ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

ロイターが報じた、世界一マヌケなファーストレディの「50人様同行旅行」と、世界一マヌケな首相の「臆病でナメクジのように遅い感染対策」

2020年04月18日 | 日本とわたし

要約:
安倍首相の妻の集団参拝に批判、コロナウイルス問題に拍車をかける

安倍首相の妻安倍昭恵は、自らのソーシャルメディアで、先月3月15日、約50人の人々と一緒に神社を訪れたという報告をした。
そのことで炎上し、その火は夫である首相の、コロナウイルス危機に対し、どのような対処を取ってきたかにまで及び、不支持を集めた。
安倍首相の不支持はそれだけではなく、彼自身の、集団感染に対する臆病で、ナメクジのように鈍い対応、そして彼自身がソーシャルメディアに投稿した、危機の深刻さに耳を貸さないように見える無神経なビデオによって批判が殺到したことにも因る。
「その頃は学校は休みだったが、首相夫人は時間を持て余していたようだ」
「子どもたちは家に閉じこめられていた。これは日本の恥だ」
「もし彼女がこれで感染したら、高級な医療機関で特別な治療を受けるのだろうか」
安倍内閣への支持率は、4ポイント減の39%に落ち込んだ。
安倍内閣の4月7日の非常事態宣言が遅すぎたとの回答が、75%に上った。

以下、先日の実に無神経なくつろぎビデオの件、安倍首相の景気刺激策に対する日本企業の失望、さらには前回の「花見イベント」への参加についてのリポートも書かれていました。

「コロナで予定が全部なくなっちゃったので、どこかに行こうと思っていたんです」
昭恵夫人が大分に旅行し、約50人の団体とともに、大分県宇佐市の「宇佐神宮」に参拝していたのは3月15日、安倍首相が全国民に警戒を呼びかけた翌日でした。

参拝に同行したのは、医師の松久正氏が主催するツアーの一行。
〈神ドクター降臨 in Oita〉と銘打たれたツアーを主催する松久氏は、慶応大学医学部出身で「ドクタードルフィン」「変態ドクター」などと自称し、鎌倉市内で診療所を経営しながら、講演やYouTubeでも活動している人物だ。

〈ドクタードルフィンの超高次元医学(診療)では、薬や手術というものを一切使いません。患者自身で問題(人生も身体も)を修復する能力を最大限に発揮させます〉

〈不安と恐怖が、ウィルスに対する愛と感謝に変わった途端、ウィルスは、目の前で、ブラックホールから、突然、喜んで、消え去ります〉

首相夫人という立場の人が、自粛要請のために元々の予定が無くなったからと、大分まで旅行し、神社を50人もの集団とマスクもせずに参拝したことは、
もうそれだけでも無用心であり不謹慎であり、常識外れであるのですが、事はそれだけでは終わりません。
同行していた人がどういう人だったか、それを考えた時、なんとも言えないもやもやとした気持ちで一杯になります。
人はそれぞれ信じるものや好みが違います。
そして信じたり好きになったりする自由もあります。
でも、この人の場合は、なんというか、いつも、大人気の無さや常識の無さが感じられて不愉快になります。
天真爛漫と本人は思ってるのかも知れませんが、わたしにはただのマヌケにしか見えません。
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官邸に都合のいい法案成立に貢献した黒川氏を東京高検検事長に、そして今度は「禁じ手」で検事総長にならせようとしている安倍政権の姑息さ

2020年04月17日 | 日本とわたし
悪法はどんどん決めていく。
これが安倍内閣の特徴です。
共謀罪、自衛隊海外派遣、水道民営化、種子法廃止、消費税増税、そしてこれ、検察庁法改正案。
これ、改正じゃなくて改悪の極みです。
審議中、政府側の人たちの無茶苦茶な答弁を聞いたらわかるのですが、どうせちゃんと報道されていないんでしょうね。
政治ドラマの中の悪役が演じるどの悪事より、今安倍政府がやろうとしているコレほど汚いものはありません。
だって、コレが通れば今後、今までの悪事もこれからの悪事も全て、許されちゃいますからっていうことなんですから。
全国の検察が怒り狂って立ち上がると思ってたんですが、それもイマイチな動きだし。
本当に腹立ちます。
特にこの騒動に紛れてやっちまえっていう姑息さが、いつもの事ながら本当に許せません。


