ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

6月29日、誰もが仕事を休み、学校を休んで、歴史に残る日に、その足跡を残すのだ!

2012年06月25日 | 日本とわたし
広瀬隆さんから、「全日本国民に向けて緊急メッセージ」
首相官邸前大アクション
大集結の呼びかけ!

みんな集まれ!!
6月29日
電車に飛び乗れ!!
首相官邸前だ!!


6月29日(金)18時から、首相官邸前にて、原発再稼働阻止のため、先週の22日よりさらに、超大規模な原発稼働阻止行動がおこなわれます。

地下鉄『国会議事堂前』駅3番で出口を出てすぐのところです。
呼びかけは、首都圏反原発連合有志です。

『福島の女たち』も来ます。
私も、仙台での講演会終了後に、新幹線に乗って駆けつけます。
首都圏から遠い全国の人も、首都圏~関東地方に住む仲間・親戚・友人・知人・恋人に、「この国会デモに参加するよう」強く呼びかけてください。
数が大事です。

すぐに呼びかけてください。
電話でもメールでも。


腐敗したN(なにも) H(放送しない) K(公共放送)は、22日のデモを一切報道しなかった!!
キャスター達は、報道人として、よく恥ずかしくないものだ。
彼らがどれほど無能であるかを、今度はこちらが、全世界に証明してやろう。
われわれが、ヘリコプターをチャーターして、29日には上空から、巨大デモの全景を、全国にビデオは配信することにした。
撮影はプロのビデオカメラマンが引き受けてくれました。
愚鈍なマスコミに代わって、インターネットで流します。



国民の手で、政策を変える時代だ。
われわれ国民が、変化を待っていてはいけない。

自宅のテレビに向かって、罵言雑言を投げつけても効果はない。
さあ、家から外に出て、行動する時が来た。
この怒りの群衆の数を、見せてやろうじゃないか。

打倒・野田の声は、巷でますます大きくふくれあがっている。
動きは驚くほど加速度的だ。
次は大きくアクセルを踏むぞ。
6月29日には、爆発状態になるだろう。

無能で、傍若無人な野田佳彦に、このまま原発の再稼働をさせるわけにはいかない。
一年以上にわたって国民が続けてきた、原発廃絶を求める言動が無になる。
全国民を恐怖に陥れ、正気を失った政府が、再びわれわれを殺そうとしている。
こうしている間にも、福島第一4号機が崩壊するかもしれない。

6月29日には、誰もが、仕事を休み、学校を休んで、総決起だ!!
若い人たちが動き出した。
家族と、まわりの仲間を引き連れて、国会議事堂前へ!!
生き残るために!!
国会を、即時解散させよう!!
数が大事です。数がものを言います。 


このままでは、日本が滅亡する。
子供たちが殺される。


首都圏に遠いため、国会議事堂前に来られない人たちは、みなさんの地元で、
野田佳彦に与する者すべて、国会議員、地方議員、首長たち、与党・野党を問わず、
「野田一派を、次の選挙で落選させる」全国運動を起こしてください!!

国民の命を脅かす、この重大な犯罪者たちを、日本社会から排除しよう!!

国会議事堂~首相官邸を包囲して、野田佳彦個人の退陣を求める緊急行動を起こす時が来た。
野田を倒せば、原発は止まる。

野田の政治生命を経とう!!
それを、首都圏のすべての人に呼びかけます!!

訴訟も、署名も、申し入れも、株主運動も必要である。
だが今は、一点に全員の力を集中しましょう。
原発が動き出したら元も子もないのだから。
“打倒・野田”の行動に立ち上がりましょう。

国民的な緊急行動を呼びかけてください。
官邸前に来れば分かります。
涙が流れてきます。

主権は、われわれ国民にある。
国民は、なめられている。
誰も、野田佳彦のような人間のクズを、総理大臣に選んだ覚えはない。


われわれは、原発の問題で、直接民主主義を望んでいる。
だが、議会と政府が、間接民主主義の実権を握り続けて、日本列島に住むすべての人間の命を、危険にさらすというなら、有効な手段を選ばなければならない。

歴史に残る日に、あなたも参加しよう!!
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Million Dollear Quartet

2012年06月25日 | 音楽とわたし


旦那母が、マンハッタンにあるアパートの、台所の模様替えに勤しんでいる。
いろいろとサイズの手違いや、デザインの間違いがあったりして、なかなか大変そうだ。
その手伝いに来がてら、日常の子育てからちょいと離れて、マンハッタンを楽しもうと、旦那姉も同行してきた。

「台所の片付けの合間に、夕飯とミュージカルに行こうと思ってるけど、あんた達もどう?」
と、大変嬉しいお誘いを受けたので、もちろん、尻尾をフリフリ、旦那とふたりで出かけた。

夏の雲!


マンハッタンのビル街の上にも。


通りの向こうにも。


待ち合わせの時間にはまだ少し時間があったので。


母のアパートはダコタハウスの隣で、その界隈には、なんとも味わいの深い顔のアパートが。


歩道の植え込みに、えらいキレイに咲いてる紫陽花やな~と思って、撮って帰ったら、なんと造花だった……。


ダコタハウスゥ~!(その左隣の背ぃ高ノッポが母んちのアパート)


このランプを観るたびに、ジョン・レノンが殺されてしまった、あの夜のことを想像してしまう。


アパートの近くの中近東のレストランでご馳走になり、地下鉄に乗っていざいざ!


こんな地下に劇場があるとは思っていなかった。


なかなか斬新。


『MILLION DOLLAR QUARTET』


写真撮影禁止のため、これが最後。


ショーの内容を全く知らずに出かけたけれど、思いっきり楽しい、どちらかというとコンサートのようなショーだった。


ここで、ちょっとナマケて、どなたかが書いてくださったショーの内容をちょいと拝借。

『このショーは、1956年12月4日、メンフィスで実際に行われた、エルビス・プレスリー、ジェリー・リー・ルイス、ジョニー・キャッシュ、カール・パーキンスのセッションと、それをめぐる、サン・レコード社長サム・フィリップスの思いが交錯するドラマです。

登場人物のプレスリーについては、説明する必要もないでしょう。
このショーの中でも、彼は既に、押しも押されぬ大スターになっており、ガールフレンドと一緒に、ちょっと古巣に立ち寄る…という感じで描かれています。
シンガーでもあるガール・フレンドは、プレスリーも、やがては壁にぶつかる日が来るであろうことを予測しており、
この「立ち寄り」は、彼の今後に、何らかの影響力を残すようなセッションにしたい、と願います。

ジョニー・キャッシュは、映画『WALK THE LINE』で知っているくらいでしたが、いかにも素朴なカントリー・ボーイという感じに描かれていますが、
彼のルーツである、伝統的なカントリー音楽に、当時のロカビリーのテイストを取り入れて、新しい音楽世界を創作することについては、なかなか野心的な面を見せます。

カール・パーキンスは、ギタリストで、私は初めて知ったのですが、プレスリーのヒットで有名な『Blue Suede Shoes』を作った人だったのですね。
彼は、この名曲を生み出しながらも、自身には注目が集まらないことが、不満で仕方がありませんでした。
また、「ロックはあくまでもギターから」と思う彼には、わきで、キーボードの派手なパフォーマンスをするジェリー・リー・ルイスが、気に入らなくて仕方がありませんでした。

だいたい、それぞれ、強烈な個性を持ったアーティストたち…みんな「一筋縄」でいくはずがありません。
そして、田舎のマイナーなレコード会社を、メジャーなレーベルに押し上げるチャンスを狙う社長。

ショーの中では、ジェリー・リー・ルイス役は。キーボードの前に座ったままの演技なのですが、
本物のジェリー・リー・ルイスと同様、なかなか華があって、けれんみたっぷりのパフォーマンスをする人でした。

劇中においても、ジェリー・リー・ルイスは、いかにも「天才肌」で屈託がなく、自分の天性の勘を信じてパフォーマンスをしているよう。
どこかストイックなパーキンスとは、基本的に反りが合わない…。
実際の、ジェリー・リー・ルイスは、その後。大変なスキャンダルに見舞われるのですが、それを暗示する当て擦りのセリフもあったような気がします。


音楽の歴史の中では『伝説のセッション』というのはいくつかありますよね。
このミリオン・ダラー・カルテットも、不思議な縁で、同じ場所に集ったミュージシャンたちが、
「永遠の一瞬」を作り上げた時間に、私たちを引き戻してくれます』




↑この写真が、実際に撮られた本人達の写真。
手塩にかけて、というより、彼らの才能を信じて、売り込みに駆けずり回った社長の、自分の元から離れていってしまうアーティスト達への思いを思うと……。
これがショーの中で、暗闇からパッと現れた時には、胸がキュンとした。

お勧めのショーです♪
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原発は、この世にあってはあかん物!

2012年06月25日 | 日本とわたし
吉田伸夫さんという、東京大学大学院博士課程修了の理学博士(専攻は素粒子論科学哲学・理論物理学)フリーの研究者で、
東海大学・明海大学などで非常勤講師として『環境と資源』『科学技術概論』などの講義を担当しておられる方が書かれた、
核燃料処理についてのあれこれを、ここに書き残したいと思います。

どうして再稼働を許してはいけないのか、そもそも、日本に原発があるということがなぜ間違っているのか、それをずっと考えています。
そのヒントになるでしょうか?
 

核燃料再処理の方が、高コスト(12/04/28)

内閣府原子力委員会は、原発から出る使用済み核燃料処理に、掛かる費用の計算結果を発表した。
それによると、再処理して、核燃料を取り出すよりも、全量をそのまま埋設する、直接処分の方が、安上がりになる。
総コストで、再処理の方が高くつくことは、以前から知られていたが、
2030年までに掛かる費用で見ると、青森県六ヶ所村にすでに建設された、再処理工場を稼働させた方が、割安になるとの試算もあり、
どちらが、コスト的に有利か、はっきりしなかった。
今回の計算では、300年以上先という、超長期を想定して、再処理を行う場合にも、
再処理工場の解体費用を計上するなどした結果、再処理のコストが、大幅に膨らんだ。
2030年まで、現在と同程度の原発を稼働させた場合、
全量再処理する場合は18兆円
全量直接処分する場合は13.3~14.1兆円、の費用が掛かる。
 
原子力発電の最大の問題は、強い放射能を帯びた使用済み核燃料を、どのように処理するかである。
核燃料を、容器に封入して、そのまま地下300メートル以上の地層に埋設する、直接処分を行うのはアメリカ・ドイツ・スウェーデン・フィンランドなど。
最終処分場の場所が、(ほぼ)決定したのは、スウェーデンとフィンランドだけで、それ以外は、候補地すら決められない。
アメリカでは、ネバダ州・ユッカマウンテンに建設するという、ブッシュ前大統領の方針が、オバマ大統領によって撤回され、議論が紛糾している。
一方、再処理の方針を示しているのは、日本・ロシア・中国・インドなど(フランスやイギリスは、再処理・直接処分の両方を行う)。
再処理工場で、核燃料となるウランやプルトニウムを取り出し、残りの廃液を、ガラス固化体にして、地中に埋設する。
プルトニウムを扱うため、再処理を行うのは、核兵器保有国が多い。
再処理をした後、ガラス固化体を、数十年間冷却する必要があるので、最終処分場を決めるまでの時間的余裕があるが、
安全性評価と、建設に掛かる期間を想定すると、急がなければならない。
 
日本で、再処理の方針が決められたのは、国内での調達が難しい、エネルギー資源を確保しようとしたため。
再処理によって、取り出されるプルトニウムを、高速増殖炉の燃料として利用すれば、
100年以上の長期にわたって、エネルギー枯渇の心配がなくなるという、楽観的な見通しもあった。
しかし、高速増殖炉の開発は、実験炉もんじゅが、ナトリウム漏れの事故を起こしてから進んでおらず、近い将来に、開発できる見通しはない
そもそも、高速増殖炉は、技術的にきわめて難しく、アメリカ・ドイツ・イギリスが早々に撤退、
しばらく研究・開発を続けていたフランスも、スーパーフェニックスの事故がきっかけで開発を断念した。
ロシアや中国で、開発が検討されているとされるが、詳細は不明

高速増殖炉が作れなければ、再処理で取り出されたプルトニウムは、ウランと混ぜたMOX燃料として、プルサーマル発電に使われることになるが、
全量を使い切るのは難しく、核兵器の燃料に転用可能な、大量のプルトニウムを抱えて、国際的な不信感を招きかねない

また、六ヶ所村に建設した再処理工場も、トラブル続きで、いまだ試運転を繰り返している段階。
コスト面だけでなく、技術的な観点からも、再処理の見直しが迫られている。




廃炉のプロセスを、端的に、わかりやすく書いてくださったものを見つけました。


廃炉のプロセス

原子力発電所の廃炉は3段階で行われます。

①発電機や配管など原子炉の周辺設備を解体・撤去する
②炉心部分を封鎖して安全状態を保ったうえで5~10年据え置き、放射能レベルが下がるのを待つ
③炉心部分を解体・撤去し、更地に戻して完了


以上の作業でおよそ15~20年ぐらいの時間、500~900億円の費用が必要です。

福島第一原発の1~4号機の場合、事故で炉心が溶融し、損傷が激しいので、廃炉費用は、試算によると1兆円を超える可能性もあるとのこと。

国内でこれまで廃炉になった原発は、東海発電所(日本原子力発電、茨城県東海村)が最初の商業用原子炉でした。
1998年に停止して廃炉に着手、廃炉完了は2021年の予定、費用は840億円
 
世界では現在、約430基の原発が稼働中。
原発の寿命は30~60年。
今後、どんどん廃炉を迎えるのです。
次世代へ、大変な負担を残すことになります。




原発を研究してる人達は最初、永遠に枯渇せんエネルギーの実現に向けて、高速増殖炉を完成させようと、意気盛んに研究開発したんやと思う。
まさか、人類の、最高の頭脳と技術をもってしても、叶わん夢やとは思てなかったんやと思う。
けども、アメリカがあきらめた。ドイツもイギリスもあきらめた。
その後も粘って研究・開発を続けてたフランスも、事故があって断念した。
せやのに、これほどの悲惨な事故を起こして、その解決が全くできてない日本が、今だに断念せえへんのはなんで?

使用済み核燃料の処理について、まだどっこも解決してない。
70年かかっても、どないしたらええのかわからんことってなに?
そんな年月かけんなよって思わへん普通?
そんな無駄金、使うなよって思わへん普通?

