『真実を探すブログ』からの記事を紹介します。
福島原発の地下水から史上最高値!
トリチウムを17万ベクレル検出!
溶けた核燃料の存在を無視する東電!
東電が26日に発表した資料によると、福島第一原発の汚染水タンク付近で掘った、井戸の地下水から検出されるトリチウムの値が、
1リットル当たり17万ベクレルに上昇した、とのことです。
この数値は、今まで測定した地下水の値では過去最高で、
9月8日に、初めて地下水からトリチウムが検出された時から比較すると、実に40倍にもなります。
地下水の放射能が上昇したことについて、東電は、「分からない」と述べていますが、
私は何度も書いているように、
地下で溶けた核燃料と地下水が反応している、と推測しています。
これは、3号機で、同時期に水蒸気を観測したことからも裏付けられており、
東電が本気で調査をすれば、ある程度は分かることです。
東電は未だに、「核燃料はコンクリートの床に留まっている可能性が高い」などと、正式にコメントをしているので、
彼らの頭の中では、「核燃料は地下に潜っていない」ということになっているのでしょう。
京都大学の小出助教も言っていますが、
2000℃を超える溶けた核燃料に、コンクリートや鋼鉄が接触をすれば、あっという間に溶けて、穴が開いてしまいます。
いい加減に、東電や原子力村の連中は、そこら辺の認識を改めるべきです。
それが出来なければ、何時まで経っても原因を特定して、解決することは出来ません。
トリチウム17万ベクレル=最高値再検出、漏えいタンク北-福島第一
東京電力福島第1原発のタンクから、高濃度汚染水が漏れた問題で、東電は26日、
漏れたタンクの北側にある観測用井戸で、24日に採取した地下水から、
放射性物質のトリチウムが、1リットル当たり17万ベクレル検出された、と発表した。
漏えいタンク付近で採取した、地下水のトリチウム濃度の最高値。
同井戸の地下水からは、今月中旬も、17万ベクレルを検出しており、
東電は、再上昇した原因について、「分からない」としている。
【時事ドットコム】2013/09/26
☆福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける、水漏れに関するサンプリング結果
URL http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2013/images/south_discharge_130925-3-j.pdf
第1原発3号機建屋でまた湯気 線量異常なし
【西日本新聞】2013/07/23
東京電力は23日、福島第1原発3号機の原子炉建屋5階部分で、午前9時5分ごろ、
湯気のようなものが出ているのを、監視カメラで確認した、と発表した。
確認されたのは、5階の中央付近で、格納容器のほぼ真上に当たり、18日に湯気が確認されたのと同じ場所。
午前10時半の時点でも、止まっていない。
22日夜に雨が降り、湿度が高い状況だったことから、東電は、
「雨水が床の隙間から入り込み、格納容器のふたで温められて湯気が出た」と説明。
東電によると、3号機の原子炉への注水や、使用済み核燃料プールの冷却は継続しており、
周辺のモニタリングポストで計測される放射線量に、目立った変化はない。
☆真相 メルトダウン 2
☆メルトダウン 現在の福島第一原子発電所の状況 / 小出裕章(2013/3/23)
↓(まうみ注*復習のためにもと思い、文字起こししました)
小出裕章・京都大学原子炉実験所助教
現在の福島第一原子力発電所の状況(2013年3月現在)
みなさん、原子炉の炉心という部分が、どんなになっているか、まずイメージを持ってほしいのです。
私たちが、原子炉の炉心と呼んでいる部分は、ウランを焼き固めた瀬戸物でできています。
みなさんが家で使っている、コーヒーのカップ、お皿でもいいですけど、瀬戸物の物をたくさん、みなさん使っている。
その瀬戸物という物を、熱をかけて溶かす、ということを考えてみてください。
できるでしょうか?