検察官の勤務延長に関する疑惑について、




断じて許されない暴挙です。
重大なのは、




と指摘されているのは、安倍内閣が行った特例の人事。



黒川氏が総理や官房長官と近いとされることから、当時、与党幹部からもこんな声が。



現行の法律では、


すると安倍総理は、


しかしその前日に、政府側は、


と答弁したため、後日、担当者が発言を撤回するなど、国会審議は迷走を極めました。




国民民主党・後藤祐一衆院議員
「世にも奇妙な珍答弁ですよ」

「立国社」会派・小川淳也衆院議員
「(法解釈変更の)決済は取ったのかと聞いています」




こうした中出てきたのが、今回の「検察庁法改正案」。


内閣の定めるところにより、











新型コロナ蔓延の渦中で、法案の審議は尽くされるのでしょうか?

検察の人事に政治的な意図をもって介入しまくる安倍政権の性悪さ、そしてそれに乗っかる黒川東京高検検事長の姑息さ、ここに極まれり!
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米国在住20周年と新型コロナウイルス初登場年が重なった誕生日

2020年04月15日 | ひとりごと
アメリカに移住したのは43歳の誕生日だった。
だから自動的に、誕生日が在米○周年記念日になる。
今日4月15日に63歳になった。
だから在米20周年記念日だ。
それに加えて新型コロナウイルス発生の年でもある。
今年はなんと思い出深い誕生日だことよ。

患者さんに漢方を配達に行った夫が、帰り道で見つけたグルテンフリーのパン屋さん。
開いているお店がまだあって、しかもそれがグルテンフリーのパンを売ってる店だということに大興奮した夫は、いつもなら絶対に買わない甘いものをいっぱい買って帰ってきた。
もちろんわたしの誕生日のお祝いにと思って買ってくれたんだけども、それにしてもこの量は尋常ではない。
久しぶりに普通の買い物ができて、それもグルテンフリー専門で、嬉しかったんだろうなあ。

このお店がいつまで開いてるのかはわからないけれど、グルテンフリーのパンが買える場所が見つかったのはわたしも嬉しい。

雨がたくさん降った後の散歩道が好き。







食料の買い物でさえも行かなくなったから、我が家の台所の棚や冷凍冷蔵庫の食料がじわじわと減ってきた。
これを一度、最後の最後の物まで食べ尽くすゲームに挑戦するっていうのもいいな。
賞味期限が切れまくりの乾物も全然お構いなしに攻めていく。
唯一新鮮な野菜を食べる機会が極端に減るけれど、それはとりあえず漢方とサプリメントで凌ぐ。
ああもう、マジで米と味噌しか無くなったってところがゴール。
なんてなことを言ってる自分はまだまだ恵まれている。
あるんだから、食べられるものが。
それはわかってるんだけど、この生活は心をじわりじわりと締めつけてくる。
社会とのつながりを断って生きるということが、映画の撮影みたいだねなどと言っていた頃が懐かしい。
これは紛れもない現実で、生々しく痛々しい新しい生活形態であること、そして今後いつまで続くのかが見えないことがなかなかに辛い。

それでも楽しくやっていこう。
手作りの粒あんとスライス餅でぜんざいを作った。

これを機会に痩せられる可能性ゼロっていうのがちょいとお恥ずかしいところ…。
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横浜市は保育所の子どもたちを感染の危険から守ろうとしなかった

2020年04月15日 | 日本とわたし
まずこの記事を読んでください。
女性保育士の新型コロナウイルス感染が判明したのが8日の夜。
9日未明にかけての協議で保育所が閉所を決定。
市が通常通り開所するよう指示。
保護者には感染者の発生を知らせないよう指示。
9日朝、保育所は市の指示を聞かず、感染者の発生を伝えるメールを保護者に送り、通所の判断を保護者に委ねる。

横浜市の判断が全く理解できません。
また言うんでしょうか。
パニックを回避するためだったと。
こんなとんでもない判断をする自治体が、横浜市だけだったら良いのですが…。

