重な地球資源

このビデオを観てください!
瓦礫とわたし達が呼ぶものは、地震と津波に襲われてさえいなければみな、そこに暮らしていた人々にとっては大切な生活の一部でした。
たくさんの思い出、たくさんの命が、一瞬のうちに奪われ、無惨な瓦礫となって残されてしまいました。

もう瓦礫となってしまったものは、二度と、瓦礫以外のものになることはできません。
けれども、残された人々にとっては、瓦礫という言葉だけでは表せない、名残のあるものです。

その瓦礫をめぐり、今、日本では、いろんな問題が生じています。
東北の瓦礫は、今までの、どこの瓦礫とも違う、放射能の汚染を受けた放射性物質に成り果ててしまったからです。

この、宮脇氏のアイディアは、亡くなった方々とともに姿を消し、瓦礫となって残ったものを、
残された人々や、未来を担う子供達の命を守る、鎮守の森に変えてくれるのだと思います。
こんなすばらしいアイディアがあっただなんて、なんで今まで気がつかなかったのか……。

どうか、国にこのアイディアを知らせてください。
瓦礫を、無駄なお金と手間をかけて散り散りにするのは、日本に暮らすどの人々にとってもいいことではありません。





震災復興・ガレキの山は貴重な地球資源

宮脇昭「いのちを守る300キロの森づくり」

今までの防潮林は、アカマツやクロマツなどの、一種類による林が中心でした。
東日本大震災の時、津波により、松のような根の浅い木々は、多く根こそぎ倒されてしまい、防潮林として機能しませんでした。
しかも流されてしまい、とても危険でした。
引き水によって多くの人々の命や財産が、海に流されてしまいました。
その樹木の選択に誤りがありました。
震災によって出た大量のガレキの山。
その中の、毒や分解不能なもの以外を、地球資源として有効利用すべきと考えます。
被災地のガレキの山を選別し、穴を掘って埋め、土と混ぜます。
ガレキと土を混ぜ合わせて山をつくり、さらに土をかぶせてマウンドをつくります。
これで、木を植えるための植樹地ができました。
木を植えるにあたって、木の種類の選択が重要です。
土地本来の潜在自然植生による主木群を選択することが基本です。

宮脇氏が撮影した樹木の写真の紹介
・2011年4月21日撮影 1975年植樹。新日鐵 君津
・大津波を止めた、タブノキの根(南三陸町)
・土地本来の潜在自然植生、シラカシ(釜石市)

これらの主木群は、深根性・直根性で、根が深くまっすぐに地中に入ります。
さらに、森を構成するいろいろな種類のポット苗を、1平米3本から5本、混植、密植させ、植樹します。
植えてから2~3年は草取りが必要ですが、その後は管理不要です。
およそ20年で、豊かな森ができます。
この森は、最も自然の力強い状態であり、世代交代を重ねながら、次の氷河期が来る9000年は保たれます。
高い木から低い木、多くの色々な種類の木で成り立つ森は、命と財産を守る、緑の壁を作り出します。
マウンドを高くすることにより、かなりの高さの津波を防ぐことができます。
マウンドを越えた場合でも、豊かな森は深くしっかりと根を張り、緑の壁となって津波を破砕し、その効果により、津波のエネルギーを減少させ、水位と速度を下げ、わたし達が助かる可能性を高めてくれます。

多くの命をさらった波に立ち向かうため、お亡くなりになったみなさまの無念の気持ちに応えるため、わたし達は、自然とともに生きる、知恵の波を作らなければなりません。

宮脇氏ご自身からのメッセージ
「みなさん、今すぐ、誰でもできる、土地本来の本物の木を、あなたのため、あなたの愛する人のために、足元から木を植えましょう。
わたくしも植えます」

調査地域
岩手県/釜石市・大船渡市・陸前高田市
宮城県/気仙沼市・南三陸町・東松島市・松島町・塩竈市・多賀城市・仙台市(荒浜地区・蒲生地区)・名取市
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ラブラブめおとバンド♪

2012年02月12日 | 音楽とわたし
昨夜は、気功師のミリアムが、旦那さんと一緒に歌うというので、会場のティーハウスに出かけた。
旦那も行くつもりやったけど、急に風邪をひいてダウン。
わたしひとりで行ってきた。

9年間も住んでた町やのに、まだまだ知らん店はあるもんや。


バラバラと適当に置かれたソファやテーブルで、ボードゲームをしながらお茶を飲んでる人、
ジェンガという、木の棒を3つずつ重ねていく、失敗したらどないすんねん?みたいなゲームに熱中してるカップル、
パソコンを読みながら、本を読みながら、ひとりでお茶を飲んでる人、
もう、どんだけ自由やねん?!みたいなお店。
入り口付近に、お茶やスナックをオーダーできる所があって、好きなカップを選んだら、そこに入れてくれる。


おぉ~、ミリアム夫妻!
常日頃、「わたし達夫婦はラブラブなの」とミリアムが言うてた通りのラブラブっぷり!


どんどんお客が増えてきて、


ご主人のハスキーで渋みのある声と、ミリアムのドスの利いた野太い声が、妙に相性が良くて耳に心地良い……。
彼女の自作の、イスラエルの歌が、なんとも心に染みた。

休憩をはさんで、


二部は、おっちゃんバンド。ご主人がリードギター&ボーカル。長年一緒にやってきた温かみがじんわりと伝わってくる。


一曲だけ、ミリアムもコーラスで参加。


同じソファに座ったご夫婦は、どうやらわたしと同年輩。
学校の先生カップルで、夏になると家族で、今は二人で、全米を少しずつ旅行して回っているそうな。
「あと二つの州でミッション終了なの」と言うので、「わたしなんかもう、東海岸を上下してるだけで」と答えると、
「でもあなたも、ミリアムと同じで、違う文化の中で生まれ育ったんでしょ?わたしなんか、この国から出たことが無いんだもの。でもまあ、ここも、州が違うとえらい違うけどね」と言ってワハハと笑った。

ソファの後ろには、まるでチーズみたいな、手作りの石けんが積まれていた。


ミリアム、楽しい時間をありがとう。
旦那の風邪が治ったら、本を片手にふたりで来よう。
コメント (2)
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