とりあえず一口馬主の楽しいこと

気合の出資馬応援と飲み食い! たま~に趣味の話題など。。(^^ゞ

パンサラッサ:2023サウジカップ 1000万ドルの逃走劇!!

[木村秀則牧場見学報告]期待の1歳牝馬3頭は一気に!

2018-06-23 06:29:02 | イベント・募集馬検討
1歳牡馬2頭の報告を済ませましたので、残るは3頭の1歳牝馬です。
そして、3頭の牝馬に関しては、思い切って一気に紹介をしてしまうことに決めました。
何故かと言いますと、スイートマカロン'17、ステラリード'17、ハイアーラヴ'17の3頭は同じ放牧地で一緒に見たので、紹介も一緒にやってしまった方が臨場感が伝わるかなと思ったこと。。
それに、もうすぐ出資受付が始まってしまいますので、ダラダラやっているわけにもいきませんから(^^ゞ

という事で、牝馬の放牧地に入ったら、またまた一斉に馬たちが迫ってきました!


その中から、まずはスイートマカロン'17を一頭だけ木村さんが分けてくれました。


白いソックスと大流星が印象的な馬です。


この仔は人懐こい系で、しかも、結構出たがり屋さんでした(^_^;




こちらがハイアーラヴ'17、あのオルフェーヴルの牝馬です。


こうしていると、すごく大人しい馬に見えるんですけどねぇ… (尻尾が特徴的です!)


なぜか(出たがりの)スイートマカロン'17が割り込んできたので、2頭並んだところを撮影しておきました。




そしてステラリード'17、現時点でのバランスの良さは、3頭の中でも目立っていました。


しかしアレですね、お母さんにもお姉さんたちにも似ていない…


どう見ても、ステラリードの顔じゃない気がしますねぇ(^_^;


と思ったら、またもや(出たがりの)スイートマカロン'17が割り込んできたので、記念に撮影しておきました。




牝馬3頭についてはお決まりのポーズ写真がほとんど無いのですが、実は、同じ放牧地にいたベネディーレ'17(父スクリーンヒーロー)たちが大変なヤキモチ焼きで、写真を撮ろうとするとすぐに邪魔をしてきて(^_^;
木村さんは、「一頭ずつ外に出しましょうか?」とか、「(ベネディーレ'17たちを抑えるために)デミアン呼びましょうか?」とか、いろいろ気を遣ってくれましたが、それはさすがに申し訳ないので、「きちんとした写真はクラブのがあるし、こういう方が臨場感があってイイです。このままいきましょう!」との話になったのです。
でも、こうやって放牧地で馬を見るって、本当に予定通りにならなくて楽しいです(^^)

では、まずはスイートマカロン'17から、木村さんのコメントです。
「スイートマカロン'17は本当にしっかりしたバランスの良い仔に出てくれました。トモが大きくて弱いところがありませんし、この仔の出来が良かったので、翌年も続けてスピルバーグをつけています。パワーがあるのでダートかな?とも思いますが、スピルバーグなので(芝でも?)。。性格はとても前向きで物おじしないので、そういう面からも今後の成長が楽しみです」
ハイアーラヴ'17については、
「ハイアーラヴ'17は普段は大人しいですが、何かのはずみにプチッと切れると、もうどこにでも突っ込んでいくんです。そのあたりがオルフェーヴルという事なのでしょうか。。いや、まあ、ハイアーラヴ自身の個性も決して大人しいわけではないですから、パドックでイレ込んでしまうようなところはあるかもしれません。この馬はとてもポテンシャルが高く、ハマった時のスピード感、瞬発力はすごいものがあります。あまり大きく見えないかもしれませんが、馬格は3頭の中では一番で、おそらく400後半での競馬になると思います」
そして、ステラリード'17についてはこう仰っていました。
「ステラリード'17は(母の産駒としては)大きめサイズですが、とてもバランスが良いので、(これ以上はあまり大きくならずに)このままの姿形で成長して欲しいです。ルーラーの産駒はあまり大きくなり過ぎるとアレなので…。気性はステラの仔ですから非常に勝ち気、この馬がボス的存在で、いつも他の馬を追い回しています。ハイアーラヴ'17もスイートマカロン'17もそうなのですが、厩舎に入ったら“煩い馬だ”と言われそう。。見た目に関しては、良くも悪くもステラリードらしさが無く、言われなければステラの仔だと思われないかもしれません。頭も高くなく、動きがゆったりしているのに重さがないのはイイですね」

3頭へのコメントを簡単にまとめてみましたが、要するに、どの馬にもかなり期待をしておられるのがよく分かりました。実際に、「今年の牝馬たちは、個性はそれぞれ違うものの、性格が前向きで弱いところ(欠点)がないのは共通点。まだ6月なので、これから秋に向けて変わっていくと思いますが、今年はどの馬にも期待が出来ると思います」との言葉もありました。
人懐こくて出たがり屋のスイートマカロン'17、ボス的存在で他馬を威圧するステラリード'17、そして、普段は大人しいのにキレると何をするかわからないハイアーラヴ'17。 本当に個性的な馬たちで、見ていて全然飽きませんでした。
この3頭が秋にどう変わっているのか、木村さんならずとも、とても楽しみだと思います(^^)