上の写真の赤線の部分のみを書き起こしました。

要望書
令和2年4月13日

横浜市長
林 文子殿

一般社団法人
横浜市私立保育園園長会会長
大庭 良治

第一 要望事項
当会は、貴市に対して、以下を強く要望する。
1. 私立保育所の園児、保護者、及び職員の、新型コロナウイルス感染に関する情報について、情報操作や隠蔽ともとれる対応を直ちに止め、当該保育所が保護者へ公表することを妨げないこと。

ー中略ー

ウ. そのような状況の中、当会所属の保育所で、職員に新型コロナウイルス感染症の症状が確認された際に、貴市よりかかる事実を当該保育所の保護者に公表しないよう指示され、
その後、当該職員のPCR検査において陽性反応が出た際にも、なお、かかる事実を当該保育所の保護者に公表しないよう、貴市より強く指示されていたことが発覚した。

エ. 園児、職員などにおける感染状況の公表は、保育所にとって、当該保育所の園児、職員などの生命を守るために必須であり、公表を行わないという選択肢などない。
それにも関わらず、公表をしないよう迫る貴市の対応は、生命にかかわる重要情報の隠蔽、または情報操作ともいえるものであり、緊急事態宣言が発出されている現在において、到底許されるものではない。

オ. よって、貴市は、私立保育所における新型コロナウイルス 感染に関する情報の操作や隠蔽をやめ、当該保育所が保護者に正確な情報を公表することを妨げることのないよう、直ちに対応を改善されたい。

ー後略ー
******* ******* ******* *******
こんなことが日本のどこでも起こらないよう、しっかりと見張っていかなければなりません。
そして大事なことは、感染してしまった人を非難したり差別したりしないことです。
この新型コロナウイルスの感染力は非常に強く、いろいろと気をつけている人でもうつってしまうことが多々あります。
自分がうつしているかもしれない。
自分が感染し、苦しい症状を経験し、やっと社会に戻ってきたと思ったら、謝罪を求められたり非難されたり差別されたりしたらどう思うだろうと、想像してみてください。
答えは自ずと出てくると思います。
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「働かざるもの食うべからず」「これでもたない会社は潰すから」 こんなこと言う議員が大半の自民党、必要ですか?

2020年04月14日 | 日本とわたし
大半の自民党議員が、「働かざるもの食うべからず」と休業補償を拒否! 
一方、とある自民党の重鎮は、「これでもたない会社は潰すから」と言い切った!
一部引用:
だがその休業要請について、休業補償の是非を巡って、国と地方自治体が対立している。

財政に比較的余裕がある東京都を除く6つの府県知事は、「休業要請と休業補償はセットである」との態度を明確にし、
これが認められなければ休業要請を行わない構えであるのに対し、
国は「休業補償は現実的ではない」として応じる姿勢を示していない

自民党の有力若手衆議院議員によれば、政務調査会の場で、「休業補償を実施すべきだ」と主張したところ、
「働かざるもの食うべからず」という、自己責任論を振りかざす議員が圧倒的多数を占め、賛同者はほとんどいなかったという。

国は、「欧米でも休業補償制度は存在しない」と説明しているが、英国やフランス、ドイツでは実質的に休業補償が行われていると言っても過言ではないだろう。

はい、過言ではありません。
🇬🇧 働く人の賃金の80%を肩代わり & 自営業者の平均所得の80%を支援
🇫🇷 原則として賃金の70%までを補償
🇮🇹 休業を強いられる企業の給与を補填 & 労働者と自営業者には月額約7万円を支給
これらのことを、その国の政府がやっています

でも日本政府はケチり続けています。
ケチるどころか、出さないと言っているのです。
なのに堂々とウソをつき、それをそのまま報道するNHK。
酷いですねえ。

何度も言いますが、国は補償をするつもりは無いとはっきりと言っています。
だからこんなことになるのです。

そしてさらに、自民党の重鎮は、こんなことを言ったそうです。

「体力のある会社も無い会社も今はみんな救わなければならない。損失補償を絶対やらないと、みんな各企業潰れますよ」という話を、ある自民党幹部にした時に、「これでもたない会社は潰すから」と言った。

なのに支持率がまだこんなに?

