【吉澤ステーブル在厩時のヴジャーヤ:公式HP(2020/10/23更新分)より】
栗東トレセン在厩のヴィジャーヤは、すでにゲート練習を開始しています。
◇池江調教師のコメント 「坂路をハロン16秒前後で1本乗り、その後にゲート練習を消化。環境の変化にも慣れ、飼葉喰いが落ちることもありません。ゲートは入り・駐立・発進いずれも問題なさそうですので、早ければ来週にもゲート試験を受けられるのではないでしょうか。幾らか繊細なところがありそうですからメンコをつける方向で。まだ口向きに課題を残すものの、牧場時よりは良くなりつつあります」
-----
吉澤ステーブル在厩時は毎週金曜に状態をチェック、トレセン入厩後も丁寧にゲート試験の準備を進めるなど、池江先生は自ら細かく確認しつつ進めていくタイプのようですね。(私の場合、池江厩舎はこの馬で初めてお世話になるので何事も新鮮で楽しいです(^^))
走りについての評価はゲート合格後、追い切りが始まってからになりますが、池江先生は全てをクールにスマートに、あまり気持ちを表に出さずに進めていかれるような気がします。そのあたり、比較的オープンに考えを表明される矢作先生とは対照的かもしれませんが、本当のところ、心の中はどうなんでしょうねぇ(^^ゞ
そんな想像話はさて置きまして、とにかくヴィジャーヤもゲート受験を目前にするところまでたどり着きました。まだ口向きに課題が残っているものの、この世代はゴッドシエル、マーテル、ラヴマイウェイなど気性やら口向きやらに課題を持った馬がたくさんいますからね。そういう馬たちに比べればヴィジャーヤはかなりマシな方ですし、あまり気にせず応援したいと思います。(アレ?そういう話でイイのかな(^^;))
いずれにしても、まずはゲート試験一発合格を。。吉澤ステーブルでもトレセンでも練習は難なくこなしているようなので、多分大丈夫だと思いますが、本番で変な失敗をしないよう頑張って欲しいと思います!
【吉澤ステーブル在厩時のヴジャーヤ:公式HP(2020/10/23更新分)より】
20.12.03 助 手 栗東坂良 1回 55.0-40.5-26.7-13.6 馬ナリ余力
【イクタトレーニングファーム在厩時のマーテル:公式HP(202011/20更新分)より】
栗東トレセン在厩のカイザーノヴァは、3日朝から調教を開始しています。
◇矢作調教師のコメント 「元来の性格、また帰厩初日ということもあって少々テンションが高めではありますが、馬体等にまったく問題はありませんので、4日か週末に速いところを乗り、一週前追い切りへとつなげて仕上げていく予定です。レースは12月20日阪神11R 朝日杯フューチュリティS(G1・芝1600m)、鞍上は坂井瑠星騎手を予定しています」
-----
バスラットレオンと違い、カイザーノヴァは路線に迷いがなくてイイですね。
先々は適性やら何やらで考えるべき要素も出てくるのでしょうが、今のところは『マイル路線でやれるだけやってみる』以外の話はありません。いや、そもそも『多少の負けは想定内』と言って良いほど馬が子どもなので、難しいことをやらせる気にならないのかもしれませんが(^^;)
とにかくですね、馬が子どもで主戦ジョッキーも若いのですから、あれこれ悩む必要もないですし、ダメもとで良いので開き直って一発長打を狙っていって欲しいです。
これまた私の印象だけですが、カイザーノヴァは『器用に立ち回ってソツなく勝つ』みたいなタイプではないですし、本気で走った時には何かが起こるかも… と思わせるムードが魅力なので、無難にまとまった作戦はあまり向いていないような気がします(^^ゞ
【2020/11/14阪神11R デイリー杯2歳ステークスでのカイザーノヴァ:公式HPより】
栗東トレセン在厩のバスラットレオンは、まずはレース後の様子見が行われています。
◇矢作先生のコメント 「レース後も特に目立った疲れや反動はなさそうですので、3日朝から角馬場で軽く騎乗を再開しました。今のところ脚元も問題なさそうです。今後の歩むべき路線については、もう少し検討を重ねていくなかで目標レースを定めていければと思います」
-----
普段であれば、レース直後から次走目標を明らかにする矢作先生ですが、「今後の歩むべき路線については検討を重ねていくなかで…」と、まだ決めかねている旨のコメントになっています。
ここから先は想像でしかないですが、おそらく前走の6着は矢作先生にとってもショックな内容で、あそこまで負けるとは思っていなかったのだと思います。そして、敗因の一つに『距離適性』という要因があり、距離を短縮すれば必ずプラスになると考えられる反面、この馬でクラシックを狙いたい思いも捨てきれずという…。
全てはバスラットレオンを高く評価しているが故の悩みだとすれば、それもまた非常にありがたい話です。次のレースがどこになるのか、そのあとどのような路線を狙っていくのか…。これが絶対に正解とかはないと思いますので、時間をかけてじっくり考え、総合的に判断をして頂ければと思いますm(_ _)m
当然ながら出た結論についてアレコレ言う気はないですが、なんとなく、『距離を短縮するなら朝日杯FSに行きたい…』という思惑が見え隠れしているような。。はい、結論が出た暁には(直接は何の役にも立ちませんが)応援だけはしっかりやりたいと思います(^^ゞ
【2020/11/28阪神11R 京都2歳ステークス(G3)でのバスラットレオン:公式HPより】
栗東トレセン在厩のパンサラッサは、この中間も順調に調整されています。
-調教時計-
20.11.29 助 手 栗東坂良 1回 58.4-42.9-28.2-14.1 馬ナリ余力
◇矢作調教師のコメント 「来週の出走を視野に入れ、4日に追い切りを行う予定。中日新聞杯もありますが、今のところは12月12日中山11R 師走ステークス(L・ダ1800m)に向かいたいと思っています。ダートについては以前から構想にあったほど。ここも楽しみな一戦となりそうです」
-----
中日新聞杯は除外の可能性が高いこともありますが、矢作先生のコメントを見る限りでは、今回は師走Sを本線に考えたい、ここでダートを試してみたいという気持ちが強く伝わってきます。先週、ハナズレジェンドがカノープスSを勝ったことも後押しになっているかもしれませんが、確かにダートを試すなら次走は良いタイミングなのかも…。芝で好走したあとだと、何となくダートを試し難くいところがありますからね。
それに、先行力があるパンサラッサのようなタイプは、ダート戦でムチャクチャ強い可能性もあるワケで…。師走Sの結果、内容次第ではダート重賞路線への殴り込み、そして、デビュー戦以来久々のマイル戦がフェブラリーSだった… なんてことだってあり得ない話ではありません。
まあ、やる前にあまりハードルを上げてはいけませんが、矢作先生が「ここも楽しみな一戦」と仰っていますので、こちらも楽しみつつ応援したいと思います(^^)
【2020/11/21阪神11R アンドロメダS(L/芝2000m)でのパンサラッサ:公式HPより】