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[木村秀則牧場見学報告]来年が楽しみな当歳3頭

2018-06-18 05:27:02 | イベント・募集馬検討
今回の募集馬ではないのですが、とても気になった当歳馬が何頭かいました。
募集されているわけではないので、紹介しようかどうしようか考えたのですが、血統的に広尾で募集されてもおかしくない(募集されてしかるべき?)馬たちなので、あえて3頭に絞って紹介しようと思います。
まあ、来年の募集ラインアップ発表が今から楽しみ、という事ですね(^^ゞ

まずはこちら、ステラリード'18(父モーリス・牡)です。(奥にいるのがステラリードです!)


この仔は何故か人懐こくて…


ついに、私の上着にかじりついてきました(^^)


何だか可愛くて、募集されていないのに出資しそうになりました(^^ゞ


まずは、木村さんのコメントです。
「ステラリード'18はモーリスなので、もっと胴長でシュッとした感じに出るか、或いはもっとごつく出るかと思っていたのですが、バランスの良いしっかりした仔に出ました。ただ、お尻のあたりなどかなり大きくなりそうな雰囲気で、おそらくここから変わってくるのでしょう。今のまま成長していくのがゴッドフロアー'18なら、一番変わりそうなのがこの馬でしょうか。勝ち気なところはどちらも同じですけれど。。今までの産駒と違い、この仔はステラリードにも少し似ているところがあるかもしれません。とにかく秋に見て一番変わっているのはこの馬、という気がしています」

ゴッドフロアー'18もかなりバランスが良くて目を惹く馬でしたが、バランスの良さではコチラも負けていません。 馬体はしっかりして弱々しいところが無く、これからどんどんいい方向に変わっていきそうな雰囲気でした。
ステラリードは、(木村さんがいつも仰っていますが)毎年違ったタイプの産駒を出しています。18年産はサンデーサイレンス4×3、Sadler's Wells4×4という配合で、その面からの期待も大きいのですが、とにかく人を惹きつける何かを持っていると感じました。(袖をかじられたから… ではありません、多分(^^ゞ)
この段階では脚の速さは不明ですが、大きな可能性を感じる当歳馬なのは確かです。 どうやらかなり本格的な馬に育っていきそうですから、来年のラインアップ入りを楽しみに待ちたいと思います(^^)


続いて紹介するのは、ウェルシュステラです…


ではなくて、ウェルシュステラ'18、グランプリボスの牡馬です。


すごくバランスが良くて、しっかりしていますよね。


臆病なところがあるらしく、近づきそうで近づいてこない、微妙な距離感からこちらを見ています(^_^;


木村さんのコメントです。
「ウェルシュステラには今年は種付しませんでした。この馬の出産後、ステラは1時間ぐらい立ち上がれなくて、さすがに限界かなぁと。。功労馬ですし、これが最後の産駒になると思います。性格は少し臆病なのですが、すごくしっかりしていて動きが良いです。グランプリボスの仔は、こういう小さい時からしっかりしていてそのまま大きくなるタイプが多く、少し臆病な点がどうかですが、(馬産地では)サクラバクシンオーの後継になると言われています。既にデビューしているグランプリボス産駒を見ていても、性格面がどうかはあるものの、スピードはありそうな気がします」
さらに、こんなお話も。
「ちなみに矢作先生が、仔出しに関してはブリランテよりグランプリボスの方がイイと仰っていまして、当歳馬をたくさん見ている先生に言われたので、これはイケるかもしれないと思って最後につけてみたんです。そうしたらこんなにイイ、しっかりした仔が出てくれたので。。太過ぎず細過ぎず、悪いところが何処にもない。多少臆病な面は、育成場と調教師先生に何とかして頂いて…。本音では、(テスコボーイの入っている牝馬が欲しかったこともあり)最後に女の子が欲しかったのですが、ここに来て急に男、男ですからねぇ(苦笑)」

実は私、もう繁殖を卒業しそうなウェルシュステラに、何でグランプリボスなんだろう?と思っていたんです。
今回はそのあたりのお話も聞けたのですが、それより何より、実際の産駒がすごくよく見えたんです。
ステラリード'18のような人懐こさはないものの、馬体がしっかりしていてシルエットも綺麗、バランスが良くて欠点が感じられない、誰が見てもイイ馬と感じるレベルが高い牡馬だと思いました。
他の当歳たちとは違うパドックで放牧されていましたが、そのあたりは臆病な面を気遣ってかもしれません。
そういう気性面の課題を克服していけば、かなり面白い活躍が期待できるかも。。 これから2歳戦も本格化していきますが、グランプリボス産駒の動向には注目しておこうと思います。


3頭目の紹介はこちら、ハイアーラヴ'18です。


ジャスタウェイの牝馬ですね。


この仔もどちらかというと、人懐こい系ですね。


柵の向こうから、精一杯ポーズを決めてくれました(^^)


木村さんのコメントです。
「ハイアーラヴ'18はジャスタウェイの牝馬ですが、すごく雰囲気があって格好が良いです。生まれは遅いのですが、結構、身体が出来上がっていると言いますか。。ジャスタウェイは、ノーザンの馬が新馬戦ですごい脚を使いましたが、日高産がまだ走っていないので、どちらがホンモノなのか、これからの動向に注目しています。もしかするとパフォーマンスが平均的ではない、一発大物系の種牡馬かもしれず、こういう雰囲気のある産駒がどちらになるか、これからの成長が楽しみです」

18年産を見て改めて思いましたが、ハイアーラヴはイイ馬を出しますねぇ。
確かにジャスタウェイ産駒の評価はこれからですが、身体のラインや醸し出す雰囲気は(タイプは違いますが)クレッシェンドラヴやキングオブハーツより上かもしれず、当歳ながらかなり目を惹く一頭だったと思います。
生まれが遅いとのことですが、あまりそれを感じさせないしっかりした身体つき。
(ウェルシュステラの仔ですが)スパーブアゲインがジャスタウェイの評価をあげるような活躍をしたら、この馬にも出資したい衝動が高まってしまうかもしれません(^^ゞ

という事で、特に気になる当歳馬3頭を紹介しました。
ラズベリータイム'18の記事で書いた、「18年産にはクラブから募集されておかしくない、とても魅力的な馬がいるもので…」とは、今紹介した馬たちのこと。 さすがに全部に出資をすると収拾がつかないですし、どうしようかなぁ…
いや、その前に17年産馬の検討をしなくてはいけません。
このペースでやっているといつ終わるかわかりませんが、とにかく頑張って紹介をしていこうと思います(^_^;

*出資はまだできないので、自己責任もクソもありません(^_-)-☆
*文中の引用コメントは私の記憶に基づいて書いています。誤り、ニュアンスの違いなどは全て私の責任ですm(_ _)m

Comments (4)
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