いやもう、凄まじいですね。
では、こちらも言わせてもらいましょう、ハッシュタグで。
#働かずもの食うべからずと休業補償を拒否する自民党なんかいらんわ 
#これでもたない会社は潰すからと言う自民党お前が潰れろ
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突如出現したスパイダーマンもどき

2020年04月14日 | 家族とわたし
いろいろあってうちの3階で暮らしている上の息子の趣味はクライミング。
彼はどうも体を痛めつけるスポーツを好むようで、これまでに柔道、ボクシングなどを経て、今はクライミングに没頭している。
自分でクライミングのウェブサイトを立ち上げ、人気スポットにある岩を自分でよじ登っては(こんな表現で良いのだろうか…)、登りやすいポイントを紹介したりしている。
さてその彼が、うちの家に挑戦したいと言い出したのは随分前のことだったんだけど、結婚を控えて万が一のことがあったらなどと脅かして、しばらくその話はたち消えになっていた。

ところが昨日突然、「Tが外壁を登るって」と夫が言うので、慌てて外に出てみると…。

あかん…もうすっかり準備が整ってしまっている。

こんな薄いマットで充分なのか?
コンクリートに頭を打ちつけたりしないのか?
いつもだったらクライミング仲間が居て、もしもの場合に下で受け止める準備してくれているが、我々にそんなことができるはずがない。
普段は息子たちがすることにはほとんど心配しない夫まで、「今は怪我しても病院に行くことはできない時だってこと、わかってるよな」と言い出したりするから、わたしの心配度はグングン上昇する。

ブツブツ言ってるわたしのことなどまるで無視して、着々と予行練習をする息子。

本番開始。







兄ちゃん、あんた、スパイダーマンか。

若者シカが座り込んで死んでしまったかと思っていたクリスマスローズが復活した。


後ろ姿や横顔もまた良し。

今年はムスカリの元気が無い。

今年もなかなか勢いがいいブラックベリー。

芍薬もぐんぐん大きくなってきた。

えっと、これは…。

何も世話をしてなかったのに冬を越してくれた、多分食べられる葉っぱ。

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命より経済を優先した専門家会議の大罪

2020年04月13日 | 日本とわたし
専門家会議の押谷氏が、これまでの見解(↑タイトルの写真)をくつがえしました。
以下がその変貌の内容です。

我々が政府に提言をするというような活動を始めた2月25日の時点で、国内ではすでに、150例以上の感染者が出ていた
北海道だけではなく、かなり広範に感染者が見られていて、いわゆる弧発例、感染源がわからない感染者もその中には相当数含まれていた
つまりその時点でもう、シンガポールや韓国で行われてたPCR検査を徹底的にやるということだけでは、感染連鎖をすべて見つけることはできないような状況にあった。
そういう状況を政府に説明した。
その状況だと、このウイルスは、症状が無い、あるいは非常に軽症の人が多いので、その状況ですべての感染者を見つけようと思うと、日本に住むすべての人を一斉に、PCRをかけないといけないということになるので、それは到底できない
そうなると、我々の戦略としては、クラスターを見つけて、そのクラスターの周りに存在する弧発例を見つけていき、その弧発例の多さから流行規模を推計して、それによって対策の強弱を判断していくという戦略になります。
これを支えてきたのは、保健所、自治体、感染症研究所からのデータ、さらにはそれを疫学的に解析してきた我々のチーム、それを数理モデルで推計してきた西浦さんたちのチームです。
当初のPCR検査は、クラスターを見つけるきっかけとなる感染者、さらにクラスターの調査、 さらに重症者を見つけるには十分な検査がされてきた、というふうに考えている。
現状は、様々な理由で、PCR検査を行う数が増えていかないという状況だ。
しかし、現在感染者が急増している状況の中で、PCR検査が増えていかないという状況にあるのは、明らかに大きな問題である。

というような経過を経て、いまだに新型コロナウイルスの検査数が飛び抜けて少ない日本。
アメリカも日本同様、ほとんど無視状態だったのですが、3月を少し過ぎた頃から気が狂ったように検査をし始めました。
こんな事をしていたらとんでもない事になると気づいたからです。
1. 統制の取れた指揮系統の確立
2. 何百万もの検査の実施
3. 医療従事者への防護服の支給
4. 患者を5グループに分け対応
5. 国民を鼓舞し動員
6. リアルタイムの基礎研究

取り掛かりが遅れて、とうとう世界で一番多くの死者を出してしまうような悲惨な状態になってしまいましたが、それでも諦めずに戦い続けています。
上の書き方ではちょっと分かり辛いですね。

菅野完さんの説明がすごくよく分かるのでちょっとお借りして。
クオモ知事の手法はすごく単純。
「検査」を徹底すると「数量」が見える。
「数量」が見えると「物資の必要量」が分かる。
「物資の必要量」が分かれば「今何をすべきか」が分かる。
「今何をすべきか」が分かれば「不安が無く」なる。

これなんですよね。
たった1ヶ月ほどで、本当にこれは現実なのか?と思うような世界になってしまったここアメリカ東海岸の町に住んでるわけですが、
そして、買い物するにも感染予防の準備無しではできず、店に入ったら息を吸い込むのも躊躇われ、人がいたらビクリとし、買い出した物全てを拭き取ってから仕舞うというような毎日なんですが、
なんというか、安心では無いけれども不安でも無い、そういう感じがするのです。
それと覚悟ができました。
といっても、もっと厳しい状況が現れた時にはあっという間に吹っ飛ぶような覚悟かもしれませんが、それでも何か、これでやっていくしか無いというような気持ちがあります。
それもこれも、やっぱり本当に何が起こっているのかを知らされているからだと思うのです。

わたしがまだ子どもだった頃、両親は自分たちの関係がうまくいっているように取り繕っていました。
両親が離婚して、また新しい家族ができて、けれども借金問題がドドっと押し寄せてきて、怪しい仕事をし出した父は、自分はちゃんとやっているフリをしていました。
でも本当に不安でした。
ウソをつかれていることがわかっていたから、その芝居をいつ止めるのか、止めたらどうなるのか、何かとんでもなくひどい事が待っているような気がして、いつもうっすらと不安で怖かった。

日本は今、本当の事を知らせてくれない為政者に、とても大事な判断や行動を任せています。
怖くありませんか?

書類の内容が少しは大きく見えるでしょうか。
もし見えなくても、かなりややこしくて手間がかかりそうなことは分かりますよね。


昨日の感染数

感染経路が8割近く不明のままです。


他国に比べ、日本の検査量が異常に少ない事が分かりますでしょうか?



項目タイトルを書き出します。
(1)すでに感染爆発を起こしている東京
(2)なぜ専門家会議は感染爆発の可能性を報告しなかったのか
(3)それでもやはりロックダウンをすべき
(4)日本でもロックダウンは可能
(5)想定外を想定し、臨機応変に方針転換を
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「うちで踊ろう」 ”うち” に込められた星野源さんの気持ちと、あまりにもちぐはぐな安倍首相のくつろぎビデオと

2020年04月13日 | 日本とわたし



坪井遥氏:
もう誰かが指摘してるだろうけど、星野源の「うちで踊ろう」、英語タイトルを「Dancing on the Inside」としている。
「at home」とかにしないことで、外出せざるを得ない人も「屋内」で踊れるし、
物理的に踊れない人も「心の中」で踊れる。
たぶん意識的にやってる。
これこそが配慮で、世界戦略。

星野源氏:
”心の中で”
その通りです。
素敵なご指摘をありがとう。
でも英語翻訳だけでなく、
元々がそういうタイトルであり、
そういう想いを込めた歌なんです。
だからこそ
”おうち”で踊ろうではなく、
”うち”で踊ろう、なんです。

バカみたいだけど、昨日はやっぱりろくに眠れなかった。
別のことを考えたり、夜更かししてビデオ観たりして、すっかり忘れて寝ようと思ったけど、
ついつい星野さんの歌声が戻ってきて、そしたら自動的に、あの忌まわしいビデオもくっついてくる。
ああ寝苦しい。
翌朝の、いや、もう朝とは言うには図々しいくらいの時間に起きてツイッターを恐々読み始めたら、冒頭の言葉が目に入った。

ひとつだけ。
安倍晋三さんが上げられた ”うちで踊ろう” の動画ですが、
これまで様々な動画をアップして下さっている沢山の皆さんと同じ様に、
僕自身にも所属事務所にも、事前連絡や確認は、事後も含めて一切ありません。

すっとした。
そして恥ずかしくなった。
星野さんがこの曲に込めた気持ちもろくに知らないまま、怒りに任せて「損害賠償訴訟を考えたらどうか」、などとツイートしたりしたから。
沢山の皆さんと同じ様に、という彼の作品を共有する人たちへの気持ちと態度を尊重したいと思う。
でもやはり、そんな星野さんの気持ちを知ってか知らずか(多分知らないと思う)、あそこまで無神経なビデオをくっつけてツイートした安倍首相の行為は別だ。

安倍政府の新型コロナ対策のお粗末さは、今や海外では批判の的になっている。
中国に諂って観光客を呼び寄せ、東京五輪の開催に固執し、今ではこの騒動を利用した自民党案による改憲に意欲を燃やしている。
感染拡大防止の対策はどれも中途半端で規模が小さく、どれもこれもが遅過ぎる。
もっと最悪なのが、感染の蔓延よりも経済的損失の方に気を取られているから、一律給付も休業補償もしようとしない。
そしてつい先日も、官邸に居るのは2時間弱で、その他はずっと私邸にこもっている。
どれをとっても最低だ。
だからものすごく腹が立った。
この人は本当に、冗談抜きで、たくさんの人が苦境に陥っていること、その大変な状況に耐えよう、生き延びようと必死になっていることがわからない。
感謝されて当たり前の医療関係者やその家族が、中傷されたり差別されたりしている現状を知らない。
感染して心身ともに弱っている患者やその家族が、汚いもののように扱われ、非難され、菓子折持参で謝って回り、それでもなお拒絶されるというような地獄を知らない。
心を持たない、冷酷で非情な人間が首相として国の舵取りをしている限り、人はウイルスはもちろん政治に殺されてしまう。
そんなことになったらもう、うちどころかどこでも踊れない。
”うち”で踊ろう! ”そと”に声上げよう!

最後に、ツイッターで見つけた星野さんのエッセイの1ページより


今でもたまに、「音楽で世界を変えたい」と言う人がいる。
僕は「音楽で世界は変えられない」と思っている。
無理だ。
音楽にそんな力はない。
他の業界に比べて音楽業界は、夢見がちな人が多い気がする。
スタッフには「元ミュージシャン」とか表舞台に名残がある人も多いから、社会性のない人も多い。
そんな人に限っていうのである。
「君ら日本を変えられるかよ」とかなんとか。

そんなもんは戯れ言である。
国を変えるのはいつでも政治だし、政治を変えるのはいつも金の力だ。
そこに音楽は介入できない。
できたとしても、X JAPANの楽曲を使って型破りというイメージを定着させた小泉純一郎のように、ただ利用されるだけだ。

でも、音楽でたった一人の人間は変えられるかもしれないと思う。
たった一人の人間の心を支えられるかもしれないと思う。
音楽は真ん中に立つ主役ではなく、人間に、人生に添えるものであると思う。

人前で歌を歌うようになって、自分の歌で客席で泣いているおじさんを見たときに思った。
どうかこの歌があなたの人生に役に立ちますように。
僕の歌は応援しかできない。
苦しい日々を変えたり、前に進めることができるのはあなた自身。

******* ******* ******* *******

そして付け加えると、苦しさの度が過ぎるような事が起こった時は、その苦しさを軽減したり、人々が前に進めるようにするのは政治であり、政治から出される金だ。
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「苦しむ国民へ」 安倍首相のくつろぎビデオ

2020年04月12日 | 日本とわたし
家賃が払えない。給料も払えない。保険も払えない。
もう家に住めないかもしれない。従業員が露頭に迷うかもしれない。いっそ死んだ方が保険金が入るかもしれない。