燃料を、再処理しようが、直接処分しようが、長い長い年月かけて冷やし続けなあかん。
ちゃんと冷えて地中に埋めたら埋めたで、途方も無い長さの放射能生存の間に、土や海に溶け出さへんかどうか、誰にもわからん。

いったいどこの阿呆が、こんなもんを地球のあちこちに、ボコボコ作って、放射能で汚してもええと思たんか?
いったいどこの狂人が、もうどうしようもないってとっくの昔にわかってたのに、活断層の上に建てたりしたんか?

わたしらは今、廃炉廃炉って叫んでるけど、普通に運転してた原発でも、廃炉するって決めてからゆうに20年はかかる。
その間、電気をまるっきり作らん、ただの廃棄物やのに、放射能が絡んでるがために、お守りすんのにどんだけお金かかるやら。
ほんで、廃炉が終わっても、その放射能まみれのガラクタを、いったい狭い国土のどこに埋めるつもりでいるんやろ?

ほんで、いったいその作業を、どこの誰にさせるつもりなん?
野田首相は、「私の責任で原発を再稼働させる」って言い切ったけど、
わたしはもうこんな、見知らぬ人であっても、たかが電気のために、いや、電気なんか全然関係無いのに、
そんなもんを押し勧めた人間のために、被ばくしながら仕事をせなあかん人がいるっていうことがどうしてもいややねん。

そやし、これを提案したい。

これまで原発推進してきた国会議員、地方公務員、学者、原発作ってる企業、売ってる企業、原発に関連する委員会やら専門機関、それから電力会社の社員は全員、
廃炉作業の一年なり二年なりの、原発現場労働作業に携わるっていう、原発法作ろう。
もうまっぴらごめんやねん。
こんだけぎょうさんの人が、少々不便でも、経済が低迷しても、安心して暮らせる日本に、一日でも早う生まれ変わらせたいと思てるにも関わらず、
ゴリ押しの詐欺まがいのことして、権力と金にモノを言わせて、今だに原発にしがみついてる阿呆らの姿見るのは。
そいつらがしがみついてるせいで、どんだけの人が苦しんでるか。命を縮めなあかんか。
絶対に間違うてる。
いくら国の閣僚やからって、国会議員やからって、どこやらの首長やからって、
大企業や財閥で、権力と金をいやっちゅうほど持ってるからって、専門に学んだ学門を、金さえもろたら曲げて使ても平気やからって、
やってええこととあかんことがあんねん。

絶対に許さへんから。ほんで、この許さんぞ~菌は、全国に今広がってんねんから。
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ある、ひとりのおばはんの熱い思い

2012年06月24日 | 日本とわたし
まだまとまってないけど、ちょっとずつ言葉になってきたことを、ここに書き留めておきます。

今、日本が直面しているたくさんの問題。
去年の大地震と津波による被害と、原発事故による放射能汚染。
処理が進まん震災瓦礫。
崩壊したら、日本のほぼ半分、そして北半球に、極めて深刻な放射能汚染が広がると予想されてる、東京電力福島第一原発4号機。
通常、そんなとこに人が居たらあかんぐらいに高い放射線量がある町や村で、今だに暮らし続けてる人達。
幼稚園や学校に通てる子どもらは、汚染された食材の給食を食べ、汚染された校庭の空気を吸い込みながら、体育やクラブ活動を続けさせられてる。
そこに加えて、消費税を上げるやの、電気代を上げるやの、原子力憲法(基本法)をこそこそと変えて、軍事利用も可能にした。
放射能に汚染された瓦礫を、これまたこそこそと全国にばらまいて燃やさせ、いよいよ高濃度放射能汚染物と化した灰を埋めさせて、
外から内から(汚染食物をこそこそと混ぜて販売する)、国民の体を放射能漬けにしようとしてる。
ほんで再稼働……。
停止中の原発に、こそこそと核燃料を運び込み、装填し、ウランの発注も済ませてる。

まだまだある。
きりがないほどある。
狂ってるとしか言い様がないほど、こそこそと、毎日なにがしかの悪企みが実行されてしもてる。

こんなん、わたしみたいな、ただの市井の人間が、どんだけ頑張っても、太刀打ちできひん。

どうしたらええんやろ。
なんか、手はないんやろか。
頭を抱えてずっと考えても、これええかも!と思ては問題が見つかり、また、ええこと考えた!と思ては壁にぶつかり、
ひとりで悶々とし続けてきたこの16ヵ月。

先週の金曜日、それから一昨日の金曜日、
とうとう、一筋の光が見えてきた。

『再稼働反対』

家の外に出て、わざわざ電車に乗って出かけてって、「再稼働反対!」の声を、拳とともに上げる人が、何万人にもの数になった。

「そんなことをしてる間に、あれも、これも、決まったり実施されたりしてしもてるのに、そんなひとつのことだけにかもてる場合とちゃうやないの?」
そう言う人がいる。
「もうあかんて……」と、あきらめてる人がいる。
自分だけあきらめるのが寂しいのか、それをわざわざツィッターでつぶやいて、あきらめ菌で汚染しようとしてる人もいる。

わたしも、ふとそんな思いに囚われる時がある。
けど、その、ほんの一分後には、ゼロになに掛けたってゼロや。その言葉が思い浮かんでくる。
まずは原発再稼働の決定を撤回させる。
そこに焦点を絞って、徹底的にやる。
とことんやる。
撤回させるまでやる。

そうやってる間に、つながりで阻止できるもんが出てくるかもしれん。
なんも出んかもしれん。
けども、とにかく、思いを薄めず、ピンポイントで衝く。
システムに穴が開くまでとことん衝く。

再稼働に穴が開いたら、即効、次の大きな問題の穴開けにかかる。

その頃には絶対に、日本人の大得意な、キメの細かい、その地域特有の、おもろいアイディアに満ち満ちた穴開け集団が出来上がってるばす。

できたらその集団は、私利私欲の無い、主義主張の入り乱れた老若男女で構成されてて、
目標さえ同じなら、かなり認めとうないこと言う人でも、その人の得意とすることを活かすチャンスを互いに与え合いながら、
がむしゃらに、壁に向こうていけるような、なんでも屋クラブみたいなんがええなと思う。

若者よ、実年よ、熟年よ、ちっちゃい子達、動物や森、日本という国を、今まで無茶苦茶してきよった悪人から守ったろな!



いきなりやけど、大好きな人、田中洌さんのブログ『ルンペン放浪記』の記事をみっつ、紹介します。

めぐりめぐって、金曜日。
2012年06月22日

3年前の夏、犬といっしょに川に飛びこんで大はしゃぎしたというのに!

あらゆるごまかしと嘘八百、でっちあげの逮捕、失業の恐怖、村八分の奨励、着飾った悪臭ぷんぷん、いつまでも続く閉塞感――を、
石も投げず、銃もとらず、腹に爆弾を抱えて飛びこむこともせず、ただあっかんべをかましに投票場に足を運んだけで――
たったそれだけで、穀潰しどもを木っ端微塵にしたと、とち狂い、血は沸き、肉は踊ったというのに!

それがどうだ?

またぞろ、何万回も拝まされたくそ忌々しい茶番、掛けあい漫才――
白を黒といい、黒を白といって目鼻を整え、さらに絞め殺そうというお馴染みのあばた面だ。
遠慮も糞もあったものじゃない厚顔無恥の跳梁跋扈だ。

どいた、どいた!
ひかえぃ!


そこのけそこのけ、お馬が通る。
おまえたちのおとうもおかあも、しぶしぶあきらめたんだ。
おまえらもあきらめろ。

文句があるなら黙ってこそこそ叫べ。
さもないと、福島の二の舞なんてもんじゃないぞ。

国中の原発をフル稼働させておいて、ドカドカドーンのドミノ倒しだぞ。
わかったか!

わしらがすべてで、おまえらはゼロさ。


●何をするにもどこに行くにも、わしらは命がけだからな。
わしらはな、おまえらとは生まれも育ちもちがうんだ。
ラジオ体操のかわりにちょっと郊外へ行って、できるだけ短い時間に――15秒か、それとも16秒で、根こそぎ村落ごと焼き払い、
それからブレイク・ファーストにとりかかって、バターつきトーストを囓りながらコーヒーを楽むわけさ。

白い蛇のような鰻、毒虫のごとき蟹、霧につつまれた女たち、穴だらけの鍋底……。
しもじもには、とうてい想像もできないあらゆる恐怖につきまとわれて、死から死への綱渡りをやっているわけさ。
安心・安全なんてどこにもないぜ。
そんなものは空想家のたわごとさ。●


「何でも金で買える。名誉も勇気も金で買える。だれだって買収できるし、なんだってめんどうなことは金でかたがつく」と、
皮肉ったドストエフスキーがこのていたらくをご覧あそばしたら、たぶん泡を吹くな。

自然だけは逆立ちしたって金で買えないというのに、やつらときたひにゃ、性懲りもなく、せっせとコンクリートに種をまき、
これでもかこれでもかとぶっ壊しに血道をあげ、やりたい放題のデタラメに、全国一斉デモをかまそうと、断食をぶち込もうとびくともしやしない。

骨のあるやつらは厳正独居拘禁で背骨をへし折られ、そうでないやつらは、祭りあげられあっちしたりこっちしたりしているうちにういういしさを失い、
いくら声明を、署名を、要望をぶち込んでも糠に釘、
ジリジリ崖っぷちに追いつめられて、被爆者も生活保護もスカイツリー・ホームレスもみんな、枕を並べてこてんぱんだ。

障害者もよいよいも、ちびっ子も全員右へならえ。
被曝労働も、除染派遣も、だれもかれもがひーひー締めあげられて、白痴人(こけ)みたいにふらつけ――というわけだ。

どうすりゃいいんだ?

今では九州から四国、福井、福島、北海道、沖縄、ドイツ、ニューヨークといたるところで、毎日のごとくデモが湧きあがっているというのに!

2年ほど前、とりあえずすっ飛んでいったときとはちがって、まさに百花繚乱の花ざかりというのに!
とても梯子できる騒ぎじゃない。

電気・ガス・水道も食いものも寝起きも、何からなにまでおっかないうのに、交通費も目ん玉が飛び出るほどだ!

鶏ガラスープにパンの耳を主食に、ときおりせしめる野ぜりに野菜クズにくるみにギンナンでやりくりしても、とてもじゃないが追っつくか!

お手上げだ。
ちくしょう!


そういう折りしも折り、ツィターで呼びかけられた金曜・オキュパイが目にとまっていた。
毎週一回だ。

それなら440円のマルボロを250円の若葉に変えて、貯まった1130円を交通費にすれば何とかなりそうだ。
それに、それまで無理やり誘ったホームレスたちも、そのツィター・デモばかしはちゃんとキャッチしていたらしく、向こうから「行こ、行こ」と声をかけてきた。



●あたし、とうとう降参したんだわと、あのとき泣いたわ。
降参しなきや凍え死んでいたけど、シャワーにも毛布にもカップ麺にも、それにときどき隠れてチンチンジャラジャラにもありつけるの。
なんでもっと早くホームレスの足をあらわなかったんかとふしぎだったの。
それが、ふた月もすると、生活保護なんて針の筵もいいとこ、糞のかたまりだと思い知らされたの。
おかみも民生もボラも、ほんとひでえもんさ。
あたしね。なにも贅沢したいんじゃないわ。
まじめに働いて、少し食べ、少し寝て、こっそりくたばって行ければそれでじゅうぶんしあわせなの。
それがなにさ!
もういや。金貰い(毎月5日の支給日)に行くたびに、税金泥棒の虫けら扱いだからね。
踏み潰すぞ、踏み潰すぞ……と、そればっかしさ。
原発のことはさっぱり分からないけど、降参しても降参しなくても踏み潰されるんなら、
往来で「いい加減にさらせ!あたしゃ、いいなり通りのお人形さんじゃないわ!」と、心臓が外れるくらい吠えてみたいの●



ついに、革命が来た。
2012年06月23日

ひとたちは来た。

どこからともなく、ひとりまたひとりと、次から次へとやって来て、歩道を埋めていく。

そこにはヒーローはいない。

ヒロインも。

この1年、試行錯誤もあった。

いろいろあった。

醜いこともあり、美しいこともあり、どうしていいか糞詰まりの状態でジリジリしているとき、
ひとたちは、自然な渇望から、とうとうこういう方法(スタンディング・アピールというらしい)を見つけだしたのだ。

 


報道管制はガチガチだ。

しかし、わたしたちにはネットがある。

金曜日には官邸へ。

ひどいものをひどいというひとたち、間違っていることを間違っているというひとたちとともに声をあげ、気持ちを分かちあおう。

ひとりひとりこそが、何よりも貴重なひとりひとりなのだ。


逮捕され飛行機で持ち去られながら「再稼動反対」と叫びつづけるにーちゃん。




無題。
Theme: 語り 2012年06月24日

そのとき、わたしは次々に集まってくる人たちのあまりな美しさを、ただ食い入るように見ていた。

ほとんどすべてが、家の倅や娘よりずっと若いにーちゃんやねーちゃん、それに赤ちゃんを抱いたヤング・ママたちではないか。




彼らは立ち止まり、ちいさなかわいいプラカードをしっかり掲げた。

彼らはおのが青春をそうやって生きているのだ。
ぼくらの青春はひどく貧しかったけれど、そして、彼らの青春もきっと貧しいのだろうが、
しかしこの世を変えようという決意とともに静かに、しかし不屈の情熱を内に秘めてくっきりしていた。

そのすがたは美しい。

けなげで、永遠に変わらない倫理をそれとなく現していた。

ああ!

何とすてきな若者たちだことか。


次世代の息吹が頑として存在するのだ。

うらやましいったらありゃしない。

わたしも動けるかぎりしんがりにつく。

しかし、そこからあとは、あなたがた青年たちがやるがいい。

老いぼれは老いぼれなりに、あなたがたに惜しみなく声援をおくりたい。
それで満足だ。
どん底をのたくりながら生きてきた甲斐もあったというものだ。
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市民の、市民による、市民のための『紫陽花革命』ここにあり!

2012年06月22日 | 日本とわたし


大き過ぎるけど、いい写真だから載せる。

集会ということで、届けを出さなくてもできるこのデモ。

だから、主催者側も警備側も、いったい全体どれだけの人が来るのかわからない。

それは本当に大変なこと。

けれども、互いに良い関係を築けているに違いない。

この日、集会がもう終わりに近づいてきた頃、

やっと駆けつけてきた最後尾にいる人達にも、

官邸が見えるよう、

思いをぶつける相手を見据えることができるよう、

車道を規制して、たくさんの人達を車道に導いてくれた。

それぞれの思い、それぞれの願い。

天に届け!
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紫陽花革命誕生!