カップやお皿を、ガスコンロの上に置いても溶けない、と思います。
もちろん、石油ストーブの上に置いたって溶けないし、普通、何やっても、瀬戸物を溶かすということはできないはずです。
原子炉の炉心は、ウランを焼き固めて作った瀬戸物ですが、それは2800℃を超えないと、溶けないのです。
ところが実際に、それが溶けてしまったのです。
合計すると、100トンにも及ぶ重さを持った瀬戸物なのです。
それが、全部が溶けてしまった、ということになりました。
溶けて落ちる先は、原子炉圧力容器という、分厚い鋼鉄製の、圧力釡の底に落ちます。
福島第一原子力発電所の場合には、厚さが16センチもあるというような、分厚い鋼鉄ですけれども、
でも、鋼鉄というのは、1500℃にもなれば溶けてしまうのです。
そこに、2800℃を超えた100トンもの物が、落ちてきてしまえば、簡単に穴が空いてしまうと、いうことになりました。
結局、溶けた炉心は、圧力容器の底を破って、さらに下に落ちました。
どこかというと、放射能を閉じ込める最後の防壁、として設計された、原子炉格納容器、と呼ばれる大きな容器の底に落ちたのです。
で、その容器は、厚さが3センチの鋼鉄製です。
ですからもし、溶けた炉心が、鋼鉄に接してしまうなら、その鋼鉄もすぐに破れてしまいます。
ところが東京電力は、その格納容器の床には、厚さ1メートルのコンクリートの床張りがあると。
そのコンクリートが、なんとか持ちこたえてくれているということを、年が明けてから公表しました。
その床のうち約70センチは、すでに溶け落ちてきた炉心で損傷してしまったけれども、
まだ30センチ分だけ残っているから大丈夫だ、というのが、東京電力の主張でした。
わたしはその主張を聞いて、「冗談はよしてくれ!」と思いました。
「いったい誰が、それを見てきたのだ」と。
わたしはそれを聞きたくなったわけですが、東京電力は、「計算をした」と言いました。
しかし、計算というのは、前提条件を入れなければ、計算ができないわけですし、
原子炉の格納機の中が、どんな状態になっているか、知ることすらができない、のが今なのです。
わたしは、場合によってはすでに、格納容器の床張りのコンクリートが、すでに完全にやられてしまって、
格納容器の鋼鉄製の底も、すでにやられてしまって、
溶けた炉心が、どんどん地下にめり込んでいってるかもしれないと、思っています。
その炉心が、地下水と接触してしまうと、放射能が外部に流れ出ていってしまう、ということを防げなくなりますので、
わたしは早急に、地下にバリアーを張り巡らせて、汚染が広がらないようにしなければならない、
ということを、昨年の5月から主張していますが、
残念ながら、今だに何の手だても打たれないまま、今日に至っています。
地下水に触れれば、溶けた炉心から、まあ放射能の塊なわけですが、
放射能が地下水に乗って、外部に流れていっていくこと自身は、もう避けられなくなってしまいます。
↑以上、転載&文字起こしおわり
(まうみ注*さらに今日、汚染についての新しい記事を見つけました)
↓以下、転載はじめ
放射能40万ベクレルを検出=1,2号機海側井戸-福島第一
【時事ドットコム】2013/09/27
東京電力福島第一原発で、放射能に汚染された地下水が、海へ流出している問題で、東電は27日、
1,2号機タービン建屋より海側の地下水で、26日に採取した水から、
ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が、1リットル当たり40万ベクレル検出されたと発表した。
これまでの最高値は、別の井戸で計測された同90万ベクレル。
東電は、高濃度の原因について、「現時点では分からない」と話している。
東電によると、40万ベクレルが検出された地下水を採取した井戸は、港湾から40メートルほど内陸にある。
地下水汚染を調べるため、東電が新たに掘った井戸で、
セシウム134は検出限界値未満、セシウム137は同2.1ベクレルと比較的低い値だった。
↑以上、転載おわり
世界の叡智はもちろんのことかもしれないけれども、
日本にも、小出氏のように、事故直後から、政府や東電に提言を繰り返している、優れた学者や技術者がいる。
それをずっと、ずっとずっと無視し続けてるのはいったい誰か?
それをずっと、ずっとずっと無視し続けるよう指示してるのはいったい誰か?
日本は、そして世界は、日一日と、確実に蝕まれてる。
そのことに気づいて、必死に訴えてる人間を、放射脳やの神経症やのと揶揄する人間や、挙げ句の果てには、言葉を尽くして攻撃する人間がいる。
自分の足の裏の下に、皮膚の周りに、内臓に、無味無臭で透明の毒物が、じわりじわりと染み広がってるというのに。
閉じてる目を開けて!
塞いでる耳を開けて!
とにかくまずは、自分のことを一番に大事にすることは、悪いことなんかでは全くなく、
それが結局は、自分や自分の家族、そして自分が住む町や村、さらに自分の国を助けることにつながる、ということに気づいて!
