もう一件、同じく『LITERA』に掲載されていた別記事を、紹介されていただきます。
今回もまた『吉田調書』についてのお話です。
ただ、今回のものは、朝日の誤報についての問題ではなく、一報道機関の誤報よりも、もっと恐ろしいことが進行していることへの警告です。
そもそもの『吉田調書』は、本人の遺志で非公開にされていた、などという話になっていました。
けれども、朝日新聞の誤報も含めたスクープで、公開の方向に流れが変わっていき、政府がそのすべてを公開します、ということになったらしいのですが…。
政府から公開された吉田調書は、国の安全や個人情報、第三者の権利・利益等に係る部分は非公開。
で、当然のごとく、堂々と、黒塗りだらけの文章になっています。
日本政府の得意技です。
さらに今日、ツィッターで、黒田さんという方が、
『昨日話題の「吉田調書デジタル版」、多数の隠蔽があるね。
例えば、吉田氏の「補助冷却装置が造られていればこんな状況にはならなかった・・」という部分は、削除されているよ。
第一次安倍政権下で、安倍ちゃんが却下した、補助冷却装置の重要問題を隠蔽ね。
自民党に都合の悪い部分は、すべて削除してるよ』
という内容を、ツィートしておられました。
読売新聞や産経新聞は、こんな代物でも完全公開だー!とハシャイでいます。
新聞とはいったい、どういうことを仕事としなければならないのでしょう?
こんなふうに、手に手をとって、非難合戦をしている場合なんでしょうか?
吉田証言に書かれていたことは、ただの昔の、終った話なんでしょうか?
新聞社をはじめとする日本のマスコミが、きちんと調べ、検証し、伝えていかなければならないことが何なのか、
今この時に、この騒動をきっかけに、マスコミ全体が真摯に考え直さなければならない時なのではないのでしょうか?
上記の、黒田さんのツィートの中にもあった、補助冷却装置の設置を無用と断言した、第一次安倍政権下での、世にも浅はかで無責任な態度でもって、質問に答えていた安倍氏の答弁を、
もう一度、ここにも載せておきたいと思います。
2006年12月13日 衆議院議員 吉井英勝
巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a165256.htm
2006年12月22日 内閣総理大臣 安倍晋三
巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b165256.htm
1-4
Q(吉井英勝):海外では二重のバックアップ電源を喪失した事故もあるが日本は大丈夫なのか
A(安倍晋三):海外とは原発の構造が違う。日本の原発で同様の事態が発生するとは考えられない
1-6
Q(吉井英勝):冷却系が完全に沈黙した場合の復旧シナリオは考えてあるのか
A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない
1-7
Q(吉井英勝):冷却に失敗し各燃料棒が焼損した場合の復旧シナリオは考えてあるのか
A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない
2-1
Q(吉井英勝):原子炉が破壊し放射性物質が拡散した場合の被害予測や復旧シナリオは考えてあるのか
A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない
この『そうならないよう万全の態勢を整えているので、復旧シナリオは考えていない』と、
オウムのように繰り返している姿を、ビデオで観た時は心底呆れ、その果てしないまでの無責任さに、強い怒りを感じました。
日本の原発は、日本のみならず、世界にまたがる利権集団、核兵器の推進亡者など、とてつもなく大きな利権にしがみつく権力者たちの思惑を、
官僚や政府が言いなりになったり、自ら率先したりして、当たり前のように、どんな手口を使ってでも、カネを湯水のように使いながら建て続けられてしまいました。
そのカネは、我々市民の、働いても働いても一向に楽にならない生活の中から、コツコツと払っている税金や電気代でした。
安全だ、安いのだと、ウソ八百を並べ立て、それをさも本当のように、広告会社と新聞テレビラジオが繰り返して垂れ流す。
それの舵取りを先頭に立ってやってたのが、自民党だったのです。
その自民党が今、長い長い間目指していたシステムの仕上げに、躍起になっています。
その様は実に異様で浅ましく、底なしの恐ろしさを感じます。
『一報道機関の誤報よりも、もっと恐ろしい事態が進行していることに、なぜ誰も気づかないのだろうか』
と締めくくられているこの記事を、ぜひ読んでいただきたいと思います。
↓↓↓
朝日誤報問題は目くらましだ!