2012年06月22日 | 日本とわたし



首相官邸前で再稼働反対デモ 
東京新聞 2012年6月23日 00時35分


首相官邸前で大飯原発再稼働反対を訴える人たち=22日午後、東京・永田町で(淡路久喜撮影)
写真


関西電力大飯(おおい)原発3,4号機(福井県おおい町)の、再稼働決定の撤回を求める、大規模なデモが22日夜、
首相官邸周辺(東京都千代田区)であり、官邸に向かって、「再稼働反対」「大飯を止めろ」と、力強いコールを繰り返した。

複数の、市民グループ有志でつくる「首都圏反原発連合」が、ツイッターなどで呼び掛けた。
政府が、3,4号機の再稼働方針を決めた四月から、毎週末、官邸前で実施されているが、
再稼働が正式に決まった、今月16日以降、これに抗議して、参加する市民が増加。

この日は、官邸から、霞が関方向へ人の波が、歩道から車道にあふれ、主催者発表で、約4万5千人が加わった。

マイクを握った、ルポライター鎌田慧さんは、「原発がなくても、日本社会は混乱しない」と強調。
参加した、東京都東村山市の大越明子さん(44)は、「声を上げないと、賛成したのと同じになってしまう。再稼働を認めると、なし崩し的に、他でも始まるのでは」と話した。




大飯再稼働:撤回求め官邸前でデモ 列は700メートルに
毎日新聞 2012年06月22日 21時22分(最終更新 06月22日 21時40分)


首相官邸前で、大飯原発再稼働反対を連呼する抗議集会の参加者ら=東京都千代田区で2012年6月22日午後6時19分、手塚耕一郎撮影

東京・永田町の、首相官邸前で22日、関西電力大飯原発の再稼働撤回を、政府に求める、抗議行動があった。
主催者によると、約4万5000人、警視庁によると、約1万1000人が参加。
周辺の歩道を埋め尽くした人が、「再稼働反対」と、約2時間にわたって、声を上げた。

有志の市民ネットワーク、「首都圏反原発連合」の呼びかけ。
3月に始めた当初は、300人程度だったが、回数を重ねるごとに、参加者が増えたという。
この日、集まった人の列は、約700メートルにも達した。

茨城県土浦市から来たという、会社員、東原裕樹さん(32)は、
「フェイスブックで、今日の活動を知った。
核廃棄物の処理方法も決まっていないのに、再稼働するなんてあきれてしまう。
黙っていてはいけないと思った」と、参加理由を話した。【池田知広】



田中龍作ジャーナル

「再稼働反対」の地鳴り 首相官邸前で進む“紫陽花革命”
2012年6月22日 23:31


『紫陽花革命』。勤め帰りの男性は、アジサイの花を空に突き上げ「再稼働反対」を叫んだ。=22日夕、首相官邸前。写真:田中撮影=


原発を動かそうとする、「ほんの一握りの特権層」と、再稼働に反対する、「圧倒的多くの国民」。
22日夕、この図式を象徴するような出来事が、首相官邸前で起きた。

時系列で述べよう。
エセ右翼が、正午過ぎから、官邸前の歩道で、街宣活動を始めた。
リーダー格の男性によれば、麹町警察署に、「午後8時まで、集会を開く」と、届け出ているという。
午後6時から始まる、金曜恒例の、再稼働反対集会(主催:首都圏反原発連合)を、妨害する意図がありありだ。

官邸前交差点の“一等地”を、わずか10人の、エセ右翼が占拠した。
「放射能は健康によい」「原発事故が起きる確率は、飛行機事故よりも少ない」…子供だましにもならない演説を続けた。

Twitterなどによる呼びかけで集まった、大勢の市民たちは、脇で待った。
午後6時には、1万人を超えていた(主催者発表)。
定位置に行こうとする、市民たちと、一等地を譲るまいとする、エセ右翼との間で、競り合いが起き、警察隊が、間に入った。

間もなく、異変が起きた。
警察隊が、エセ右翼を、溜池方面に押しやったのだ。
リーダー格が、警察幹部に食ってかかった。
「我々も引いたんだから、あいつら(市民)も引かせてよ」。

「引かせることはできないよ。しっぽ(最後尾)は霞が関まで届いてんだ。2万人はいるかもしれないよ」
警察幹部は淡々と答えた。


市民の列は、どこまで伸びているのか。
筆者は、歩いて確かめた。
官邸前交差点から、霞が関方面に伸びた人の列は、内閣府のあるブロックを、ぐるりと取り巻いている。
最後尾は、官邸前の、交差点に達した。
溢れた市民は、道路を挟んで、反対側の議事堂前の歩道で、「再稼働反対」を叫んだ。


原発推進派の、エセ右翼10人を、警察隊がブロック。この直後、溜池方面(写真右方向)に押しやった。=写真:田中撮影=

参加者は、午後6時42分の時点で、3万人を超えていた(主催者発表)。
警察が、エセ右翼のリーダーに、「(市民を)引かせることはできないよ」と答えたのは、客観情勢を踏まえた判断だ。
警察といえども、わずか10人の、エセ右翼のために、3万人の市民に対して、「後ろに下がりなさい」とは言えない。

何十年も、反原発を説き続ける、ジャーナリストの広瀬隆さんも、駆けつけた。
広瀬さんは、高校3年生の時、60年安保に参加した。
「(議事堂前の)車道まで、人で埋めたい。我々はそうした」。

60年安保では、連日、10万人規模の労働者や学生が、国会を包囲し、岸内閣は、退陣に追い込まれた。
当時の、国際情勢を考えれば、日米安保にも大義はあった。
だが、原発は、百害あって一利なしだ。

議事堂の、衆議院通用門前では、母親の自転車に乗せられた男の子(4歳)が、「再稼働反対」の合唱に加わっていた。
もう、誰にも止められない。
警察が、どんな規制を敷こうが、人々は、「再稼働反対」を、口々にしながら集まってくるだろう。

最終的な参加者は、4万5千人(主催者発表)。
次回は1、0万人にまで膨らんでも、おかしくない。
アラブの春の、「ジャスミン革命」に擬えて、官邸前抗議を、「紫陽花革命」と呼ぶ、参加者達も現れた。

「野田やめろ」「再稼働反対」のシュプレヒコールが、地鳴りのように、官邸と議事堂に響き渡った。

野田内閣を、退陣に追い込むのは、小沢グループの造反ではなく、市民による、国会包囲ではないだろうか。

これはもう、革命である。
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官邸前に行こ!行けへん人は近くで、同時多発デモしよ!子供にボケてんのかって思われんように!

2012年06月21日 | 日本とわたし
今日6月22日、夕方6時から8時まで。官邸前に行こう!

ツィッター友のみつはるさんが、官邸前抗議集会に行った人、これから行こうと思てる人、興味を持ち始めた人らのつぶやきをまとめてくれはった。

この官邸前抗議集会は、別名ツィッターデモ。あくまでも、市民の、市民による、市民のための反核反原発デモに徹してる。
3月から始まったこのデモは、毎週金曜日の夜6時から8時まで、首相官邸前の歩道に立ち、言いたいことがある人は3分間、マイクを持って言える。

先週はとうとう、1万人を超えた。
その日の様子を、フリージャーナリストの田中龍作さんが、こんなふうに書いてはる。

『金曜恒例となった、首相官邸前での「大飯原発・再稼働反対集会」が、国民運動の様相を見せ始めた。(主催:首都圏反原発連合)

参加者の人数は、回を追うごとに、最多記録を更新しており、15日は、1万1千人(主催者発表)と膨れ上がった。

この日、歩道は、人で一杯になり、車道にまで溢れた。
長蛇の列は、霞が関方面でなく、溜池方面にもできた。
勤め帰りのサラリーマンやOL、夕食の支度を済ませた主婦が、続々詰めかけてくるのだ。
物見遊山で訪れた人が、携帯電話のカメラで撮影する。
ムバラク独裁政権を倒した、タハリール広場の蜂起と、似た光景である。(2011年2月10日付け拙稿「カイロ発・携帯写メールが見守る市民革命」)

15歳の少年が、マイクを握って叫んだ。
「負の遺産を背負っていくのは、僕達です。福島の事故が終わっていないのに、再稼働はおかしくないですか?」

横浜から参加した、3児の母も、声を振り絞って訴えた。
「私には、子供を育てなければならない責任がある。安全に、命をまっとうさせてあげたいんです」

「居ても立ってもいられずに、岩手県盛岡市から駆け付けた」というのは、高校教師の女性(30代)だ。
「労働者を被曝させて、生活を破壊して。そんな原発はいりません。再稼働を強行するような、政府もいりません」

老いも若きも、男も女も、人道的見地から、再稼働反対を訴えたのである



********************************************************************************
ほな、こっから先は、多分今夜、官邸前に立ってはるやろう方々のつぶやきです。

*首相官邸前の抗議、夫も、仕事帰りに、寄るようになった。
「主催者の男性も女性も、説明の時は、あんなに物腰柔らかなのに、なんでスピーチの時は、あんなに激しいの?」と問う。
「きっと、あのマイクに、なんか仕掛けがあるんだよ。今度、スピーチしてみなよ!」と私。
夫の、スピーチデビューの日も近い。たぶん。
 
*官邸前、関電前のデモンストレーションは、かなり効いている。
報道管制のきつさが、問わずがたりに、敵の恐怖感を語っている。
この、シンプル極まりない運動は、日本の未来につながっている。
マスメディアは、絶対に報道しないから、口コミ全開で広げよう

*明日の官邸前抗議、群馬からうちのおばちゃん(70歳)も出てくるとな。

*あるコピー屋さんで、急ごしらえの、抗議プラカードを加工してもらったら、
店員さんが、『官邸前に行くんですか?頑張ってください』。励ましをいただいて感激!

*官邸前での抗議。
昨夜、高円寺で、総勢20人で、チラシを撒いて宣伝。
「先週も行きました!チラシ、もう少し下さい」という若い男性、
「前回と、前々回行きました!頑張って」と声かけてきた中年男性、
チラシを手に、「どんな活動なのか」と聞いてきたおじいさんもいた。
確実に、人が動いていると感じた。

*明日の首相官邸前は、すごいことになりそうだ!!
関西も、負けてられませんよこれは!!

*先週金曜日、首相官邸前で、初めてデモというものに加わってみた。
今、この国で起こっていることを、この目で見たいと思った。
デモには、抵抗があったが、想像していたものと違った。
会社帰りの人、親子、若者、普通の人達が、1万1千人集まっていた。
皆、秩序をもって、そこにいた。
警察の人は、交通整理をしていただけ。

*駅ホームの、朝日新聞ニュース掲示板に、官邸前の原発再稼働反対行動の記事が張ってあった。
学校とかによくあったな、こんなの。
新聞にはでないけど、こーゆーとこにはでるのかな。
中高生とかに、とどくといいね。
 

*6/15首相官邸前。
娯楽でもなんでも無いことに、1万人以上が集まった。
だけど。
15か月前を覚えてる人は、こんなもんじゃないでしょ。
オレは忘れられないし、ずっと無念なんだよ。

*もちろん、首相官邸前の話を、切り出してくれた同僚には、「そろそろ行ったほうがいいですよ」と、ケツを押しましたよ。
や、でもホントにそう思うんだよなー。
いい加減、行った方がいいよー。
もし、あなたが、多少のグラデーションの違いがあれ、大意として、原 発 や め て 欲 し い な ら。

*明日、この国で、語られない真実を見に、首相官邸前に行ってきます

*明日の官邸前デモは、本当に大きくなりそうな予感!
私も、公演後駆けつけます!
明日は、仲間の絵本作家も多数。
飯野和好、長野ひで子、ささめやゆき、長谷川義史、ひろかわさえこ他。
Twitter情報によると、落合恵子、鎌田慧、柄谷行人、広瀬隆も参加とか。
出版社、新聞社にも声をかけています!!!

*わたしは、ただの主婦で、母親だから、出来ることは少ないけど、明日の首相官邸前に、行くことならできる。
遠いからとか、子供がいるからとか、言い訳すんのはもうやめる。
無関心は、もうだめだね。
子供達の未来が、守られますように。

*明日、やっぱり行こうかな。
首相官邸前。
民放が放送しないの、すごくすっごく納得行かなかったんだけど、
わたしが中高生の時大好きだった、スペースシャワーTVが、取材に行くらしい。泣いてもいいかしら

*明日、官邸前に集まるひとらが、希望に満ちているとは思わぬ。
しかし、こんな世の中ならば、●●してしまえという呪詛のことばをこらえて、
原発なくすための、ちからになろうとしている彼ら彼女らは、かけがえのない「ひとりひとり」であり、誰にも止めようがない。

*明日、22日18時、官邸前抗議にはじめていく方へ。(私は福岡に行くので、残念ながら参加できません)
拡声器をもった、係の人の指示には、きちんと従いましょう。
トイレは、あらかじめ済ませておきましょう。(帰りは駅トイレ混雑)
雨や寒さに、気を付けましょう。
後は、心の底から叫ぶのみ!

*明日の夜は、リハだけど、心は首相官邸です。

*私は、ドラマチックな印象。
地下鉄内は、スーツ人だらけで、デモの雰囲気なし⇒改札で、国会周辺とは不釣り合いな、若者がちらほら⇒階段を一段づつあがるごとに、歓声が大きくなって……ウルウル……⇒バ~ン!
スッゴイ数の人、人、人々!ビリビリビリ~!

*首相官邸前行きたいな……所持金400円……orz 招き猫割れば、5000円くらい出てくるかも(笑)

*「官邸前」という言葉が、すっかり日常語になっている自分。

*Yahoo!JAPAN 6/23の、トピックス予報をお伝えします。 
「・首相官邸前に10万人」
「・再稼動反対に10万人new!」
「・国会議事堂前駅の改札に長蛇の列」
『さあ、官邸前へいこう!』
 
*ええ、一人ひとりは、一本の木かもしれないが、遠くから見たら、森にジャングルに見える。

*明日、18:00から官邸前デモ。
会社帰りに、ちょこっと顔を出すだけでも、助かります。 
人数が、物を言います。

*確かに、この動画はすごい……「再稼働、反対!」という声が、人々の間で、怒りを持ってこだましている様子は、見る者の魂を揺さぶる。
「人間」が現れている。


*お、明日の官邸前、母と待ち合わせることになった!