さて、私はこの3頭の中でどれが好きかと言いますと…
正直、今の段階では甲乙つけがたいものの、馬体の印象、雰囲気はハイアーラヴ'17でしょうか。 木村さんも仰っていましたが、一発の魅力、ハマった時のポテンシャルは一番な気がします。
ステラリード'17もとても良かったですが、ステラっぽさがない分、何となくつかみどころがない気もしました。 秋口になるともう少し見えてくるものがあると思いますが、現時点では何とも言えないですかね。
その意味で、一番ブレが少ないのはスイートマカロン'17かもしれませんが、まあ、ハイアーラヴ'17、ステラリード'17も含めて、これから先は、やってみないと分からないことばかりですから(^_^;)

という事で、出資検討の時間的余裕があるとすれば、この3頭については、今回見学させて頂いたイメージを頭に入れつつ、秋になったらもう一度見たい、その上でどの馬を第一候補にするか決める作戦にしたいです。
逆に言えば、そのぐらいどの馬も前向きな可能性を感じさせるデキ、とてもイイ馬だったと思います!



■スイートマカロン'17
牝1歳 鹿毛 2017.03.20生 新ひだか産
父:スピルバーグ 母:スイートマカロン (母の父:Tale of the Cat)
栗東・小崎憲厩舎(予定)
販売総額 1,960万円 / 総口数 2000口
■POINT!:
母の産駒は三者三様と多岐にわたる可能性を秘めており、父に新種牡馬を迎えてディープインパクト×ストームキャットのニックスを有する今回の5番仔は、トモの肉づきが取り分け目立っている。どちらかと言えば、兄デストリーライズに近いタイプか。立ち姿勢が鮮やかに映えるのは、全身のバランスが整っているからにほかならない。
■最新近況:
北海道・新ひだか町の木村秀則牧場在厩。悪天候時以外は、終日、昼夜放牧により管理されています。体高156cm、胸囲166cm、管囲19.5cm(6/15測定)
◇木村さんのコメント
「トモが立派で大きくグッドルッキング。ここまでは好バランスを保ったまま成長が進んでいる状況です。筋肉や捌きの感じなどからダート向きにも思えますが、上のゼロカラノキセキやグランソヴァ―ルは乗り進めていく中で印象が変わっていくようなところがありましたからね。父がスピルバーグでもありますし、芝でもやれるかもしれません。いったん前後駆のバランスが崩れて、また整ってくる。そんな成長過程があっても面白いのではないでしょうか」
■募集時写真:



■ハイアーラヴ'17
牝1歳 鹿毛 2017.02.21生 新ひだか産
父:オルフェーヴル 母:ハイアーラヴ (母の父:Sadler's Wells)
栗東・高柳大輔厩舎(予定)
販売総額 2,800万円 / 総口数 2000口
■POINT!:
兄クレッシェンドラヴの出来の良さから、父にステイの最有力後継者を抜擢。牝馬の分、現時点では少々シャープな体つきだが、他馬を一瞬で置き去りにする鋭敏な走りや可動域の大きなフットワークは明らかに上級馬のそれ。スパッと切れる抜群の瞬発力をレースで上手く活かせれば、大舞台を賑わす存在となっても何らおかしくはない。
■最新近況:
北海道・新ひだか町の木村秀則牧場在厩。悪天候時以外は、終日、昼夜放牧により管理されています。体高154cm、胸囲175cm、管囲19cm(6/15測定)
◇木村さんのコメント
「スラッと脚が長く、当初はシャープな印象でしたが、ここ最近は腹袋が出てきたり、首さしのボリュームが増したりと縦にも体が出来つつあるようですね。スイッチが入った時の瞬発力には凄みがあり、あっという間に他馬との距離を広げてしまうほど。フットワークが大きく、自身の後肢が当たるぐらいの可動域の広さを誇ります。父の特徴をしっかりと受け継いでいるようなタイプで、大駆けのポテンシャルを秘めた期待馬の一頭です」
■募集時写真:



■ステラリード'17
牝1歳 鹿毛 2017.01.18生 新ひだか産
父:ルーラーシップ 母:ステラリード (母の父:スペシャルウィーク)
美浦・高柳瑞樹厩舎(予定)
販売総額 1,680万円 / 総口数 2000口
■POINT!:
2歳重賞を制した母の能力を父ルーラーがうまく引き出してくれた形。きょうだいの中で最も大きなサイズと身幅を誇る一方で、身のこなしに重たさはなく、放牧地では首を下げ、ゆったりと全身を使った走りができている。気性的にもセーブが利きそうな賢さがあるため、母の新たな一面、芝の中長距離戦において成果を挙げてくれそうだ。
■最新近況:
北海道・新ひだか町の木村秀則牧場在厩。悪天候時以外は、終日、昼夜放牧により管理されています。体高152cm、胸囲175cm、管囲19cm(6/15測定)
◇木村さんのコメント
「父にルーラーシップを迎え、母の産駒の中では最も身幅があり、サイズも大きめ。放牧地では首が高くなるようなこともなく、全身を使ってゆったりと駆けてくれますし、それでいてモッサリした重苦しさはないですからね。イメージは芝の中長距離。父の成功例に当て嵌まっているような印象を受けています。ハミつけなどの新たな物事にも適応が早かったところをみますと、精神的にも着実に成長が進んでいるものと思われます」
■募集時写真:


*出資はあくまでも自己責任でお願い致します(^_-)-☆
*文中の引用コメントは私の記憶に基づいて書いています。誤り、ニュアンスの違いなどは全て私の責任ですm(_ _)m

*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/


*広尾TCのご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。
Comments (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする