パンサラッサが師走ステークスに登録されました。
登録馬18頭の中で、パンサラッサは単純収得賞金順では最下位ですが、直近1年の収得賞金2倍の計算で救われる可能性がありそうです。(ちゃんと計算してないですけど(^^;))
いや、細かいことはさて置いて、今回はダートを試す意味でも是非とも出たいレースですし、回避馬が出ることも含めて必ず出られると信じておこうと思います!
ちなみに、両睨みだった中日新聞杯には登録馬多数で出走可能性がない故か、もう登録もされませんでした…。これで師走S一本勝負がハッキリしましたから、必ず勝つ気で挑戦したいと思います( ・`ー・')キリッ
**2020/12/12中山11R 師走ステークス(L/ダ1800m)登録馬**
ZBAT!競馬 『【チャンピオンズC】チュウワウィザードが秋のダート王決定戦制しG1・3勝目!』
第21回チャンピオンズカップ(3歳以上、G1、ダ1800m)は、戸崎圭太騎手騎乗の4番人気チュウワウィザード(牡5歳、栗東・大久保龍志厩舎)が直線力強く抜け出し勝利。G1馬8頭を含む好メンバーがそろった秋のダート王決定戦を制し、G1・3勝目を挙げた。タイムは1分49秒3(良)。2馬身半差の2着にはゴールドドリーム(3番人気)、さらにクビ差遅れた3着にインティ(10番人気)が入った。なお、連覇を狙ったクリソベリルは4着で国内初黒星を喫した。
チャンピオンズCを勝ったチュウワウィザードは、父キングカメハメハ、母チュウワブロッサム、母の父デュランダルという血統。通算成績は18戦10勝(うち地方7戦4勝)。重賞は18年名古屋GP、19年ダイオライト記念、平安S、JBCクラシック、川崎記念に次いで6勝目。チャンピオンズCは管理する大久保龍志調教師、騎乗した戸崎圭太騎手ともに初勝利(2013年まではジャパンカップダートの名称)。
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4角手前でチュウワウィザード戸崎騎手の手が激しく動くそのすぐ前で、クリソベリル川田騎手は持ったままの手応え。。今回も中央G1には届かないのかと思いきや、直線に入ると早々にクリソベリルを置き去りにして最後は2馬身半差の完勝劇。良い脚を長く使ったチュウワウィザード会心の勝利となりました。
直線伸びずに4着に敗れた王者クリソベリルのパフォーマンスは案外でしたが、今日は勝ったチュウワウィザードが強かったですね。2着のゴールドドリームもさすがの末脚を見せましたし、10番人気ながら3着に粘ったインティも持ち味を発揮、全体的にはなかなか見応えのあるレースになったと思います。
こういうレースを見ると、ダート路線もトップに行くのは大変ですねぇ…。パンサラッサもどうせダートに挑戦するならチャンピオンズCには出てみたいですが、そのためにはかなり頑張らないとイケマセンね。いや、もちろんその前に師走Sを勝たないと話になりませんけれど…。ホントに大丈夫かなぁ…。あ、矢作先生は、今日が引退レースだったモズアスコットの後釜にと考えているのかな?(^^;)
**2020/12/6中京11R チャンピオンズカップ(G1/ダ1800m)・良**
【三嶋牧場・西舎共同育成場在厩のサティアナ'19:公式HP(2020/12/4更新分)より】
11月中旬で444kgとのことでしたから、今のこの姿で大体450kgくらいなのでしょう。サイズは中型で全く問題ないですし、少しずつ大人になる中で、バランスが良く欠点のない馬体が益々洗練されてきたようにも感じます。まだ軽めのキャンター中心のトレーニングメニューですが、継続的に身体を動かすことが馬体に好影響を与えているような気がします。
キャンターの動画では、とても真面目に整然と調教に取り組む姿が確認できます。落ち着いた走りには安心感がありますし、頭の位置や脚捌きなどにも問題、課題はなさそうです。
これだけ筋の通った血統馬ですから、こういう順調な成長ぶりを確認すると、ついつい勝手にハードルを上げたくなってしまいます。ただし、藤原英厩舎の場合はそういう馬がゴロゴロしている環境なので、『少し良い馬』ぐらいでは目立つ存在にはなれません。
まあ、どうしても早い時期から目立つ必要はないのですが、大きな期待をしているのも確かなので…。とにかく今は基礎トレーニングをしっかりこなし、2歳の夏頃から段々と存在感を増していく感じが良いかもしれません。藤原先生が「じっくり育てる」方針ということは、早期デビューをめざしても良いことはなさそうですしね(^^)
【シュウジデイファーム在厩のステラリード'19:公式HP(2020/12/1更新分)より】
本馬は10月下旬で491kgでしたから、もうすでに500kgを超えている可能性が高そうです。全体のサイズが他馬よりひと回り大きいのでそれほど太くは感じませんが、『体重があるのに太く見えないのは良く走る馬の典型』とも言われますし、悪くない傾向と考えておきます。
ちなみに歩き姿を見ていると、前回近況での「テンションは高めでも半兄カイザーノヴァに比べると我慢できている方」との石川代表のコメントが良く理解できます。ミスペンバリー'19が元気なさげに見えるほど落ち着いているのに比べ、本馬は抑えがきいていながらも、油断すると何処かにすっ飛んでいきそうな危うさも併せ持っている気がします。(ステラの仔なら当然か(^^;))
また、調教動画では途中で怪しい仕草も見せますが、まだ経験が浅い中では充分に許容範囲内。多少の荒々しさを持ちつつも、トレーニングに支障が出るほどではないでしょう。
しかしアレですよね、ステラリードからこんなに大きな馬が生まれるとは、それだけでも不思議な気がしてしまいます。そうですねぇ、気性面は母から受け継いだ部分が大きいようですが、頑丈そうな馬体は500kg前後で競馬をしていたロードカナロアの影響を受けたのかも…。木村さんは常々「ステラリードは種馬によって全然違う仔を出す」と仰っていましたし、本馬がこれからどう成長していくのかを楽しみたいと思います(^^)
【シュウジデイファーム在厩のミスペンバリー'19:公式HP(2020/12/1更新分)より】
11/13の近況で10月下旬の馬体重が478kgと報告がありました。今回の動画、写真は11月末撮影のようなので、もう480kgは超えている感じですかね。あまり急激に増えるのもアレですが、ひょっとすると、今はもう500kg近くになっているかもしれません。
少し冬毛が伸びて見栄えが今ひとつなのは仕方がないとして、相変わらずスケールの大きさを感じさせますし、これから鍛えられて筋肉にメリハリがついてくるのが楽しみです。
また、「性格の良い馬で無駄な動きが少ない、集団調教でも隊列を乱さず淡々と落ち着いて走ってくれる」との報告も、調教動画を見ると実感として伝わってきます。歩きの動画などは、落ち着き過ぎていて元気がない(歩くのが面倒くさい?それとも眠かった?)ようにも見えますが、まだトレーニングも始まったばかりですし、闘争心を前面に出すのはもう少し先で良いでしょう。
いずれにしても、全体的に不安を感じさせない優等生タイプなのが、動画や写真から確認できて良かったです。オープン馬である半兄パンサラッサとは少しタイプが違うようなので、2歳戦からバンバン走る必要はないですが、3歳になってからの成績では負けないように頑張って欲しいと思います(^^)