*明日の首相官邸デモ、先週行った人が、2人連れて行くだけで、3万人超える。
私も明日は、子どもも連れて行くし、仕事後の夫とも、現地で落ち合う。
これで3倍。
3万人超えても、報道されなかった場合、その意味は、とてつもなく大きくなるはず。
雨でも、忙しくても、少しの時間で良いから、官邸前に集まりましょう!

*デモに参加する、というほど気負う必要はないから、
「何が起こっているのかを、確認しに行く」という気持ちで、現場へ行ってみるのは有りだと思う。 
だって、報道しないんだから。
自分の目で見たことが、真実だから。 
22日、金曜18:00~、東京の首相官邸前、または、大阪の関電本店前へ。

*明日、官邸前に行くの、超はやってるくさい。

*明日の官邸前抗議集会。
18時からか?
仕事が早く終わったら、景気づけに駆けつけようか、と思い始めた。
これだけみんなが、拡散しているとね!!
自分自身の、尊厳に関わる問題だしね!!!!

*あした、官邸前行くけど、誰か一緒にいかが?*゜o゜)ノ*゜o゜)ノ*゜o゜)ノ

*明日は、雨のち曇りらしい。雨でも官邸前行くぞ!

*明日は、首相官邸前に行ってみようかな。
自分も、電気を使ってはいるが、自分で感じてみないとな。

*明日の官邸前は、やはり授業で行けませんよー……。
明日は、先週以上に、集まる予感がする。

*次々に繰り出される、極悪な法案の数々。
今、日本で、何が起こっているのか。
もう、傍観者ではいられない。
この悔しさを噛み締めて、明日は、首相官邸前に向かいます。

*子どもを、デモに連れて行くのは、可哀想かなって躊躇っていたけど(官邸前も線量が高そうなので)、
今、日本で起こっている事、それに対して、国民である私たち大人が、どう行動しているのかを体験させるのが、
学校で教わる事よりも、ずっと大事な教育だと思い、明日は、連れて行く事にした。
未来は、彼らのものだから。

*恋に落ちるなら、官邸前。

*明日は、仕事が何とかなれば、官邸前に行くぞ!

*官邸前に集う人たち……格好良いです。

*悔しい!
バイト、代われる人いなった(>_<)
明日の官邸前、行く人、ほんとに気をつけてください!
天気予報は、18:00から20:00、雨から曇りになりましたよ!
天気も味方につけられますように!

*いつも一人で行ってた、金曜日の首相官邸前のデモ。
明日は、友だちと行く!

*明日は、首相官邸前を、覗きに行こうと思ってます。
稽古ごめんなさい~(><)

*空前の、官邸前ブーム到来。

*「こら遅いぞ!門限とっくに過ぎてるぞ。どこ行ってた?渋谷か?原宿か?」
「ごめんなさい……首相官邸前に行ってました」
「そ、そうか……まぁいい。ちゃんとうがいしときなさい。声かれてるぞ……今度は父さんも行くからな」
『さあ、官邸前へいこう』

*明日の首相官邸前は、元旦の明治神宮前みたいになるなこりゃ。

*首相官邸前アクセスは、地下鉄丸ノ内線・千代田線 国会議事堂前駅 (銀座線・南北線溜池山王駅も中で繋がってます) 三番出口

*近くで行く人がいたら、教えてください。
5限終わった後に、向かいます。
明日は、1万5千ぐらいか?

*金曜日のデートは、官邸前に決まり‼
銀座、新宿、高円寺も、目と鼻の先。

*マジで、官邸前でデートする。やるでしょ?

*「ベルリンの壁」の崩壊を、見に行きたいと思うのと、同じ気持ちかも知れません

*明日は、首相官邸前のデモに、行ってみることにした。
文句の一つでもいいたいし、黙ってたら、これでいいんだってことになっちゃうから。

*6/15(金)の、官邸前デモの映像を、アップしました。
内容は、15歳~68歳までの、男女四人の抗議。
過激派に見えますか?
急いで作ったので、色々とアラがありますが、ご容赦を!  
 

*明日、官邸前に行く人も、行けないけどツイートしてる人も……。
今まで見たことない、アイコンの人たちがいっぱい。
明日集まる人数よりも、これだけ沢山の人が、原発に反対で、行動を起こそうとしていることが、本当に嬉しい。(主催者)

*俺も早く行けそうなので、何か手伝えることあったら手伝いますよ。
仕事で、先に抜けないとですが。
早い分には、何時でも行けるので、DMでも下さい。

*官邸記者クラブの皆さん!
これまでは、デモを記事にしても、毎回ボツにされて、悔しい思いをなさってきたと思います。
でも、明日は大丈夫。
東京新聞が、1万2千人デモを書かなかったと、お詫び記事を書いて下さいましたので、
みなさんのデスクは、「もっと長く書け!いい写真とってこい!」と、励まして下さるでしょう
(池田香代子さん)

*安全対策もままならないのに、原発再稼働。
何か変だよなって思ってる人たち、首相官邸前に行こうよ、明日。
俺も行くよ。
毎週参加できなくて申し訳ないけど、明日は、仕事の前に、時間が取れそうだから、参加する。

*明日は、首相官邸前に、ようやく行けます。
ずっとずっと行きたかったんですが、明日、ようやく、時間が取れました。
行って、なにが出来る!ってわけじゃないけど、参加だけはしたかったのです。
このままじゃ嫌です。とても納得出来ません。だから行きます。
 
*若いロックバンドマンも、時間あるひとは、一緒に行こうよ!
何か問題あったら、「ゴッチさんにそそのかされました」って言っていいよ(笑)。
だってさ、ここでだんまり決め込むなら、ロックもクソもないじゃんか。

*元西武の社長が……官邸前に……。

*じゃあ、サヨナラアトムが持ってきたら、持って頂きましょうか(笑)。

*首相官邸前にすっ飛んでいきたい

*あした授業サボって首相官邸前に行こうかな

*元西武の社長が官邸前か。すごいな

*明日も官邸前行きます!ここで黙ってたら一部の権力者によってどんどん押し切られちゃいますよ。はっきりいって舐められてます。原発を嫌だなと思ってる人みんなが行動に移したら未来は変わりますよ。他人事ではないです。時間のある人はちょっとでもいいんで来てみてください。よろしくお願いします。

*明日、官邸前はすごい数の人が集まると思う。 雨かもしれないけど、すごい数の人が集まると思うんだ。 

*今日初めて官邸前の反原発デモに大学帰り参加したいと思います

*明日、僕たちも参加します。京都から~。東京の皆さん、ぜひ、ぜひ

*決めた。官邸前に行く。このまま茹でガエルになってたまるもんか!

*さっきTwitterがアレになったのって今日官邸前でアレだからでしょ?

*名古屋から馳せ参じます!!行きたくても行かれない方の分も「再稼働撤撤回!!」叫びます。<日本版・アラブの春>「いざ、官邸前!!」

*明日官邸前行く人おおすぎ

*国会議事堂前駅、出口三番もしくは溜池山王駅で首相官邸前!歴史を見に行こう!この時代にこの出来事に生きてる意味がある!誰がいい始めたかわからんけどアジカンのゴッチのせいにしよ。

*ごっちが明日首相官邸前に行くらしい すげぇ わしもいきたい

*官邸前行きたい。

*そう。世の中が変わりつつある。
正確に言えば、とっくに変わっていたことが、表に出つつある。
明日の18時以降の予報が、「曇り」になりました!
来ちゃってるんじゃないのー?
「1万」て!笑 http://t.co/w1guGUcL
(主催者さん)

*今日、官邸前で、原発再稼働の中止求めるデモあるんか。
行く人も、かなりの人数いるみたいやし、この国の人間として、実際に見て、知って、感じておきたかったな。
原発を再稼働させた瞬間が、ずーっと先の未来、地球の歴史までも、変えてしまう瞬間やと思ってる。

*福井県から応援しています。

*今日のこと、歴史の教科書に、載るかもしれないよ

*【重要な報告】一晩中、「首相官邸前」抗議集会のツイートが、途絶えませんでした。
これは、先週よりも、明らかに数が多いです。

*今日の官邸前抗議は、本当に凄い事になりそうな。
関西は関電前へ、心意気で負けるわけにはいかん!

*ツイッターで広がる、首相官邸前における、「原発再稼働反対運動」~国民の怒りは本物~

*ジャスミン革命ならぬ、「紫陽花革命」かぁ。
Facebookで見つけた言葉。
なんだか、日本人の革命を表すにはピッタリの言葉だな。

*今日の夕方6時からある、官邸前の、大飯原発再稼動反対の行動に、参加をします。
ぜひ、参加をしてください!
(福島瑞穂議員)

*官邸前抗議に、一万人以上集まったことに対して、祭りに参加してるだけとか、充実感、高揚感を味わいたいだけとかって、意見たまーに見るけど、
そんな目的で来てる人、ほとんどいないっしょ。
人数集まらないと、黙殺されるから、やってるだけだし。

*行かねばなるまい。
眠さMaxだろうけど、今日の首相官邸前には行く。

*もうすぐ、雨、上がるね。
18時、首相官邸前で会いましょう。

*野田さん、悪いね、雨あがりそうだよ。
お天道様は、味方してくれる。

*オレは、本当は、デモなんか行くのは、嫌なんですよ。
面倒だし、歩くのも嫌いだし。
時給も発生しないw。
でも、「段階的に脱原発」できないと、理解した瞬間に、『国になめられてる』と思ったの。
黙っていることは、『なめられっぱなし』で良し、とすることだから、オレの、へんな義侠心が、ふつふつと湧いてきちゃって。

*鳥が鳴き出した…。
雨、やむな…。
本当に嬉しい。
首相官邸前抗議日和(笑)

*飯田「国民は怒っている。私だけでなく、国民から、さまざまな、予期しない動きが出てきて、
なんとなく、再稼働という雰囲気に、変化をもたらすことができるかもしれない」
今日の官邸前が、まさにそれになるね!

*官邸前でも、関電前でも、抗議に参加されていない方の、交通の邪魔になっているとみなされれば、
道路交通法違反になり、抗議が続けられなくなります。
官邸前では、通路を空け、立ち止まらないように。
関電前では、車道や歩道に出ずに、関電の敷地の中で、抗議を行うようにお願いします。
続けるために、ご協力を。

*官邸前、行くよ!

*誰か、今日、これいこ!

*安全対策もままならないのに、原発再稼働。
何か変だよなって思ってる人たち、首相官邸前に行こうよ、
明日。俺も行くよ。
毎週参加できなくて、申し訳ないけど、明日は、仕事の前に、時間が取れそうだから、参加する。”
(ゴッチさん)

*あじさい革命!
(主催者さん)

*デモやら抗議、行ってみたいんだと、言ってくれてた人達。
今日がチャンスだと思う!
300人とか、数十人ではじめてたのが、先週は12000人。
大人しい日本人が、ここまでになるなんてね!待ってます!

*わ、今日は官邸前金か!
帰りに、ちと行ってみようかなぁ。

*あじさいはですね、一ヶ所に固まって咲いてても、その根が、育った土の成分によって、微妙に花の色が変わるんですよ。
官邸前のデモ隊みたいでしょ?
(主催者さん)

*「官邸前金」という言葉が登場w

*知らなかった!
たくさん咲いてるほど美しいのも、官邸前のデモ隊みたい!


多分、これからもまだまだ続くと思います。
けど、もうすっかり夜更かししてるので、もう寝ます。おやすみなさい。
官邸前、そしていろんな場所で、日本のみんなに向かって叫んでください!

気がつけよ~みんな~!

***********************************************************************************

そして続きです。

*色んな人が、色んな想いを抱えて抗議に参加しています。
抗議への参加に葛藤を抱えつつも、それでも参加している人もいるでしょう。
思想信条バラバラです。
共通点は脱原発、そして非暴力・不服従。
これこそが普通の、そしてバラバラの人々が協力し合い、国家の無法に立ち向かう為の、最も強力な武器です。

*紫陽花革命なう

*大好きな花が、もっと好きに。

*めちゃくちゃイイっす。

*なんか、エラくしっくり来るんですよ、紫陽花革命って言葉。

*紫陽花か。そこらへんに、普通に咲いてる感が、まさに、だよな。

*「この再稼働いいね」と野田が言ったから、6月22日は、あじさい革命

*「紫陽花革命」って良いですね!
今夜の革命に参加できないのが、本当に残念です。
雨が止みはじめて良かったです^^

*本日、かつて描いた絵が、『NO NUKES!』と叫びながら、首相官邸前にいろんな人たちと一緒に向かうのかな、と思うと、
あの絵は、90年代に描いたものだけれど、こうやって再発見されて、描いてよかったなぁと痛感している。

*ヒーロー、ヒロインは要らない、民草の紫陽花革命。いいね。

*四季を感じさせる、日本らしい名前!! 

*紫陽花革命!?ぴったりのネーミング。
 
*たしかに、うちの近所にも、あじさい、咲いてるわ。
どこからでも芽吹く運動!
ローカルデモが、いっぱい生まれてるし!
まさに、紫陽花革命!  
 
*紫陽花革命!素敵なネーミングです!
今夜、首相官邸前で、歴史の証人になりませんか!?
10万人コールで、再稼動撤回!
民意を取り戻そう!
 
*民意の花が、本日、官邸前で咲きます。 
 
*今夜、僕自身は、官邸前に行くことはできないのだけれども、
福島の原発から、200キロのこの地から、気持ちは、向かう人たち、行くことは出来ないが願う人たち、みんなと同じなんだと思っている。

*官邸前金・紫陽花革命

*突然失礼します。
本日の官邸前抗議に、『希望の牧場』吉沢さんも行きます。
よろしくお願いします!

*悪いイメージの花言葉が多い中、「辛抱強い愛情」「ひたむきな愛情」、そして「変節」があるそうです。
今日は寄り添い、雨にも負けない、大きな紫陽花を咲かせよう。
大阪は快晴です。

*紫陽花革命、このタグいいなあ。

*あじさいは、何色かこたえられないのも、好きだな。

*無色透明ってわけでもない。
色はバラバラで、微妙に違うけど、微妙に似ていて、一緒に咲いている。

*テレ朝報道Sに、送った文面。
「これは紫陽花革命です。
今夜夕方から夜8時過ぎまで、首相官邸前で、大飯原発再稼働に反対する市民が集まり野田首相に訴えます。
毎週参加者の数が増え、先週15日は12,000人でした。
動員された人たちではなく、ネットや口コミを通じ個人の意思で集まった人々です(続)

*(続)こうした現象は、今まであり得なかったことで、多くの視聴者が、知りたがっている情報です。
NHKは300人と報道し、何らかの意図を感じます。
いま、メディアには、真実を報道する、誠実な姿勢が求められています。
報道ステーションが、頼りです。
報道ステーションに、ぜひ取り上げてください。

*(続)報道ステーションが、気概を見せてくだされば、その評価は一気に上がり、視聴率もうなぎ上りでしょう。
なにかご質問があれば、いつでもお待ちしています。
私も、夕方から、現地におります」

*TLが、紫陽花革命だらけ!
今日の官邸前に、何人集まるのか、首都圏の人間じゃないけど、とても気になる。

*ハッキリした色の、紫陽花も良いけど、くすんだ色の紫陽花の良さが、年を取って分かってきたなあ~。
  
*あじさいの学名のHydrangeaは、ギリシア語のhydro(水)と、angeion(容器)に、由来するんだって。 
 
*やべぇ、仕事早退して、新幹線飛び乗って、今日マジで、首相官邸前行きたい。
行きたい行きたい行きたい。
近隣の行ける友人は、ぜひ行って下さい。
 
*ひねくれた人も、素直な人も、物事を斜めから切る人も、シャレが通じない人も、みんな、今夜の首相官邸前に、来たらええよ。
 
*紫陽花革命。
あじさいは、小さな花がたくさん集まって、ひとつの大きな花になってるよね。
咲く場所によって、さまざまな色どりになる。
老若男女、立場の異なる人々が結束する、この革命にぴったりだわ。 
 
*紫陽花革命!いいなあ。
きれいな名前。
小さい一つ一つが集まって、大きい花になる。ぴったり。
私も、その一つになるべく、電話、FAXします!
ムスメが寝たら……。 
 
*今夜、官邸前行きたい。
時間とか、全然分かんないけど。
誰か、いく人いないかな
 
*気をつけなきゃね!→今日の官邸前は、推進派の仕込みがあるのかな? 
挑発してくるのかな? 
いろんな方法で、妨害してきそうですが、その手に乗らないもん。
 
*本日、一番のトレンド→紫陽花革命
 
*[記録]「紫陽花革命」初出。


*この人早いです→https://t.co/Uc78eBMe
 
*今まで、無関心でゴメンナサイ、という意味も込めて、今日はデモに参加しよ~!
これから、ちゃっちゃと夕飯の仕度して、官邸前へGO!
 
*デモに行けないかわりに、予定されている官邸前の、大きなデモの事を、新聞社やテレビ局等に知らせてみようと思う。
ニュースでどう報じるか 報じないのか知りたい。
 
*マジ預言びびった。すごい。
預言者を見つけました。→『あじさい革命。政権に見捨てられた声無き民が首相官邸を包囲し、菅居座りに無言で抗議する』  
 
*よし決めた!
今日は、首相官邸前に行く!
葉山からちょっと遠いけど、子ども風呂に入れられないけど、さっき、東京から帰って来たトコだけど、
先週の、1万1000人を上回らなきゃいけないんなら、前回行けなかった僕が、行かなくちゃダメだろ。
 
*抗議したい気持ちが、正しいのか悩む。
首相官邸前、行こうかな。
流されてしまいそう。
自分に不安がある。
 
*15日の官邸前、夜、私も、1人で様子を見に行って、心打たれて、飛び入り参加した者の1人です。
そういう人は、多いのではないかと思う。
そして、それでいいのだとも思う……。
燃えるような夜だったこと。
そして、大手メディアにて、報道がほぼなされなかったことは、ずっと忘れられないだろう……。
 
*今……時代が、凄い速さで、変わろうとしている……。
歴史が変わる。日本人が変わる。もう誰も黙っていない。
首相官邸前で歴史的瞬間をこの目で目撃しよう!

*あじさい、と、四才の長女。
子どもたちの未来に、原発はいらない。
今日は、官邸前にいきます。
この国に、本物の民主主義を。
 
*【本日、最終拡散!紫陽花革命 10万人目指すぞ!】
大飯原発再稼働決定を、ただちに撤回せよ!
6/22(金)18時~首相官邸前と、大阪・関電本店前にて、再稼働反対の超大規模抗議を行います。
10万人規模で、抗議しましょう! 
 
*無関心だった人も、官邸前に来るのか。すごい……。 
 
*9.11、新宿の、いとうせいこうの、ポエトリティーリーディングを思い出す。
「デモ隊の諸君。君たちは路上の花だ。廃炉のあとを、花で埋めよう」 
 
*未来の為に、今声を上げるのが、必要なんだけど、日々、生きる家族養う、身銭を稼ぐのにいっぱいいっぱいで、その余裕が持てない有様。
そういう中でも、メンタル維持して、脱原発を続けている人達は、本当に凄い。 
 
*ええやん、紫陽花革命。
美しい語感やん、なにより「絆」や、「食べて応援」みたいに、国や政府が、絶対率先して使うような言葉じゃないのがいい。 
 
*アクションの場が、人々の怒りを束ねるだけの、「透明の器」になるように、努めてオーガナイズされてきたことに合っていて、すてきですね。
あじさいの学名。
 
*革命になろうとしているのか。
雨もあがったし、行けたら見学に行ってみよう。 
 
*ひとつひとつの花は、ほんとうに小さくて、でも凛と咲いていて、それがぎゅっと集まると、力強い花になり、どんな土砂降りにも負けない。
むしろ、逆境だと、生き生きしている。
なんてぴったりのネーミング! 
 
*首相官邸前抗議に、『紫陽花革命』という名前がついたらしい。
名前がつくことには、とても意味がある。
 
*今、新幹線のったよー。
首相官邸前へGO!GO( *`ω´) !
 
*紫陽花革命……。
根を下ろす土壌によって、色を変えるあの花を、私たちは、「よいしなやかさ」として、胸に飾らなければ。
そして、根を下ろす土地を耕すのは、私たち。
私たちの手で、鍬をおろして、豊かな土地を作り、私たちが選んだ色の花を咲かせる。
それだけは、忘れてはならないこと。
 
*「6.22紫陽花革命」

*今日の、首相官邸前デモは、紫陽花革命と命名されたようだ。
その呼び名が持ちきりだ。
18時~日本が変わる時を、目の当たりにするかも。

*「WAKE UP EVERYBODY」


みんな目を覚ませ。
ベッドで寝てる場合じゃない。
世界は、変わっているんだ。
次の世代に、新たな道を示せ。
新しい国を作る手助けをしろ。
ほっといたって、世界はよくならない。
俺たちで、変えていかなきゃならないんだ。

*今日の夕方です。
一人でも多くの人が、思うだけでなく、行動にも出てくれると、状況を変えることができます。
大飯原発の再稼働は、絶対にだめです。
ほかの原発の再稼働にも、繋がっていきます。
今、行動しましょう。
ぼくも行きます!!

*あ、いいですねえ。「あじさい革命」!

*今夜は、首相官邸前(国会議事堂前駅3番、出口出てすぐ)で、お会いしましょう!

*もともとあじさいが好き。
桜と同じぐらい、季節を感じるし、雨で沈んだ、心がほぐれる。
家の近くの駅にも、咲いてる。

*紫陽花革命って名前が好き。
日本人らしさを感じる。
その場にいけないことが、悔しくてたまらないけど、今日は、イタリアから、ばっちり見守る!

*これまでは、草にたとえられてきた私たちだけど、今夜は、路上に咲く花になっていいと思う。

*6.22 紫陽花(あじさい)革命!

*中東とかと違って、四季があって、温暖湿潤なこの国で、デモをやるというのは、お天気と戦うことでもある。
雨に降られても、その下で、美しい花を咲かせる、日本の固有種。
日本のデモに、こんなにふさわしい花はない。
(主催者)

*たまには、バイトすっかー。  
【急募】2時間で、歴史を動かす、簡単なお仕事です
【無給】年齢性別不問(乳幼児から中学生は、保護者同伴)
条件:政府の再稼働計画に「そりゃないだろ」と不満があるかた
交通費:でません
注意事項:非暴力不服従 遅刻早退OK
場所:首相官邸前
  
*官邸前にいこうって、君がいったから、6月22日は、紫陽花革命。  

*官邸を、10万人が囲んだから、今日は、紫陽花革命記念日。 

*今晩は、足を運べませんが、紫陽花革命の、成功を祈ります。
 
*紫陽花の、色の数だけ、革命旗。
 
*紫陽花は、それぞれ風合いが違って、麗しい梅雨を彩る美しい花。
台風にも倒れない、強い花。
集いましょう。
それぞれの、怒りと愛情を持ち寄って。 
 
*今日の首相官邸前デモ、紫陽花革命って名前が付いたのね。
行かれなくてごめんなさい。
USTREAMで、子供と一緒に見守ります。
 
*娘が大きくなったら、「お父さんは、紫陽花革命に行ったの?」って聞かれるのかな。
仕事、早く終わらせなきゃ。
 
*先週、初めて、官邸前に参加したのですが、今日は行けないので、援護射撃にまわります。
足を運んで下さる方々の後ろには、行きたくても行けない、大勢の人がついてることを考えると、
一体、どれだけ多くの人が、再稼働反対と思っていることか。
官邸前の人の波は、美しく咲き誇る、紫陽花ですね。
  
*色とりどりの個人が、結集して作り上げる、梅雨の晴れ間の、「紫陽花革命Hydrangea Revolution」だ。
なんだ、私達の社会には、民主主義も文学も、ちゃんと生きているじゃないか。
 
*紫陽花革命 広がれ! 
紫陽花ってね、ちょっと切って、土にさしてやると、面白いくらい増えるんだよ。
舅が、前にやってた畑に、大きな紫陽花があったけど、何年か前に、通り(学校のフェンスからはみ出てたもの)から折ってきて、さしただけって(^_^;)  
 
*あじさい革命。
ダンボールの切れ端に。


*首相官邸前に、現地集合、現地解散です。
募集人数は、10万人なので、お友達といらしても、若干の空きがあるかもです。
応募しまーす。
  
*幼稚園児の息子と、楽しくあじさいの折り紙づくり。
子供預けられるなら、参加したいよ……官邸前。  
 
*直接誘わなくても、噂を広めるだけで十分でしょう。
「ねえ、知ってる?今晩、首相官邸前で、紫陽花革命が起きるんだって」みたいな。
 
*長時間はいられないと思いますが、6時官邸前、私も参加させていただきます。
皆さんと、お会いするのを楽しみに。
 
*プライマル・スクリーム「COME TOGETHER」、気持ちのいい日だ。
俺たちは、一つになるんだ。
それがパワーになる。
これから、ゴスペル、リズム&ブルース、ジャズをかける。
でもそれは、ただのジャンル分け。
音楽は音楽さ。
さあ、集まって、一つになろう!  
 
*ボブ・ディラン「THE TIMES THEY ARE A-CHANGIN'」人々よ。
批評家、議員、父親、母親。
物事を、決め付けないほうがいい。
新しい考え方に、口出ししないことだな。
今日の敗者は、明日の勝者。
トップがビリにもなる。
順位なんて、意味を成さない。
時代は変わるのだから。
 
*どうなったら、“紫陽花革命”とやらが、成し遂げられたことになるのか?
 
*なかやまけんじさんが、命名だと思います。

*始まりは、Facebookからの様だけれど、紫陽花革命。
黙殺続けるメディア、隠しとおせるものじゃない。
もっともっと広がって!! 
 
*私は、めんどくさい人間なので、革命の名前に、紫陽花の花が使われることに、最初、かなり戸惑った。
あんな、主体性のない花が? と。
受け入れられなかった。
でも、土作りに、私たちが主体的に関われば、変化できることは、しなやかさになる。
@peace_ojisan のおっしゃる、したたかさにもなる。

*首相官邸前抗議、毎回、ネーミングしたら面白いね。
今回は、紫陽花革命だって。 

*何が何でも、革命的にやらなければならない時があります。
  
*紫陽花革命のツイートが、花に降り注ぐ雨のように、流れ続けている。
今夜、総理官邸前には、マスメディアが無視できない数の人々が、ひとりひとりの意思を携えて、集まって来るだろう。
 
*【本日6/22!!拡散願】最前線の、福島県民が受ける理不尽を、よく見て欲しい。
政府や電力会社が語る、「安全・安心」が、如何に空虚なものか。
最前線の切り捨ては、後方の前線にも、悪影響のみを及ぼす!
18時~◆首相官邸前◆大阪・関電本店前で、再稼働反対抗議

*紫陽花革命って、すてきだな。私も、紫陽花が終わる前に、金曜の夜の官邸前に、1度は出向きたい。
夏まで続いたら、向日葵革命とかに、なるのかしらん……。
 
*そういう連中が、十人集まれば、革命を起こせるぞ。
改革を起こせるんだ。
ほんとうに腹の座った者たち、時代の先を見られる者たち、それが十人集まってみろ、時代は変わるんじゃ。 
首相官邸前、ピンポイント天気(東京)によれば、降水確率はゼロです!  
 
*紫陽花革命だって。すごく素敵。
官邸前のあじさいが、見どころ。 
 
*今日6月22日の官邸前デモ、「紫陽花革命」と名付けられたんだって。
私は遠いし、人混みが苦手だし、行けないけど、応援してます。 
 
*僕らの意識革命は、既に始まっていた。
その証しを、官邸前で示しましょう、今夜。
 
*おし、出発!
 
*……ん?わ、間違えた!革命「前夜」じゃないじゃん!革命、今日じゃん!今晩じゃん!! 
紫陽花革命。いいな、叙情的で。
 
*今日の私のTL、すごいです、いつにも増して、官邸前抗議の話題でいっぱいです。
紫陽花革命って、名前までついて、踊っています。
官邸前、先週より、間違いなく、たくさんの人が集まりそうです!
今日も私は行けないけど、がんばって、都合つけて、近いうちに行きたいと思います
 
*いい響きです→本日6/22の官邸前抗議は、「紫陽花革命」と呼ぶらしい。 
 
*うまいっ!だれが名付けた、「紫陽花革命」。寄って集まり、ひとつ花。
  
*TwitterやFacebookで、「原発やだな~」ってつぶやく事にも、もちろん価値はある……。
けれど、本気で、現実の世界を変えたかったら、現場に行かないとね。
今夜の首相官邸前は、その最前線。
紫陽花革命と名付けられた、その現場を、ちょっと、会社帰りに、のぞいてみてはいかが?  
 
*巨神兵も、名前をつけてもらったら、知性が上がった。
官邸前デモ、素敵な名前がついたのでは……「紫陽花革命」。 
 
*『紫陽花ナイト 官邸前』くらいでは、いかがなものかと。
明日明後日は,電気を消しての、『キャンドルナイト』が、各地で行われます。
 
*DJ NOBUさんも、首相官邸前へ 
 
*逗子での取材を終えて、官邸前をめざす。
先週と比べて、参加者は増えているだろうか。
 
*雨があがった。
今日、官邸前に集合の皆さん、よかったです。
荒れないで、穏やかに過ぎるといいな。
もんじゅ君の精神で、行きましょう。
 
*本日、官邸前、関電本店にて、デモに参加される皆さん、お疲れさまです。
一緒に訴えることはできませんが、心は共にあります。
どうか、よろしくお願いします。
官邸前の皆さんは、マスクを忘れずに、子どもさんはお留守番で。
間違っても、地べたに座ったりなんかしちゃダメですよ!
 
*紫陽花革命?今夜の首相官邸前の抗議集会に“名前”が与えられたらしい。毎年思い出すのに時期が分かりやすくて良い。 
 
*紫陽花革命なる、首相官邸前、10万人規模デモに行ってきます。
一度くらい、嘘だらけの偽政者に、市井の民の憤りを、肌身で感じさせたい!
雨もあがった。
歴史に立ちあう気概で、抗議しよう!
日本人の気骨。
日本は変わるはず。 

*官邸前には行けないけれど、山梨の片隅から、同じ想いで念じながら、RTしております。
希望としては、紳士は紳士らしく!淑女は淑女らしく!
よろしくお願いします。
 
*今日もこれから、首相官邸前に行くぞ♪ 紫陽花革命万歳!!!!
 
*何もかもが、おかしな方向に向かっている。
原発再稼働に抗議するため、官邸前に行くことにした。

*うわぁ、官邸前、いつもと趣が違うと思ったら、再稼動推進派も来てるんだ!!
おまわりさんも、ますます増員されたぞ!
で、小競り合いが始まった!
やべえ、おまわりさんが、大活躍し始めた!

*官邸前の行動にきたの。
でも、右翼と警察の暴動に、混乱しています……。

*首相官邸前、今日行けない……申し訳ない気持ち。
原稿が仕上がらない……。

*さて、官邸前へ。

*今日、官邸前でデモですね!
神戸から応援しています!

*あ~~。も、疼くみたいに行きたいよ。
関電。官邸前。羽でもありゃ、飛んでいくよ、両方共。
配信だって、最初から最後まで、見てたいよ……今日、ご集結の皆さま。
宜しく、お願いします。
ありがとございます……せめて関電前と官邸に、生き霊ぶっ飛ばします。

*さて、首相官邸前に、行きますか。

*あっ、もう17時……。
首相官邸前、行けるのか、俺……。
19時、いや19時半、いやいや10分だけでも……。
それもこれも、1本の電話がかかってこなければ、の話なんだけど……。

*官邸前、家族三名で、向かってます!

*16時56分現在、官邸前、右翼と警官のもみ合いが始まり、騒然として来ました。
来られる方、お気をつけて!


*アホな極右勢力(在特会)→政権支持、それを取り締まる警察→脱原発デモ支持、という、不思議な光景が、繰り広げられるんだろうなぁ。

***************************************************************************

ここまでを、昨日の紫陽花革命の模様を収録してくださった、IWJの音声を聞きながら、編集していました。
結局昨夜はほとんど眠れず、明るいうちからわめき散らしていた在特会の声を聞いているうちに、
今回の抗議集会が無事に終わるのかどうか、それが心配になってきて、そしてうとうととしたのもつかの間、ふと起きたのが明け方の4時半。
ツィートを確認すると、なんとか無事に、そして続々と、前回の1万人以上の勢いを超える人達が集まってきていることを知り、ホッと一安心。

2時間の抗議行動の後半には、参加者が4万人をゆうに超えており、
最後尾に居る人達が、せめて官邸を視野に入れながら立てるよう、車線をギリギリまで縮め、車道に人々を導いてくださった警官の人達。

親子三代で、初めて、群馬から上京してやって来たのが、この抗議集会なんです、という家族の方々。

変えたい。
このままではいけない。
その思いが集結している。
毎週大きく膨らんでいる。
非暴力に徹すること。

そう信じたいわたしのような人間に、暴動のみが、この大きな権力に対抗できる選択肢だと、最近訴えてる人がいます。
そして彼には、1万4千人近くのフォロワーがいます。

『まだまだ甘いよ。
みんな利権構造がどれだけ根深いかわかってないから、浮かれポンチなんですよ。
ただのオナニーにすぎない。
こんな事自体で浮かれているから、利権構造側からは鼻で笑われる。
どうせ、スルーだ。
先日、首相が再稼動っといった時に勝負は決まっている。
それを覆すのにこの程度じゃ無理に決まってるだろうに。

つぶすもつぶさないもない。
うるさいハエ程度しか思ってないよ。
既に再稼動は決定したんだ。
覆す権力も力も今の反原発派は持っていない。

大体、反原発でマスゴミ、マスゴミ言う割には。マスコミが報道しないと文句を言う=マスコミの力に頼ろうとする。
あほとしか思えん。
そういう情報操作が。いくらでもできる立場にある組織と戦わなくてはならないのに、今も今後も太刀打ちできるわけがない』



一方で、この『紫陽花革命』と命名された、官邸前抗議集会の主催者、平野太一さんという、27才の介護職員の若者がいます。
彼は、この集会をやるにあたり、

・反原発・脱原発というテーマと関係のない、特定の政治団体や、政治的テーマに関する旗やのぼり、プラカード等はなるべくご遠慮ください。
※スピーチに関しましては、以下のご協力をお願いいたします。
1.一人あたり 「3分以内」でお願いします。
2.反原発・脱原発テーマに、関係のないテーマでのスピーチは、ご遠慮ください。
3.特定の団体の、アピールにつながるスピーチは、ご遠慮ください。個人としてアピールをお願いします。
4.主催者側の意向に沿わない、内容であると判断した場合、中断をお願いすることもあります。あらかじめご了承ください。
5.告知タイムは、最後に、10分設けていますので、そこでお願いします。


という、明確な意向を示しています。
とにかく、市民の、市民による、市民のための抗議行動、というものにこだわっているのです。
これはもう、教育と言えるのではないかと思います。
主催者側が、この集会を始めるにあたり、一番苦慮したことは、皆が出かけやすい場所探しだったそうです。
それはもう、とことん考えて、ありとあらゆる可能性を上げて選んだと。


あきらめない。へこたれない。決めつけない。楽という環境を大切にする。希望を捨てない。

その国に暮らす市民による、非暴力の抗議こそ、マスコミが無視しようが、世界が無視しようが、
結局は、その国を救う、たったひとつの、改革への道だと思います。
これを、甘ったれでヘタレで、世間知らずで夢想家のオナニーに過ぎないと思いたい人には、まあ、そう思っといてもらいましょ。
コメント (4)
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絶対にブタ箱に入れたんねんから!

2012年06月20日 | 日本とわたし
ダンディ・ハリマオさんの『カレイドスコープ』の記事を、 全文転載させていただきます。
いつもながらに、徹底的に、そして胸のすくような、真っ当な意見と共に、すごい量の情報を伝えてくださっています。

最近、気になっていることのほとんどが、この記事を読んでわかりました。
ダンディ・ハリマオさん、いつもいつもありがとう!


まるで無間地獄-始まった河川の放射能汚染





1年3ヵ月経って、やっとガス抜き調査に乗り出した国と千葉県


国や自治体は、すでにホットスポットがたくさんできている東京湾、そして、東京湾に注ぐ、河川の放射能汚染の実態調査には、今まで手をつけていませんでした。

国の対応は、あまりに異常で不自然。

マスコミが、独自に調査を始めたことから、これ以上、ダンマリを続けていることが難しい、と悟ったのでしょう、やっと、重い腰を上げるようです。

これは、なんといっても、NHKの特番チームが、独自に、海底の放射能汚染を調査したことが大きいでしょう。

この動画は、すでに、海外の多くのメディアが、参考にしています。
【関連ブログ記事】東京湾のホットスポットは、福島第1原発沖を超えた

*********************************************************************
2012年6月12日 読売新聞・千葉
東京湾で放射性物質調査へ…県と国が連携

…千葉県は、6月13日から、東京湾内の海水や、海底の泥に含まれる、放射性物質の調査を、国と連携して進めている。
調査結果は、8月上旬、県のホームページなどで、公表される予定。

調査対象は、浦安市から富津市にかけての沖合や、湾中央部など。海水と、海底の泥について調べる。

①文部科学省と環境省が、河口部を中心に、7地点、
②県が木更津、富津両市の沖合、8地点
③湾中央部などの10地点は、政府が「海底の泥」、県が「水質」――という分担で調べる。

厚生労働省は、「湾内の海産物から、国の基準を超える放射性セシウムが、検出された例はない」と言っている。

しかし、放射性物質が、雨水で流され、河川や海に、流れ込む可能性を踏まえ、国は3月、放射性物質の「総合モニタリング計画」を改定し、湾内の調査を決めた。

県水質保全課は、「海底に、放射性物質がたまっているのでは、という不安の声もある。実態把握に努めたい」と話している。

*********************************************************************

この記事は、とても滑稽です。

厚生労働省は、「湾内の海産物から、国の基準を超える、放射性セシウムが検出された例はない」
と書かれています。

今まで、国は、本格的な調査をしていないのに、なぜ「湾内の海産物から、国の基準を超える放射性セシウムが、検出された例はない」と言えるのか。

毎回、毎回、コクゾウムシ官僚の無知・無能、ずる賢さに、いい加減、辟易しているのです。

テレビを始めとする、大マスコミは、国民の、放射能に対する警戒心が、薄れてくるのを待っているかのように、
再び、捻じ曲げ情報で、国民を、マインド・コントロールにかけようとしています。
まったく、どこまで行っても、懲りない面々です。

特に、文字の凶器・読売新聞は、社会的に、非常に有害なメディアです。

情報を、商品にして売っているのが、スポンサーのヒモ付き新聞です。
事実が書かれていない不良品、欠陥商品を買っている人たちの、気が知れません。

東京湾は、この瞬間も、放射能濃縮の過程にあり、すでに、多くの魚に奇形が見られ、放射能が検出されている

現実は、この読売新聞の記事とは異なっていて、東京湾内の海産物からは、とっくに、放射性セシウムが検出されています。

学校給食用に使う予定だった、千葉県産のイワシから、何度も何度も、放射性物質が検出されて、問題になっているというのに、
この読売新聞は、厚生労働省は、「湾内の海産物から、国の基準を超える、放射性セシウムが検出された例はない」と、未だに、平気で、嘘を書いているのです。

それどころか、奇形魚も、多くなっているのです。

もっとも、東京湾からは、以前から、一定の割合で、奇形魚が出ています。
漁師さんはもちろん、釣り人なら、誰でも知っていることです。


南房総で獲れた、寄生虫が原因と考えられる、脊椎湾曲症の魚

しかし、3.11以降、特に、奇形の魚がひんぱんに、もう、ひんぱんに、網にかかるようになってきました。
東京湾で、深刻な放射能汚染が、始まっているのです。

ただ、今回のNHKスペシャル「知られざる放射能汚染~海からの緊急報告」のような番組が、放送されるようになったことは、まだマシです。

読売、産経、ときに日経、ときに朝日、そして週刊文春を始めとする、何種類かの週刊誌を使って、
大衆をコントロールしてきた自民党政権の下だったら、NHKのこのような特番も、強い圧力を受けて、放送されることはなかったでしょう。

民主党に政権交代していなかったら、放射能禍は、今よりさらに、徹底的に隠蔽され、ずっと多くの、被害が出ていたことは確実です。

ここで注意しなければならないのは、三陸の自治体が、焼却施設の建設を申し出ているのに、
これを無視して、わざわざ、放射能の瓦礫を、全国にばら撒き、
福島第一原発より、安全対策の劣る福井県・大飯原発を、すべての法律に違反して、強引に再稼動させようと画策し、
いまだに、その中身も理解できないのに、TPP参加に向けて突っ走っている野田政権は、
本当の意味で、民主党の人間ではなく、民主党を解体させようとしている自民党と、
それを、背後で操っている、アメリカのグローバリストの召使い
であることを、しっかり理解しておく必要があります。

また、政治家、官僚、全国の首長のほとんどが、そうであるように、
千葉県の森田知事も例外ではなく、ベクレルとかシーベルトとかキューリーとか、ちょっとでも難しいことになると敬遠してしまうようなので、
これでは、千葉県の放射能汚染を、防ぐことはできません。

3.11を境に、日本が、本当に変わってしまったというのに、まだ勉強しない怠け者の首長など、とっとと辞めるさせるべきです。

東京湾の放射能汚染は、今でも進んでいます。





京都大学の、研究グループのシミュレーションによると、
「今から1年9ヶ月後、東京湾のセシウムは、最大値になる。それは、2014年3月のことである」というように、
東京湾の汚染は、今、始まったばかりなのです。

川の汚染が、稲に移る。放射能汚染の循環サイクルが、明らかになった。

さて、海に注ぐ前の、河川の放射能汚染は、どうでしょう。

やはり、NHK特番の、調査チームの働きが光ります。
さっそく、ETV特集『ネットワークでつくる放射能汚染地図6 川で何がおきているか』が放送されました。

今回は、川の放射能汚染がテーマです。

20120610 ネットワークでつくる放射能汚染地図6
この画像を、ここに載せることができません。
けれども、とても重要で、ぜひ知っておいていただきたい事が、たくさん含まれているので、どうか、上記の紫色の文字をクリックして御覧ください。


この番組では、川の汚染のメカニズムが、解明されています。

番組制作者の、七沢潔さんからのお知らせです。

「避難先になるほど、放射線量が低い、といわれた会津の町に、春になって、突如あらわれた、高濃度に放射能汚染された場所=ホットスポット。
郡山や福島のような、都市のど真中にも、まるで、時間差攻撃のように、ホットスポットが、次々と現れています。

いったい、何が起きているのでしょうか?

調査してみると、山や平野部から、都市の建物や路面から、雨や雪を通じて、放射能を運ぶ川の存在が、浮かびあがりました。

福島県南部に、端を発して、宮城県を通り、太平洋にそそぐ阿武隈川、
会津地方を源流に、新潟県を通って、日本海にそそぐ阿賀野川。

取材班は、二つの一級河川の上流から下流まで、半年をかけて調査、200か所で、水、土壌を採取、測定しました。
浮かび上がるのは、河川を通じて移動する、放射能汚染の実態と、そのメカニズム、そして、川と共に生きる、生物や人間の暮しに、忍びよる異変……。

瑞穂(みずほ)の国といわれ、豊かできめ細かな、水の循環の中で生きる、日本であるがゆえに見舞われた、放射能汚染による、無間地獄……」。

七沢潔さんは、このように言っています。
「まるで、時間差攻撃のように、今になってから、ホットスポットが、次々と現れています。
放射能汚染による、無間地獄……。記憶の半減期が恐い」
と。

一般の人々の、「記憶の半減期」のように、放射能の半減期も、記憶が薄れていく分だけ、短くなっていくのであれば、どんなに明るい気分になることでしょう。

さて、このETV特集『ネットワークでつくる放射能汚染地図6 川で何がおきているか』では、福島県を流れる阿武隈川と、阿賀野川の、徹底した調査をもとに、川の汚染のメカニズムを、明らかにしています。

そのポイントを、以下、1)~7)に、まとめてあります。
分かりやすいように、多少、管理人のほうで、解釈を加えてあります。

*********************************************************************

1)周辺の山岳部、平野部に降下した、セシウムなどの放射性物質は、粘土質のバーミキュライトに、がっちり捕獲されて、川の中を移動し、遠くに運ばれ、海に到達する。

2)バーミキュライト(粘土の微細な粒子)は、マイナスの電荷を帯びていて、プラスの電荷を帯びている、(水に溶けた)セシウムを、水中で引き寄せて、固着してしまう。

この性質から、バーミキュライトは、除染に使われるが、海や川などの、自然界の汚染については、逆に、厄介な存在。



3)バーミキュライトは、比重が軽いので、川の上流や中流など、比較的、流れの速いところでは、川底に沈むことなく、下流に流されていく。
下流の流れの、弱くなった場所で、バーミキュライトは、川底に、ゆっくり沈殿していく。

特に、河口付近の、凪ぎのような場所で、海水と出合うと、海水の塩分が、セシウムを含んだ、細かいバーミキュライト同士を、団子のように接着させ、粒子を大きくする。

このことによって、集った粒子の、比重が重くなって、河口付近の川底や、川の出口付近の海底に、どんどんセシウムが溜まって行く。







4)したがって、蛇行している川の、流れの遅い内側では、セシウムが沈みやすく、流れの速い外側では、セシウムが沈みにくいので、流れの遅い、川の内側は危険

川が、大きく蛇行している場所は、流れの速い外側が膨らんで、最後は、本流から切り離されて、三日月湖になってしまうが、
ここには、セシウムが、濃縮されていると考えられるので、ザリガニ獲りやメダカ獲りなど、しないこと。(もっとも、そんな綺麗な川は、少なくなったが)。

5)福島県を流れる阿武隈川は、鮎の産地。
産卵場所で2050ベクレル/kg、支流の縄張りで1840ベクレル/kg、という高い汚染が確認された。



鮎は、川底の泥や、藻を食べて、成長するので、生体濃縮が起こる、と考えられる。

これは、上流の渓流に棲む岩魚、山女などでも同じ。

放射能の雲が、標高の高い山岳の、尾根に当たって、山腹に降下し、
雨などで、放射性物資の含まれた泥が、山の急斜面を下って、谷川に注ぎ込み、渓流を汚染する。

こうしたことは、地形を読む力と、山の斜面の、放射線量を把握できれば、あらかじめ、対策が可能なはずだが、
今の原子力安全・保安院や、御用学者には、そうした基本的な能力さえもないので、
今後、時間差を置いて、広がる汚染による被害を、食い止められないだろう。

必要なのは、「失敗した連中」=保安院、文部科学省、御用連中を、原子力行政から一掃して、本当の専門家に入れ替えるべき。

でなければ、これから、人体への内部被曝は、ますます広がってしまう。

阿武隈川水系のウグイなど基準超 放射性物質検査
(福島民報 2012年6月19日)

阿武隈川で練習、頂点狙う 福島県立安達高校カヌー部

5)川の周囲の特に線量の高い地形。



地方都市には、住宅街の真ん中に、こうした雨水を一時溜めておく池があり、これが、子供たちの遊び場になっていたりするが、このような「窪地」は、線量が高い。

住宅の屋根や、道路の上の放射性物質が、雨によって洗い流され、こうした窪地に集ってくるのであるから、線量が高いのは当然。



住宅街の真ん中の、溜池の水は、用水を伝って、川に流れ込むが、この地点が、驚くほど線量が高い。
これは、いったんここで、水が淀んで、底にセシウムが沈殿するため。



また、梅雨時や、台風の季節になると、川が氾濫して、河川敷が冠水することがあるが、
水が引けた後には、放射性物質が、そのまま残留してしまう。

梅雨や台風によって、いったん川底に沈んでいたセシウムの泥が、巻き上げられて、下流に移動し、
増水によって、河原に広がると、そこに、セシウムが広がってしまう。

線量の高い、地域の川の河川敷で、犬の散歩など、しないほうがよい。非常に危険。

6)国は、川の汚染調査と、除染はやらないの?

国土交通省の回答:
「今のところ、その予定はない。
陸地の除染が、ある程度進んだ段階で、川の除染をやるかやらないか、検討をすることになる。
その場合は、環境省の、除染ガイドラインに従う」


7)稲作への影響は?

バーミキュライト(粘土の細かい粒子)に捕獲されたセシウムは、粒なので、基本的には、稲に取り込まれることはない。
したがって、セシウムも、稲に取り込まれない。



しかし、セシウムを捕獲しておく力の弱いバーミキュライトから、セシウムが遊離して、稲に取り込まれることがある。



上の図のように、バーミキュライトから遊離したセシウムが、稲に取り込まれるという、仮説を立てて実験した。



泥(バーミキュライト)の入っていない、水だけを使って、実験栽培した。


使った水は、1ベクレル/リットル(=1ベクレル/kg)のセシウムが、含まれた水だったが、稲の中では、590ベクレル/kgになっていた。
稲の中で、セシウムが濃縮されていることが、確認されたのである。

米粒の中には、おそらく、このうちの何割かが、取り込まれる。
それが、仮に、今年の4月前までの暫定基準値、500ベクレル/kgであった場合は、稲の汚染は、何千ベクレルになっている筈。

その稲の葉と、茎の部分を、天日で乾燥させ、発酵させた稲ワラが、家畜、特に、牛の餌になる。
この稲ワラを、作る過程で、放射性物質は、何十倍にも濃縮されている。

これを、牛などの家畜に食べさせるのだから、当然、セシウム牛が出来上がる。

だから、これからも、セシウム牛が、市場に出回る可能性が高い。

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放射能汚染を予測するには、第一に「地形」、第二に「線量」マップ、第三に「地質」

以上は、ETV特集『ネットワークでつくる放射能汚染地図6 川で何がおきているか』のほんの重要ポイントをまとめたものですが、自然界での放射能汚染のメカニズムがよく分かります。

結局、放射能汚染のルーツは、山岳地帯にあることが分かってきました。

山に降り注いだ放射性物質は、雨や雪解け水によって沢を下り、渓流となって、いくつかの支流から、川の本流に入るのです。

同時に、住宅街に降り注いだ放射性物質と合わさって、その一部が、平野部に入り込みます。

その水が、農作物に使われ、放射性物質が濃縮された稲わらなどが、家畜の飼料として使われ、私たちの食卓に上ってくるのです。

一方で、海の汚染は、福島第一原発から海洋に放流された、超高濃度の汚染水と、
川から流入した(山からの)汚染水とで、魚介類の食物連鎖が起こり、特に海藻、底魚などで、生態濃縮が起こるのです。

また、山、平野のセシウムは、長い年月を経て、地下水にもぐりこみ、その一部は、時間をかけて、海に流れ込みます。
線量の高い山の「名水百選」は、特に、注意する必要があります。

そして、最終的には、海水が蒸発して、再び、私たちが住んでいる土地に、雨となって降り注ぐ、という循環が起こるのです。

しかし、数十年後には、海底深く沈んだ放射性物質の分は、きっと、その場所で、大人しくしているでしょう。

これからの季節、注意しなければならないのは、梅雨、台風です。
大量の雨と風によって、山や平野部で静かにしていた、放射性セシウムが、移動してしまうからです。

そして、そこで再び濃縮され、別のホットスポットが、できることになります。

山の多い、日本特有の放射能汚染の形が、ここにありそうです。

地形を読み、多少の地質の知識を持ち、山の汚染マップを頭に叩き込んでいれば、
次に、どんな汚染が広がるか、かなり正確に、予測できるようになるはずです。

文部科学省は、SPEEDIを隠しただけでなく、米エネルギー省の放射能汚染の実測値まで隠蔽して、多くの国民を被曝させた

しかし、とんでもないことが起こっていたのです。


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米の放射線実測図、政府が放置 原発事故避難に生かさず
(朝日新聞デジタル 2012年6月18日)

東京電力福島第一原子力発電所の、事故直後の、昨年3月17~19日、米エネルギー省が、米軍機で、空から放射線測定(モニタリング)を行って、詳細な「汚染地図」を提供したのに、日本政府は、このデータを公表せず、住民の避難に、活用していなかったことがわかった。

放射性物質が、大量に放出される中、北西方向に、帯状に広がる高濃度地域が、一目でわかるデータが死蔵され、大勢の住民が、汚染地域を、避難先や避難経路に選んだ。

政府の初動対応では、汚染の広がりを予測する、緊急時迅速放射能影響予測システム(SPEEDI)の、試算結果の公表遅れが、問題となった。
同システムの予測値と、決定的に違うのは、米エネルギー省のデータが、放射能の拡散方向を示す、実測値だったことだ。

文科省科学技術・学術政策局の渡辺格次長ら、複数の関係機関幹部によれば、
同省と保安院は、データを公表せず、首相官邸や、原子力安全委員会にも伝えなかった、という。
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政府、震災直後に、アメリカが作成した、放射線マップを公表せず(12/06/18)



この、線量実測値のデータは、去年3月18日に、米エネルギー省から、原子力安全・保安院に、3月20には、文部科学省に、いずれも、外務省を通じて伝えられていた、とのこと。



米国エネルギー省のHP

2011年3月22日の米エネルギー省・ホームページ。
確かに、福島のモニタリング・データを外務省を通じて、日本に伝えた、と書かれてあります。

(でも、今頃になって、なぜ出てきた?
マスコミは、今まで調べてなかったのか。本業でやっているのだから、もう少し、きちんとリサーチして欲しい)

文部科学省の渡辺格という男は、SPEEDI隠しでも有名な男。



石田純一のできそこないのような顔で、母性本能をくすぐりそうな男ですが、実は、とんでもない残酷・冷酷、極悪非道な男です。
本人には自覚がないのですから、余計に罪は重い。


画像はこちらから拝借。ことの経緯がよく分る記事です。

SPEEDIを管轄する、文部科学省の担当でありながら、保安院に責任転嫁。
当事者なのに、まったく他人事です。

彼が、何度も繰り返して使っている言葉は、「それを、避難に生かそうという、発想が浮かばなかった」です。

しかし、米国には、SPEEDI情報を提供していたのです。
つまり、米国が、日本にいる米国籍のアメリカ国民を、被曝から保護するための対策が、とれるように配慮したのです。

彼が何度も言う、「それを、避難に生かそうという発想がなかった」というのは、嘘になるのです。

彼は、いったい、何がしたくて生きているのでしょう。
まったく、理解不能な人間です。

文部科学省がSPEEDI情報を隠蔽していることを察知した菅直人は、(去年)3月16日に文部科学省から原子力安全委員会にSPEEDIを移管させました。

斑目委員長は、2月15日の福島原子力発電所事故調査委員会に呼ばれて、「SPEEDI情報は、実際には使用に堪えない」と発言しました。

斑目は、最初から、頭がぶっ飛んだ役立たずなので、いまさら、追及する価値もありません。

しかし、確かに、SPEEDI情報は、シミュレーションではじきだした予測値ですから、
それを信じて、住民を、安全な場所に誘導する場合、避難命令を出す指導者は、自分の命を差し出す覚悟で、決断する必要があるかもしれません。

この、渡辺格が隠蔽したという、米国エネルギー省からの汚染地図は、
航空機で、実際に計測した実測値ですから、100%、事実に基づいたデータなのです。

このデータは、非常に重要です。
米国からの、データの実際は、細かくメッシュ状に、土地を区画し、その区画ごとの線量を、計測しているのです。

現時点の、実際の線量が分かるのですから、地形と先行きの天候、そして、地質のデータを組み合わせれば、
たとえば、台風の風速と雨量が、どれくらいか判明すれば、
ホットスポットが、次にどこに移動していくかが、正確に割り出せるのです。

つまり、土壌の放射性物質が移動して、次に、ホットスポットができるエリアを、あらかじめ把握しておけば、
遮水壁などを造っておくことで、放射性物質の流入を、防ぐことができるのです。

ピンポイントでやればいいのですから、コストもそれほどかからないでしょう。

人々が集る、重要な公共施設や、商業施設、魚の養殖場、畜産施設などがある場合は、
かなりの程度まで、放射能を、防護することができるはずです。

また、稲の作付け制限や、それによって、損害を被る農家への、スピーディーな補償手続きなど、
あらゆる点で、被害の拡大を、極小にできるのです。

1年に、4~5回程度、航空機によって、汚染の実測地図を更新していけば、精度の高い、放射能汚染マップを作ることができます。

この、空からの測定は、ECRR(欧州放射線リスク委員会)の科学議長である、クリス・バズビー博士が、
去年の早い時期に、日本側に、提案していたことです。

米国・エネルギー省の、航空機による放射線量測定法は、アメリカだけでなく、広くヨーロッパでも行われてきました。
とり立てて、高度なハイテクでもなければ、特別な技術も必要としません。