マスコミが隠す吉田調書の恐ろしい本質
引用元:
http://lite-ra.com/2014/09/post-425.html
『周知のように、産経、読売は、何十年も前から、自民党政権とともに、原発導入の旗ふり役をつとめ、福島原発の事故後も、原発再稼働を叫んできた。
まさに、原発シンジケートの一角をなしている2 つのメディアが、
同じく、原発再稼働をもくろむ安倍政権と、ともに仕掛けた情報誘導――それが今起きている、吉田調書騒動の本質なのだ』
今回もまた『吉田調書』についてのお話です。
ただ、今回のものは、朝日の誤報についての問題ではなく、一報道機関の誤報よりも、もっと恐ろしいことが進行していることへの警告です。
そもそもの『吉田調書』は、本人の遺志で非公開にされていた、などという話になっていました。
けれども、朝日新聞の誤報も含めたスクープで、公開の方向に流れが変わっていき、政府がそのすべてを公開します、ということになったらしいのですが…。
政府から公開された吉田調書は、国の安全や個人情報、第三者の権利・利益等に係る部分は非公開。
で、当然のごとく、堂々と、黒塗りだらけの文章になっています。
日本政府の得意技です。
さらに今日、ツィッターで、黒田さんという方が、
『昨日話題の「吉田調書デジタル版」、多数の隠蔽があるね。
例えば、吉田氏の「補助冷却装置が造られていればこんな状況にはならなかった・・」という部分は、削除されているよ。
第一次安倍政権下で、安倍ちゃんが却下した、補助冷却装置の重要問題を隠蔽ね。
自民党に都合の悪い部分は、すべて削除してるよ』
という内容を、ツィートしておられました。
読売新聞や産経新聞は、こんな代物でも完全公開だー!とハシャイでいます。
新聞とはいったい、どういうことを仕事としなければならないのでしょう?
こんなふうに、手に手をとって、非難合戦をしている場合なんでしょうか?
吉田証言に書かれていたことは、ただの昔の、終った話なんでしょうか?
新聞社をはじめとする日本のマスコミが、きちんと調べ、検証し、伝えていかなければならないことが何なのか、
今この時に、この騒動をきっかけに、マスコミ全体が真摯に考え直さなければならない時なのではないのでしょうか?
上記の、黒田さんのツィートの中にもあった、補助冷却装置の設置を無用と断言した、第一次安倍政権下での、世にも浅はかで無責任な態度でもって、質問に答えていた安倍氏の答弁を、
もう一度、ここにも載せておきたいと思います。
2006年12月13日 衆議院議員 吉井英勝
巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a165256.htm
2006年12月22日 内閣総理大臣 安倍晋三
巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b165256.htm
1-4
Q(吉井英勝):海外では二重のバックアップ電源を喪失した事故もあるが日本は大丈夫なのか
A(安倍晋三):海外とは原発の構造が違う。日本の原発で同様の事態が発生するとは考えられない
1-6
Q(吉井英勝):冷却系が完全に沈黙した場合の復旧シナリオは考えてあるのか
A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない
1-7
Q(吉井英勝):冷却に失敗し各燃料棒が焼損した場合の復旧シナリオは考えてあるのか
A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない
2-1
Q(吉井英勝):原子炉が破壊し放射性物質が拡散した場合の被害予測や復旧シナリオは考えてあるのか
A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない
この『そうならないよう万全の態勢を整えているので、復旧シナリオは考えていない』と、
オウムのように繰り返している姿を、ビデオで観た時は心底呆れ、その果てしないまでの無責任さに、強い怒りを感じました。
日本の原発は、日本のみならず、世界にまたがる利権集団、核兵器の推進亡者など、とてつもなく大きな利権にしがみつく権力者たちの思惑を、
官僚や政府が言いなりになったり、自ら率先したりして、当たり前のように、どんな手口を使ってでも、カネを湯水のように使いながら建て続けられてしまいました。
そのカネは、我々市民の、働いても働いても一向に楽にならない生活の中から、コツコツと払っている税金や電気代でした。
安全だ、安いのだと、ウソ八百を並べ立て、それをさも本当のように、広告会社と新聞テレビラジオが繰り返して垂れ流す。
それの舵取りを先頭に立ってやってたのが、自民党だったのです。
その自民党が今、長い長い間目指していたシステムの仕上げに、躍起になっています。
その様は実に異様で浅ましく、底なしの恐ろしさを感じます。
『一報道機関の誤報よりも、もっと恐ろしい事態が進行していることに、なぜ誰も気づかないのだろうか』
と締めくくられているこの記事を、ぜひ読んでいただきたいと思います。
↓↓↓
朝日誤報問題は目くらましだ!
マスコミが隠す吉田調書の恐ろしい本質
引用元:
http://lite-ra.com/2014/09/post-425.html
『周知のように、産経、読売は、何十年も前から、自民党政権とともに、原発導入の旗ふり役をつとめ、福島原発の事故後も、原発再稼働を叫んできた。
まさに、原発シンジケートの一角をなしている2 つのメディアが、
同じく、原発再稼働をもくろむ安倍政権と、ともに仕掛けた情報誘導――それが今起きている、吉田調書騒動の本質なのだ』