「自粛してください」

この男が言ったその一言で、たくさんの会社が倒産の危機に見舞われ、たくさんの店が廃業を余儀なくされている。
それは経営者のみならず、その会社や店に関係する全ての人たちの、暮らしや命が脅かされている事だ。
その恐怖、その絶望、その憤怒。
真っ暗な穴に突然突き落とされ、一切の助けも無いと宣言され、一筋の光も見えない闇の中で震えている人たちが居るというのに、
お茶を飲んだり読書をしたりテレビを観たりしてゆったりくつろぐ自分の姿を、星野源の歌声に乗せて見せる事がどれほど異常な事なのかがわからないのだ。
周りの側近たちも、こういう事をしても良いという判断なのだ。
この感覚は世界には絶対に理解されない。
理解されないどころか、完全に異常者として見られる。
もし願いが叶うなら、希望を失った人たちと同じ目に遭わせてやりたい。
居場所を失った人たちと同じ目に遭わせてやりたい。
痛い目に遭わせてやりたい。
わからないのだから絶対に。
想像もできないのだから本当に。

こんな薄情で冷酷で人でなしの首相が、事もあろうに日本の首相である事に、はらわたが煮えくり返る。
今日もいろいろな事に腹を立てた。
年金給付延長75歳にも、自民党がイチオシする緊急事態条項明文化のゴリ押しにも、新型コロナ検査の嘘にも、政権批判チェックに100億円以上も使ってる事にも腹を立てた。
けれども夜も更けてきた、そろそろ寝ようと思ってちょっと覗いたらこれを観てしまって、
どうしてもこれを書いてからでないと眠れないと思って書いている。

安倍晋三よ聞け!
休業補償をしろ!一律給付金を送れ!医療現場に防護用品を補充しろ!臨時応援を乞うなら十分に払え!現場に人に金を出せ!
これだけの幅広い負担の軽減ができるのは一般市民ではなく国だ!
自宅でくつろぐ暇など無いはずだ!
星野源がファンや社会のために無料提供したビデオを、こんなクソ自己陶酔ツイートに使うな!

それにしても、こんなおぞましい事をしでかす前に、止める者は誰もいなかったのだろうか。
それはそれでものすごく恐ろしい。
また英語に変えて伝える事が一つ増えてしまった。
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アベノマスクの正体

2020年04月11日 | 日本とわたし
そろそろ皆さんのお家に、安倍政権が466億円もの税金を使って配布した、2枚の布マスクが着くと思いますが、
介護保険利用者に配布という事で、もうすでに届いたお家の人が、ツイッターでこんな写真を紹介していました。
マスクの大きさは13.5×9.5センチ。
市販の小さめマスクでも幅が14.5センチあるそうですから、子ども用なのかもしれません。

つまり、こういうことでしょうか?


嘘ばっかりついてどうしようもない政権だとは知っていましたけども、
緊急事態宣言まで出して、けれどもその宣言は全く実がない、見せかけだけの、もっと言えば安倍プロンプター音読会だったわけですが、
何から何まで中途半端で、無責任で、無秩序で、そこにこんな誰かの思いつきに466億円もの税金を無駄遣いしてしまうことを、ため息つきながら呆れてるだけでは済まなくなってきました。
医療現場では本当にマスクが不足しています。
もちろん防護服やその他の防護器具も。
本気で怒らないといけない時がきたようです。
危険を覚悟で、家族や恋人からも離れて、必死で治療に励んでくださっている医療関係者の方々のためにも。
そしてわたしたちが暮らしに必要不可欠な物を買えるよう、お店を開いてくださっている方々のためにも。
もちろん、自分たちが感染元にならないようにと、外出制限をしている人たちのためにも。

それにしても、台湾や韓国にできて日本にできないのはなぜなんでしょう?
こういう有事でも、マスクは手に入って当たり前という社会は、政治家の腕の見せどころではないかと思います。
安倍政権はもともと、政治をしていませんでした。
彼らは持ちつ持たれつの利害関係が一致する個人や会社、そして団体とつるみ、互いに癒着し営利をむさぼる事には長けていますが、
国民の命と暮らしを守る気もなければ、上に立つ責任を負う気もない、庶民とは一桁違う高額な歳費をもらって税金を私物化して使いまくる悪党です。
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