福島原発の地下水から史上最高値!
トリチウムを17万ベクレル検出!
溶けた核燃料の存在を無視する東電!
東電が26日に発表した資料によると、福島第一原発の汚染水タンク付近で掘った、井戸の地下水から検出されるトリチウムの値が、
1リットル当たり17万ベクレルに上昇した、とのことです。
この数値は、今まで測定した地下水の値では過去最高で、
9月8日に、初めて地下水からトリチウムが検出された時から比較すると、実に40倍にもなります。
地下水の放射能が上昇したことについて、東電は、「分からない」と述べていますが、
私は何度も書いているように、
地下で溶けた核燃料と地下水が反応している、と推測しています。
これは、3号機で、同時期に水蒸気を観測したことからも裏付けられており、
東電が本気で調査をすれば、ある程度は分かることです。
東電は未だに、「核燃料はコンクリートの床に留まっている可能性が高い」などと、正式にコメントをしているので、
彼らの頭の中では、「核燃料は地下に潜っていない」ということになっているのでしょう。
京都大学の小出助教も言っていますが、
2000℃を超える溶けた核燃料に、コンクリートや鋼鉄が接触をすれば、あっという間に溶けて、穴が開いてしまいます。
いい加減に、東電や原子力村の連中は、そこら辺の認識を改めるべきです。
それが出来なければ、何時まで経っても原因を特定して、解決することは出来ません。
トリチウム17万ベクレル=最高値再検出、漏えいタンク北-福島第一
東京電力福島第1原発のタンクから、高濃度汚染水が漏れた問題で、東電は26日、
漏れたタンクの北側にある観測用井戸で、24日に採取した地下水から、
放射性物質のトリチウムが、1リットル当たり17万ベクレル検出された、と発表した。
漏えいタンク付近で採取した、地下水のトリチウム濃度の最高値。
同井戸の地下水からは、今月中旬も、17万ベクレルを検出しており、
東電は、再上昇した原因について、「分からない」としている。
【時事ドットコム】2013/09/26
☆福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける、水漏れに関するサンプリング結果
URL http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2013/images/south_discharge_130925-3-j.pdf
第1原発3号機建屋でまた湯気 線量異常なし
【西日本新聞】2013/07/23
東京電力は23日、福島第1原発3号機の原子炉建屋5階部分で、午前9時5分ごろ、
湯気のようなものが出ているのを、監視カメラで確認した、と発表した。
確認されたのは、5階の中央付近で、格納容器のほぼ真上に当たり、18日に湯気が確認されたのと同じ場所。
午前10時半の時点でも、止まっていない。
22日夜に雨が降り、湿度が高い状況だったことから、東電は、
「雨水が床の隙間から入り込み、格納容器のふたで温められて湯気が出た」と説明。
東電によると、3号機の原子炉への注水や、使用済み核燃料プールの冷却は継続しており、
周辺のモニタリングポストで計測される放射線量に、目立った変化はない。
☆真相 メルトダウン 2
☆メルトダウン 現在の福島第一原子発電所の状況 / 小出裕章(2013/3/23)
↓(まうみ注*復習のためにもと思い、文字起こししました)
小出裕章・京都大学原子炉実験所助教
現在の福島第一原子力発電所の状況(2013年3月現在)
みなさん、原子炉の炉心という部分が、どんなになっているか、まずイメージを持ってほしいのです。
私たちが、原子炉の炉心と呼んでいる部分は、ウランを焼き固めた瀬戸物でできています。
みなさんが家で使っている、コーヒーのカップ、お皿でもいいですけど、瀬戸物の物をたくさん、みなさん使っている。
その瀬戸物という物を、熱をかけて溶かす、ということを考えてみてください。
できるでしょうか?