私は、とっくに、日本ならやっている、と思い込んでいました。

いや、確実に、国土交通省、文部科学省なら、やっているでしょう。
ただ、測定した結果、事態が、当初の予想より深刻なので、公開しないことに決めた、に違いないのです。

日本のマスコミには、あまり期待することもないのですが、せめて、これぐらいは、暴き出して欲しい。
それほど困難なことではないでしょうに。

なぜ、渡辺格が、このデータを、一切公表しなかったのか。
誰が、彼に、米国・エネルギー省のデータを、使わないように指示したのか。

当時の、文部科学省の、政務三役たち。
彼らは、この件のみならず、当然、SPEEDI情報も知っていたのです。

というのは、住民には知らせず、文部科学省の官僚たちは、3月下旬には、飯館村に入って、放射線量を測定していたからです。

SPEEDIによって、放射性プルームが、飯館村上空を通過した後であることを知っていたから、飯館村に入ったのです。
彼らは、SPEEDIを、自分たちだけで使っていたのです。

そして、昨年3月17~19日に、米軍は、文部科学省に、放射線量の実測値を、知らせていたのです。
そして、今度は、完全なもみ消し、隠蔽、情報隠しという、大犯罪が行われたのです。



当時の文部科学省政務三役↑は、すべて知っていたのです。

米政府の実測値まで、もみ消したのは、誰の指示だったのか、徹底的に、解明しなければなりません。

この人間たちは、世界中が、どんなに非難しようとも、最後まで、「福島の子供に20ミリシーベルト」を撤回しなかった、子殺し連中です。
未必の故意は、完全に成立するはずです。

特に、林久美子の秘書の、冷酷発言は、誰も許さないでしょう。

海外メディアは、「日本の文部科学省は、国民を死なせる集団か」という記事を、多数書いています。
これには、反論の余地がないのです。

渡辺格を、見れば分かるように、文部科学省の職員には、もともと、国民を放射能から守ろう、という気概など、皆無です。
こうした人間失格者たちは、時が来れば、必ず裁かれるでしょう。

また、被曝者である国民は、必ず、こうした人間たちを、法廷に送らなければならないのです。

私たちは、自分で、正しい情報を集めて、自分で、防衛するしかありません。
放射能だけでなく、国が出す情報、マスコミのスピン報道からも、身を守らなければならない。

なんとも情けない国です。
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100度だぜぃ~♪

2012年06月20日 | ひとりごと
うちのジャングル庭。いや、ジャングルというよりは、ヤミクモに掘り返した挙げ句に放っといてある庭。
いや、なにも好きで放っといてるわけではなく、先立つもんがなかなかなくて、かというて重た過ぎてどこにも片付けられんとそのままになってた。

もう最近では、アスファルトの破片の山や、コンクリートの塊が、なんやしらん、それなりにオブジェみたいに見えてきて、
これもええんちゃう、もしかして……などと思い始めてたりした。

家猫も野生動物も、その小山を、アスレチックコーナーみたいに楽しんでたりした。

ところが、隣近所がやけに、庭をきれいにし始めた。
マークの家(元ポール&ピンキーの家)の、ほっとかれっ放しやったでっかいプールの工事が始まり、
隣の空き地公園は、新しい家を建てるってんで、とうとう整地作業が開始した。




前々から、もし作業が開始したら(永遠に開始なんかして欲しくなかったけど……)、重機が入ってくるはずやから、ついでにお願いしてみよかと、旦那とヒソヒソ話してた。
頼んでみると、「ええよ、やったるよ」と言うてくれて、なんとまあ、150ドルでしてくれることになった。

うちって、ドライブウェイのアスファルト敷きといい、今回のことといい、
いっつも、どこか他の、近くの家でやってる工事人についでにやってもろて、格安で済ます運がついてるらしい。
ありがたや~~~。


どえりゃ~勢いでガンガンぶっ飛ばす、暴走重機。


今日は暑い!めちゃくちゃ暑い!100℉だよぉ~ん♪


なので、作業してくれてはるお兄ちゃんに、氷をいっぱい入れたお水を差し入れした。
ついでに、「岩ちょうだい」とお願いしたら、「ええよ、好きなだけ持ってって」と言うてくれた。きゃ~!

やっぱ、あのオブジェ、必要やったかなあ……。


いよいよ本気で、アルモンデ、なんとか庭らしくせにゃいかんことになってしもたかも……。
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「政府と電力会社が、ずっとウソを言い続けてきているのです」by 小出裕章

2012年06月20日 | 日本とわたし
みんな楽しくHappy♡がいい♪のkiikoさんが、文字起こししてくださいました。
転載させていただきます。


「電力需給の真実・核燃料の性質・現在の福島第一原発など」小出裕章氏6/15文化放送ソコトコ(内容書き出し)



吉田:
小出先生、今日はちなみに、どんなご予定でいらっしゃるんですか?簡単に言っていただくと。

小出:
毎週金曜日という日は、私は、原子炉実験所の中の、放射能のごみを管理する部署に、属しているのですが、
その部署の、部会という集まりがあります。
それから、放射線測定器のお守をしたりする、というということもありますし、今日は、午前中に1件、取材の約束を入れてしまっています。

吉田:
わかりました。
そんな最中、僕らの方でも、ほんと、わずらわしいところ、恐れ入ります

小出:
いいえ、とんでもない。


夏の電力需給と、それから原発再稼働の問題

吉田:
原発をめぐる動きで、いま、最も注目すべきは、関西電力大飯原発3号機4号機の、再稼働に向けた動きだと思うんですけれども、
小出先生は、この夏の電力需給と、それから、原発再稼働の問題は、どういうふうに捉えていらっしゃるんでしょう?

小出:
要するに、政府と電力会社が、ずっとウソを言い続けてきているのです。
日本には、水力発電所と火力発電所が、膨大にありまして、その両者を、きちっと動くように準備できているのであれば、いついかなる時も、電気は足りるのです。
ですから、原子力なんかに全く頼らなくても、だれも困らない。
節電など、誰もしなくてもいいという、それだけ、火力発電所、水力発電所があるのですが、その事を、政府がちゃんと言わない。
そして、「原子力をやらなければ、停電してしまうぞ」と言って、人々を脅かし続けて、結局、また動かそうとしているのです。


吉田:
結局、じゃあ、関西電力が出した数字も、いい加減なもので、政府も、それに追随しているだけ、という事なわけですね。

小出:
関西電力自身はですね、原子力比率がものすごく高いという、日本で一番高い電力会社ですので、
関西電力そのものだけを、取ってしまうと、原子力をやめると、足りなくなる可能性はある、と思います。
しかし、送電網というのは、全国繋がっている訳で、西日本は、全部融通できますので、
融通してもらえさえすれば、十分足りる
という、そういう状況なのです。

吉田:
そういう知識みたいなものっていうのは、要するに、いわゆる政府、それから、電力サイドじゃない人たちも、もっと大きな声を挙げて、何とか覆せないものなんですかね。

小出:
わたし自身は、自分でデータを集めているのではなくて、政府が公表しているデータそのもので、私は政府と戦っているのですけれども、
彼らは、自分の出しているデータを、認めればいいだけのことだ、と私は思います。

吉田:
ただ、それだけの事なんですね。

小出:
はい。


原発の起動と停止は簡単?

吉田:
再稼働をめぐってですね、小出先生に、是非お伺いしたいのが、
橋下大阪市長等、関西広域連合の首長さん達が、唱えているですね、原発の、期間限定の稼働についてなんですけれども、
原発っていうのは、技術的にですね、すぐにつけたり消したりするっていうことは、可能なんですか?

小出:
えーっと、通常の状態であれば、起動するのに、2,3日あればできますし、停止するのも1日、長くても2日あればできます。

吉田:
あ、そうなんですか。

小出:
はい、ですから、2か月3か月、電力ピークの時が足りないと、今、国が言っている訳ですから、
今から数日かけて起動して、そのピーク時が終わったら止める、ということは、もちろん可能です。

吉田:
簡単に出来るわけですね、じゃあね。

小出:
はい、ただ、それは、あんまり好ましいことではないんです。

吉田:
それはどういう意味でですか?

小出:
温度変化というものが、生じてしまいますね。
通常、停止している時は、普通の温度になるんですが、それを稼働させて、ウランを核分裂させて、発電をしようとすると、
全体が、300度近い温度に、加圧水型の場合は、340度ぐらいにまで上がってしまう
、という事がある訳で、
金属の疲労に結び付く、という事があります。

吉田:
これは、原発は、一度動き始めると、大体13か月ごとに行われる定期検査まで、動かしたままというのが、
これまで、電力会社がとってきた対応なんですけれど、これは正しいんですか?

小出:
えー、機械という、原子力発電所も機械ですし、
機械というものの性質を考えるなら、なるべく、一定の条件で、動かし続けたいというのは、そうだろうと思いますので、
1年なら1年、動かし続けるということは、妥当なやり方だと思います。
ただし、「もう原子力を使わないんだ」と言うなら、もう短期間だけ動かして、それで廃炉にしてしまえばいいわけだから。


核燃料の疑問
・どのくらい使うと使用済みになるの?

吉田:
ああ、そういう事なんですね。
原発を再稼動して、原発を動かすと、さらなる、使用済み核燃料の問題が、出てくると思うんですけれども、
動かす期間に関係なく、一度原子炉を止めると、使った核燃料は、全て取り出さないとダメなんですか?

小出:
そんなことはありません。

吉田:
そんなことはないんですか。

小出:
はい、
原子炉の中で、丸3年位動かすとですね、使用済みという事になって、取り出さなければいけなくなります。

吉田:
3年。

小出:
ですから、3か月しか動かさないと言うならば、ほぼ10数年動くんですね。

吉田:
ああ、そういう事なんだ。

小出:
それで取り出せばいい事だけであって、ただ、その間、何度も何度も、起動停止を繰り返さなければなりませんね。
そうすると、機械が劣化する、という事があるのですが、
もう原子力から足を洗うと決めてしまうのであれば、もうそれでいいと思います。


・使用期間で汚れ方は違うの?

吉田:
使用済み核燃料というのは、その原子炉で使った期間に応じて、
その、放射能の汚れ具合とか、危険度というのは、変わってくるものなんですか?

小出:
もちろんです。
燃やせば燃やすだけ、核分裂生成物という、いわゆるみなさんが、死の灰と言うものが、溜まってきてしまいますので、
ちょっとしか燃やさないのであれば、危険が、まだ少ない状態で済む
ということです。


・未使用の核燃料の管理は?


吉田:
なるほど、
ちなみに、その前の、使用前の核燃料というものがありますけれども、これは、どういう管理が必要なんですか?
やっぱりその、使用済み核燃料と同じように、プールで冷やし続けないといけないものなんですか?

小出:
いいえ、全然そんな事はありません。
使用前の燃料というのは、ウランを、セトモノで焼き固めたペレットというものが、
燃料棒という、ジルコニウムの金属の鞘の中に、入っているだけのものであって、燃料製造工場に行けば、むき出しで、作業員が取り扱っています。
空気中に置いておいても、被ばくは、ゼロではありませんけれども、空気中にも保管できるという、そういうものです。
それで、そのウランを、一度核分裂させてしまいますと、放射能が、10億倍に増えてしまうのです。
そのために、もう人が、近づくことすらができなくなって、常に、プールの底に、沈めておかなければいけない状態になります。


福一4号機の未使用燃料棒取り出しってどぉ?

吉田:
わかりました。
その、再稼働問題の一方でですね、綱渡り状態が続く、福島第一原発の、事故処理なんですけれど、
東京電力が、先月末ですね、4号機の核燃料プールに保管している、未使用の燃料2体を、7月にも、試験的に取り出す方向で、検討しているという、
これ、発表がありましたけれども、小出先生は、これに関しては、どういう捉え方をされていますか?

小出:
未使用の燃料であれば、今聞いていただいたように、プールの底に沈めておかなくても、
あるいは、プールから、空中につり上げても、大きな危険にはならないのです。
ですから、4号機の、使用済み燃料プールがあった場所は、爆発して、いろいろと壊れているのですけれども、
どんなふうに壊れているのか、今現在、どんな風に、その燃料棒が、たとえば腐食してしまったりですね、壊れかけているのかという事を、どうしても見たいと思いますので、
使用済み燃料は、全くつり上げることすらできませんから、まずは、未使用の燃料を、つり上げてみるということは、
私としてもやってみたいし、東京電力も、やりたいんだろうと思います。

吉田:
ちなみに、この、4号機の燃料プールには、使用済み燃料が783体で、原子炉から取り出した燃料が548体
未使用の燃料が204体の、合計1535体
、という事でよろしい訳ですよね。

小出:
そうです。


映像から見る4号機の状態は?

吉田:
これ、発表に合わせて、4号機の内部というものが、報道陣に公開されましたけれども、
小出先生は、この映像は、ご覧になったんですか?

小出:
はい。いろいろと見ています。

吉田:
これ、その、わかる範囲で結構なんですけれども、映像から、
4号機の、燃料プールというのは、小出先生がお考えになる感じでは、どういう状態なんですか?

小出:
えーっと、大変だと思います。
通常、使用済み燃料プールというのは、大変きれいな、水の状態に保っています。
もちろん、温度が上がってしまいますので、水を循環させながら、冷却もしていますし、
水がもし、放射能で、汚れてくるような事になれば、浄化系というところで、放射能を取り除いて、
水自身は、本当に、飲んでもいいぐらいに、きれーいにしてあるのです。
それで、上から覗いても、プールの底がそのまま全部見える、という位の状態なんですが、
現在の、4号機の、使用済み燃料プールは、水自身がものすごい汚れていて、さまざまなものが漂っている、という状態ですし、
まがりなりに、底の方に、カメラを入れて見てみると、燃料の上に、いろんなものが、散乱して落下してしまっているという、そういう状態ですので、
通常、私たちが考えている、使用済み燃料プールの状態とは、全く違ってしまっています。


本当?「福島2号機、7万ミリシーベルトを超え、再臨界の危機」

吉田:
今日発売の、フライデーでは、
「福島2号機、7万ミリシーベルトを超え、再臨界の危機」なんていう見出しがあるんですけど、これはいかがですか?

小出:
多分、再臨界の危機はないと、ただし、猛烈な放射線が、飛び出しているという事が、今回分かってきたことだと思うんですが、
ま、想像してみれば、当たり前のことなのです。
要するに、ウランを核分裂させてしまえば、放射能の量が、1億倍にも増えてしまうという、
そういうものが、溶け落ちて、どこかにあるという、どこに行っているのかもわからない、という状態ですので、
場所によっては、猛烈なところが、やはりあちこちにあるだろう
、とおもいます。

吉田:
わかりました。お忙しいところ、ありがとうございました。
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