カップやお皿を、ガスコンロの上に置いても溶けない、と思います。
もちろん、石油ストーブの上に置いたって溶けないし、普通、何やっても、瀬戸物を溶かすということはできないはずです。
原子炉の炉心は、ウランを焼き固めて作った瀬戸物ですが、それは2800℃を超えないと、溶けないのです。
ところが実際に、それが溶けてしまったのです。
合計すると、100トンにも及ぶ重さを持った瀬戸物なのです。
それが、全部が溶けてしまった、ということになりました。
溶けて落ちる先は、原子炉圧力容器という、分厚い鋼鉄製の、圧力釡の底に落ちます。
福島第一原子力発電所の場合には、厚さが16センチもあるというような、分厚い鋼鉄ですけれども、
でも、鋼鉄というのは、1500℃にもなれば溶けてしまうのです。
そこに、2800℃を超えた100トンもの物が、落ちてきてしまえば、簡単に穴が空いてしまうと、いうことになりました。
結局、溶けた炉心は、圧力容器の底を破って、さらに下に落ちました。
どこかというと、放射能を閉じ込める最後の防壁、として設計された、原子炉格納容器、と呼ばれる大きな容器の底に落ちたのです。
で、その容器は、厚さが3センチの鋼鉄製です。
ですからもし、溶けた炉心が、鋼鉄に接してしまうなら、その鋼鉄もすぐに破れてしまいます。
ところが東京電力は、その格納容器の床には、厚さ1メートルのコンクリートの床張りがあると。
そのコンクリートが、なんとか持ちこたえてくれているということを、年が明けてから公表しました。
その床のうち約70センチは、すでに溶け落ちてきた炉心で損傷してしまったけれども、
まだ30センチ分だけ残っているから大丈夫だ、というのが、東京電力の主張でした。
わたしはその主張を聞いて、「冗談はよしてくれ!」と思いました。
「いったい誰が、それを見てきたのだ」と。
わたしはそれを聞きたくなったわけですが、東京電力は、「計算をした」と言いました。
しかし、計算というのは、前提条件を入れなければ、計算ができないわけですし、
原子炉の格納機の中が、どんな状態になっているか、知ることすらができない、のが今なのです。
わたしは、場合によってはすでに、格納容器の床張りのコンクリートが、すでに完全にやられてしまって、
格納容器の鋼鉄製の底も、すでにやられてしまって、
溶けた炉心が、どんどん地下にめり込んでいってるかもしれないと、思っています。
その炉心が、地下水と接触してしまうと、放射能が外部に流れ出ていってしまう、ということを防げなくなりますので、
わたしは早急に、地下にバリアーを張り巡らせて、汚染が広がらないようにしなければならない、
ということを、昨年の5月から主張していますが、
残念ながら、今だに何の手だても打たれないまま、今日に至っています。
地下水に触れれば、溶けた炉心から、まあ放射能の塊なわけですが、
放射能が地下水に乗って、外部に流れていっていくこと自身は、もう避けられなくなってしまいます。
↑以上、転載&文字起こしおわり
(まうみ注*さらに今日、汚染についての新しい記事を見つけました)
↓以下、転載はじめ
放射能40万ベクレルを検出=1,2号機海側井戸-福島第一
【時事ドットコム】2013/09/27
東京電力福島第一原発で、放射能に汚染された地下水が、海へ流出している問題で、東電は27日、
1,2号機タービン建屋より海側の地下水で、26日に採取した水から、
ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が、1リットル当たり40万ベクレル検出されたと発表した。
これまでの最高値は、別の井戸で計測された同90万ベクレル。
東電は、高濃度の原因について、「現時点では分からない」と話している。
東電によると、40万ベクレルが検出された地下水を採取した井戸は、港湾から40メートルほど内陸にある。
地下水汚染を調べるため、東電が新たに掘った井戸で、
セシウム134は検出限界値未満、セシウム137は同2.1ベクレルと比較的低い値だった。
↑以上、転載おわり
世界の叡智はもちろんのことかもしれないけれども、
日本にも、小出氏のように、事故直後から、政府や東電に提言を繰り返している、優れた学者や技術者がいる。
それをずっと、ずっとずっと無視し続けてるのはいったい誰か?
それをずっと、ずっとずっと無視し続けるよう指示してるのはいったい誰か?
日本は、そして世界は、日一日と、確実に蝕まれてる。
そのことに気づいて、必死に訴えてる人間を、放射脳やの神経症やのと揶揄する人間や、挙げ句の果てには、言葉を尽くして攻撃する人間がいる。
自分の足の裏の下に、皮膚の周りに、内臓に、無味無臭で透明の毒物が、じわりじわりと染み広がってるというのに。
閉じてる目を開けて!
塞いでる耳を開けて!
とにかくまずは、自分のことを一番に大事にすることは、悪いことなんかでは全くなく、
それが結局は、自分や自分の家族、そして自分が住む町や村、さらに自分の国を助けることにつながる、ということに気づいて!